「雛の節句」になぜ貝を食べるの?
「雛の節句」(雛祭り)になぜ貝がそなえられるのか、 関西の篠山地方にはこんな伝説が残っているといいます。
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本来「雛祭り」は、旧暦の3月3日です。 3月はじめの「巳の日」に行われたので、「上巳の節句」とも呼ばれたようです。 土御門天皇の頃から、3月3日の「雛祭り」が行われているようです。 桃の花が咲く頃に行われるので、後の世の人が「桃の節句」と名付けたようですね。 旧暦の3月2日は大潮で、正午には海の底まで干上がってしまいます。 この日に、潮干狩りをして、翌日、取った貝類をお供えしたようです。 |
ハマグリのお吸い物は、水から煮るようにしましょう。
ダシ汁で煮ますと、ハマグリの風味が損なわれてしまいます。 ハマグリを、塩水でよく洗い、煮立ったらアクをのぞいて、火を止める寸前に、塩か薄口醤油で味をつけます。 ハマグリ自身、塩味がありますので、塩や醤油は控えめにし、味見しながら、必要なら量を増やしてください。 また、汁の色は、できるだけ透明なほうが良いのです。それが、京料理の特徴のひとつと考えてください。 |
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