March,2009
ブダペスト
ブダペスト国会議事堂見学ツアー
10時の英語の見学ツアーに参加しようと思い、予約をするため、国会議事堂に向いました。
1時間ほど前に到着すると、正面向かって右側に、すでに列が出来ていました。
ブダペストの国会議事堂の前の駐車場らしき広いスペースは柵で囲まれていて、中に入ることはできず、柵に沿って並ぶようになっていました。
チケット売り場は建物の正面中央より右側すぐのところですが、入れるのはひと組だけで、他の人は柵の外で待たないといけない状態でした。
グループの人数に制限はありませんでしたが、だいたい2~4人くらいが多かったでしょうか。
ひと組が建物にある売り場まで、チケット購入しに行き、長い距離を柵まで戻ってきたら、警備員が柵を開けてくれ、次のひと組が中に入るというシステムでした。
当然ですが、並んでいる人数の割に時間がかかります。
やっと私たちの順番が来たときには、ちょうど10時を少し過ぎたくらいだったので、2時間後の12時のツアーをすすめられました。
しかし2時間も待てないと思い、11時のドイツ語のツアーに参加することにしました。
購入時にパスポートの提示を求められます。
見学ツアーは『ブダペストカード』の割引の対象になります。
1時間だと、国会議事堂からあまり行けるところもなく、議事堂前にある民族博物館か、興味があれば、その博物館北側からドナウ川と平行に続くファルク・ミクシャ通り(Falk Miksa utca)が骨董通りと言われ、一角に骨董店が並んでいるそうです。
私たちは、ドナウ川のほうに歩いていき、対岸の王宮や漁夫の砦などの写真を撮影するなどして時間をつぶしました。
決められた時間に戻り、柵に近づくと、予約した場所とは少し右側にずれたところに、見学ツアーのために係員が立っていて、
購入したチケットを見せるとすぐに柵の中に入れてくれ、建物の右側を指さされました。
指された場所に行ってみると、もう人が集まっていました。
人数制限が何人なのかはわかりませんが、私たちが参加した11時のドイツ語の見学ツアーは12~13人くらいでした。
ドイツ語などまったくわからない私たちは、写真を撮ることに専念しました。
私たちの他にも話を聞くより、写真を撮ってまわってる人もいましたが。
部屋の中を歩きまわるくらいなら、それほど厳しくない様子でした。
国会議事堂の内部見学は、時間に余裕がないと参加することは難しいですが、英語のツアーにこだわらないのであれば、ガイドブックに載っていない他言語の見学ツアーもあることがありますので、少し時間の節約になると思います。
2種類あるフォアグラ
中央市場でフォアグラの缶詰を買おうと見てみると、思っていた以上に種類が豊富で、ずらっと並んでいるんです。
店員さんにどちらにするのか聞かれて初めて、フォアグラには、ガチョウ(goose)とカモ(duck)の2種類あるということを知りました。
味の違いもよくわからないので、どちらがポピュラーなのか反対に聞き返してみると、「goose」との答えでした。
ガチョウのほうが高いなと思いましたが、確かに
缶詰の種類も多く、数もたくさん並べてあったので、そちらを購入することにしました。
過去にもらったフランス産のフォアグラのパテが口に合わなくて、あまりおいしいイメージがなかったのですが、せっかくのハンガリーの特産品ということなので、一番小さいガチョウの缶詰を2つだけ買うことにしました。
帰国して、1つを知り合いに、1つを家族でソテーして食べることに。
すると、これがおいしいかったんですよね。
こんなにおいしく食べれるなら、もう少し大きな缶詰にしたらよかったです。
ブダペスト地下鉄
ブダペスト地下鉄で英語表記を見ることはなかったのですが、乗り降りするのに迷うこともなく、とても利用しやすい地下鉄でした。
ブダペスト地下鉄2号線の駅バッチャーニ・テール(Batthyany tel)のホームで撮ったサインには、終点の駅ウルシュ・ヴェゼール・テレ(Ors Vezer tere)まで番号が振られていました。
現在開通しているのは3路線で、地下鉄4号線は2014年に完成予定だそうです。
ペスト側はうまく地下鉄を利用して、観光できると思いますが、ブダ側には2号線しか通ってなく、残念ながら、王宮までは、どの駅からも少し距離があります。
地下鉄1号線<M1> | 北の終点 | メキシコ通駅(Mexikoi ut) |
南の終点 | ヴェレシュマルティ広場駅(Vorosmarty tel) | |
地下鉄2号線<M2> | 東の終点 | ウルシュ・ヴェゼール広場(Ors Vezer tere) |
西の終点 | ブダペスト南駅(Deli pu.) | |
地下鉄3号線<M3> | 北の終点 | ウーイペシュト・クズポント駅(Ujpest-Kozpont) |
南の終点 | ケーバーニャ・キシュペシュト駅(Kobanya-Kispest) | |
3路線乗り換え駅:デアーク・フェレンツ・テール(Deak Ferenc ter) |
私たちは「ブダペストカード」を利用したため、乗車券を購入することはなかったのですが、乗車券には改札機で必ず刻印を入れなければならないとのこと。
私たちが観光している間、距離が短いこともあり、車内に検札が来たことはなかったですが、どの駅でも必ず改札に3~4人の職員がいて、乗車券(私たちの場合は「ブダペストカード」裏面の日時)をチェックしていました。