尾道の二階井戸  尾道はもめんの手ざわり、坂のまち


二階井戸が見たくて、広島県の尾道を訪ねました。

写真も撮ってきましたが、分かり易いように図を描きました。

1997/12/6  

二階井戸の説明図


二階井戸の二階部分(つるべで、汲み上げます)
二階井戸の二階部分

               二階井戸の一階部分
二階井戸の一階部分(水色は今の電動ポンプ)



江戸時代の終わり頃、みなと尾道の発展によって住宅地は広がってきましたが、坂のある暮らしには様々な困難がともないます。

生活用水の確保もそのひとつで、井戸は地域の財産として多くの人が利用出来るように、「二階井戸」として工夫されたいせつに守られてきました。

上水道が発達した現在では、ほとんど使われなくなりましたが、当時の暮らしを知る貴重な文化遺産です。

(以上、二階井戸案内文のとおり)


尾道の坂の写真 1997/12/6 撮影

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