本願寺の第八代蓮如上人は、ウグイスの鳴き声を「法を聞けよ」と心で聞かれたことは、有名なエピソードです。
上人はこれから何をして生きていけばよいのか迷い、不安な生活を送る私に、“必ず救う”と喚(よ)びかけて下さる阿弥陀如来様の願いを聞くことが大切、といわれています。
また、「きく」ということについて、お手紙に、仏様の願いを聞くことは南無阿弥陀仏の六字のおいわれをよくききひらくことであると示されています。
「南無阿弥陀仏」は私を救う願いのもとに出来上がって下さったのです。
南無阿弥陀仏、なんまんだぶつ・・・・―住職より―
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