季節のご挨拶
本年2月に義母が90歳で逝去しましたため、季節のご挨拶と致します
フラダンスなど元気でありましたが、2018年のコロナ禍によりフレイルと会合の減少による愉しみが減りました。そのためこの数年、健康や活動維持に荊妻が桂まで出かけ、病院などの対応をしておりました。
本年は義母を偲び、春と秋の絵を描きました、供養になればと思い奉げます
桂離宮の桂垣と愛宕山を描く:義母の供養として
37年前、義母から「桂離宮には桂垣が有名」と教えてもらった。その後、百回以上拝観した。
この2月に義母が90歳の天寿をまっとうした。この近くの実家の方向から雲がなびくさまを描いた。愛宕山を奥に入れた。
この道路は、通行量が多い割に狭い。道路際にて描いたが、車の通行にひやひやした。また、雨上がりの新緑がきれいだったが、気温が上がらず、ケヤキの大木の影に入り、桂川を通る風も寒かった。
桂垣は、1908年に開花した淡竹が2020年に開花し、枯死してしまった。予定された桂垣改修にあたり淡竹の育成が遅れ、今は一部下地の建仁寺垣となっている。百年に一度の風景と思うと趣もある。( https://www.kunaicho.go.jp/event/kyotogosho/pdf/29oniwa.pdf )
朝8時から、4時間程で完成、寒い。そのあと、花屋町の大盛チャーシュー麺で温まった。
桂の西羽束師川の柿:亡義母の生家の近くを描く
この2月に逝去した義母の生家の近傍には大堰の桂川用水( https://agua.jpn.org/yodo/katura/kcanal.html )を源流とする西羽束師川(ニシハズカシガワ https://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/page/0000070771.html https://geoshape.ex.nii.ac.jp/river/resource/860604/8606040180/ ) が流れる。
川を北に見ると柿の木と、手前に蜜柑の木、そして川の上を渡した床の上に作った庭園がある。なお、似たものは浦安境川の風景(https://www.eonet.ne.jp/~n7ohshima/urayasunosuimenn_1.jpg )にもあった。
右の水路は分水だが水が先にある可動堰で止められ、上に鉄板が敷かれている。川自体、今は農業用の利水ではなく、豪雨時の治水管理が目的となっているようだ。
風の強い日だが暖かい秋の陽射しの中7:30から描きはじめ、10時に下書きとインキングが完成、11:30に水彩色鉛筆と透明水彩で仕上げる。風で水入れが倒れたのは始めて。
家族を奥にある家屋のヴェランダに描いたのは、亡義母の実家を眺める方向を見ている様子とした。
週2回のテニスと都市計画学会などの活動を続けております。
孫も近くに引越してきました。3歳半になり自転車にも乗り始めました。荊妻は来年から大学で教えます。
ご上洛の折はご連絡下さい。
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