Windows トラブル対策 (1)
クラッシュとハングアップ
October 2001


(2) 文字化け対策 へ



Windows 95,98 では、パソコンが突然動かなくなるというトラブルがよく起きます。
11月に発売される Windows XP はこれらが大幅に改善される予定ですが、XP自体
が安定するまで時間がかかるでしょうし、当分は98がメインで使われると思われます。
Windows トラブルの予防と、トラぶったときの対処法についてまとめてみました。



主なトラブルの種類

クラッシュ
 プログラムの実行が不可能になること。
 ・「一般保護違反」のダイアログ・ボックスが表示され、アプリケーションが強制終了させら
  れる。
 ・「システムがビジーです」という青い画面が表示され、Windowsの画面に戻らない。
 ・アプリケーション起動直後に「メモリ不足のためアプリケーションが実行できません」という
  ダイアログ・ボックスを表示する。
 など。
ハングアップ
 キーボード入力などの外部からのイベントに答えられない状況に陥ること。
 ・マウスやキーボードを操作しても、カーソルがまったく反応しなくなる。




対処方法

その1
 システムリソース(Windows が動くために必要なメモリー領域)を確保して、パソコンを安定 させトラブルを起こり難くさせる。
その2
 ハングアップした時は、「Ctrl」+「Alt」+「Del」のキー3つを同時に押してプログラムを終了する。
 クラッシュしたときも、「Ctrl」+「Alt」+「Del」のキー3つを同時に押してプログラムを終了することができることもある。
その3
 「Ctrl」+「Alt」+「Del」でプログラムが終了できない場合は、電源スイッチを押しつづけて(5秒程度)電源を切り、再起動する。
 それでも電源が切れない場合は、電気のコンセントを抜く。
その4
 再起動できれば普通はWindows自体が自己修復して元の状態に戻してくれる。
 Windowsが立ち上がらない場合は、MS−DOSモードで立ち上げる。




その1
その
1
システムリソース(Windows が動くために必要なメモリー領域)を確保して、
パソコンを安定 させトラブルを起こり難くさせる。


 起動に3分以上かかるようなパソコンは、不安定でクラッシュを起こしやすくなります。
 これはパソコンが起動時に、不必要なソフトが自動起動していることが多いようです。

 まず自分のパソコンのシステムリソース(Windows が動くために必要なメモリー領域)を調べてみましょう。
 パソコンを起動した直後に、「マイコンピュータ」のアイコンを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
 「パフォーマンス」タブの中程にある「システムリソース」項目が60%以上でないとパソコンは不安定になります。
 このシステムリソースはメモリーの搭載量にかかわらず一定で、ソフトが多く起動するほど少なくなります。

 システムリソースが60%以下の場合は、次の方法で起動時に自動起動するソフトを減らしましょう。
 スタートメニューから、「プログラム」→「アクセサリー」→「システムツール」→「システム情報」と選び、起動した画面の「ツール」メニューから「システム設定ユーティリティ」を選び「スタートアップ」で不必要なソフトをオフにします。

 但し下記のソフトと自分では判断できないソフトは触らないようにして下さい。
  intemat.exe, SystemTray, ScanRegistry, TaskMonitor, LoadPowerProfile

 はずしても問題ないものは次のようなソフトです。
  使用しないフリーウエア・シェアウエアの名前が付いたもの、
  マイクロソフト・オフィス関係、ジャストシステム関係


 これでパソコンを再起動して、システムリソースを再確認して下さい。
 数字が上がり起動時間が短くなるはずです。

 起動後も Windows98 では同時に沢山のソフトを起動すると、システムリソースが不足し不安定になりますので、なるべく必要最小限にしましょう。

 以上は「ASAhiパソコン」2001・6・1号「万年中級者のための大技・小技・便利ワザ修得辞典」より引用しました。


その2

ハングアップした時は、「Ctrl」+「Alt」+「Del」のキー3つを同時に押してプログラムを終了する。

 マウスやキーボードを操作しても、カーソルがまったく反応しなくなる ことはよくあります。
 これは主にプログラムが無限ループに入っているためで、カーソルが砂時計のままだったりします。

 この場合は「Ctrl」+「Alt」+「Del」のキー3つを同時に押してプログラムを強制終了させましょう。
 「プログラムの強制終了」のダイアログが表示されますので、「終了」を左クリックします。
 当然作業中のファイルは消えてしまいますが、やむをえないでしょう。
 クラッシュしたときも、「Ctrl」+「Alt」+「Del」のキー3つを同時に押してプログラムを終了することができることもあります。


その3

「Ctrl」+「Alt」+「Del」でプログラムが終了できない場合は、電源を切る。

   クラッシュしたときなど、「Ctrl」+「Alt」+「Del」でプログラムが終了できない場合は、電源スイッチを押しつづけて(5秒程度)電源を切り、再起動しましょう。
 それでも電源が切れない場合は、電気のコンセントを抜きます。

 Windows95 以前では、電源を切ると再起動できず、Windows の再インストールという大変なことになりましたが、Windows98 以降は自己修復機能がありほとんどの場合元に戻ります。

 システムリソースがなくなってクラッシュした場合などは、パソコンを再起動することによりシステムリソースが元に戻り正常になります。


その4

Windowsが立ち上がらない場合は、MS−DOSモードで立ち上げる。

 再起動してもパソコンが立ち上がらない最悪の場合は、Windows 自体が壊れているわけですから、フロッピーディスクか CD-ROM の「起動ディスク」を使って、 MS-DOS モードでパソコンを立ち上げ、Windows の設定を元に戻すことになります。
 (Windows Me には「システムの復元」機能があり、自分で正常に起動したときの状態に戻せます。 従ってここではWindows98 と Windows 98SE を対象とします。)

 「起動ディスク」がない場合は、起動時に「Ctrl」キーを押しっぱなしにするとメニューが現れるので、ここから「MS-DOSモードで起動(Command prompt only) 」を選ぶこともできます。
 (Windows Me にはこの機能はありません。)

 MS-DOS モードで起動したら、次のように入力しリターンキーを押します。
  scanreg /restore

 すると、正常に起動した日付と時間が表示されるので、カーソルキーで選び、「エンター」キーを押して決定する。その後パソコンを再起動すると OK です。

 ついでにもう一つ。MS-DOS モードで scanreg /optimaize とタイプすると、システム設定の中から不要なもの、重複しているものを削除し、設定ファイルを小さくするそうです。これによりほんの少し、多少起動時間が速くなるそうです。

 以上は「ASAhiパソコン」2001・6・1号「万年中級者のための大技・小技・便利ワザ修得辞典」より引用しました。