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プロジェクトX挑戦者たちの書評 |
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NHKプロジェクトX制作班 編 |
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(1)執念の逆転劇 (2)復活への舞台裏 (3)翼よ、よみがえれ (4)男たちの飽くなき闘い (5)そして、風が吹いた | ||
(6)ジャパンパワー、飛翔 (7)未来への総力戦 (8)思いは国境を越えた (9)熱き心、炎のごとく (10)夢遥か、決戦への秘策 | ||
(11)新たなる伝説、世界へ (12)起死回生の突破口 (13)願いよ届け運命の大勝負 (14)命輝けゼロからの出発 | ||
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プロジェクトX挑戦者たち(1) 執念の逆転劇おススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本体価格:1,700円+税 発行所 :日本放送出版協会 発行日 :2000年6月30日 形態 :単行本・318ページ ジャンル:ビジネス 目次 巨大台風から日本を守れ―富士山頂・男たちは命をかけた 窓際族が世界規格を作った―VHS・執念の逆転劇 友の死を越えて―青函トンネル・24年の大工事 ガンを探し出せ―完全国産・胃カメラ開発 世界を驚かせた一台の車―名社長と闘った若手社員たち 妻へ贈ったダイニングキッチン―勝負は一坪・住宅革命の秘密 |
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![]() テレビ番組『プロジェクトX挑戦者たち』第1〜6回放送分を収載。 戦後のエポックメイキングなプロジェクトの成功について、日本人が得意とする”チームワーク”という側面から解説している。 ![]() 大きなプロジェクトはもちろん、日常のちょっとした業務でも”チームワーク”が非常に重要。 本書を読んで”チームワーク”の重要性を強く認識させられた。 サブタイトルにあるように本書のコンセプトは”執念の逆転劇”。 絶望的な困難の中から執念で成功まで導いたサクセスストーリーが書かれており、非常に参考になるともに勇気付けられた。 |
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(書評作成:2008年5月10日) | ||
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プロジェクトX挑戦者たち(2) 復活への舞台裏おススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本体価格:1,700円+税 発行所 :日本放送出版協会 発行日 :2000年8月30日 形態 :単行本・300ページ ジャンル:ビジネス 目次 執念が生んだ新幹線―老友90歳・飛行機が姿を変えた カール・ルイスの魔法の靴―超軽量シューズ・若手社員の闘い 海底ロマン!深海6500mへの挑戦―潜水調査船・世界記録までの25年 全島1万人史上最大の脱出作戦―三原山噴火・13時間のドラマ 美空ひばり復活コンサート―伝説の東京ドーム・舞台裏の300人 裕弥ちゃん1歳・輝け命―日本初・親から子への肝臓移植 |
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![]() テレビ番組『プロジェクトX挑戦者たち』第7〜12回放送分を収載。 新幹線の誕生や日本初の親子間肝臓移植など6つの事例を紹介している。 ![]() 何とかして仕事をやり遂げようとする日本人の執念がよく伝わってくる事例の紹介であった。 仕事を成功に導く上で重要なのは、その仕事の内容に対してプロフェッショナルであることはもちろんであるが、最終的には”絶対成功に結びつけるんだ”という執念を持っているかどうか。 今回の事例を読むことで執念の重要性がよく深く認識させられ、感動した。 今回の話では”モノづくり”以外のプロジェクトも3篇紹介されており、非常に新鮮であった。 |
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(書評作成:2008年5月17日) | ||
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プロジェクトX挑戦者たち(3) 翼よ、よみがえれおススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本体価格:1,700円+税 発行所 :日本放送出版協会 発行日 :2000年10月30日 形態 :単行本・302ページ ジャンル:ビジネス 目次 パンダが日本にやって来た―カンカン重病・知られざる11日間 厳冬、黒四ダムに挑む―断崖絶壁の輸送作戦 海のかなたの甲子園―熱血教師たち・沖縄、涙の初勝利 翼はよみがえった―YS‐11、日本初の国産旅客機 国境を越えた救出劇―大やけど、コンスタンチン君・命のリレー |
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![]() テレビ番組『プロジェクトX挑戦者たち』を紹介。 秘境の黒部渓谷に築かれた黒四ダム、日本初の国産旅客機YS-11、国境を越えた救出劇、など5つの事例を紹介している。 ![]() 今回の話の中では、特に黒四ダムの建設、YS-11の開発、国境を越えた救出の話がよかった。 黒四ダムは想像を絶する難工事を見事やり終えたことに感動、YS-11はよく乗っていた飛行機であり、その開発の裏にいろんな苦難がありながらもそれを乗り越えたことに感動である。 国境を越えた救出劇は最近の話題ということもあり、非常に鮮明に覚えている。 日本人の人を思いやる心、技術にただただ感動である。 日本人に生まれてよかったと感じさせられる内容であった。 |
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(書評作成:2008年6月1日) | ||
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プロジェクトX挑戦者たち(4) 男たちの飽くなき闘いおススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本体価格:1,700円+税 発行所 :日本放送出版協会 発行日 :2001年1月30日 形態 :単行本・332ページ ジャンル:ビジネス 目次 宇宙ロマン・すばる―140億光年・世界一の望遠鏡 誕生!人の目を持つ夢のカメラ―オートフォーカス14年目の逆転 東京タワー・恋人たちの戦い―世界一のテレビ塔建設・333メートルの難工事 海底3000メートルの大捜索―H2ロケットエンジンを探し出せ 悪から金を取り戻せ―豊田商事事件・中坊公平チームの闘い |
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![]() テレビ番組『プロジェクトX挑戦者たち』を紹介。 世界初のオートフォーカスカメラ、東京タワーの建設、豊田商事詐欺事件の被害者救援、など5つの事例を紹介している。 ![]() 今回の話の中では、オートフォーカスカメラ、豊田商事事件の話が特に印象に残った。 これらの話、また他の話も含めて読み取れることは、目標達成のために絶対あきらめないという執念、そのドライビングフォースになっている意地とプライド。 非常に大きな困難にぶち当たりながらもそこからブレイクスルーを見出していく成功譚に感動を覚えた。 |
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(書評作成:2008年7月12日) | ||
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プロジェクトX挑戦者たち(5) そして、風が吹いたおススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本体価格:1,700円+税 発行所 :日本放送出版協会 発行日 :2001年3月30日 形態 :単行本・341ページ ジャンル:ビジネス 目次 幻の金堂 ゼロからの挑戦―薬師寺・鬼の名工と若武者たち うまいコメが食べたい―コシヒカリ、ブランド米の伝説 日米逆転!コンビニを作った素人たち ロータリー47士の闘い―夢のエンジン誕生からルマン制覇まで ツッパリ生徒と泣き虫先生―伏見工業ラグビー部・日本一への挑戦 よみがえれ日本海―ナホトカ号、重油流出・30万人の奇跡 |
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![]() テレビ番組『プロジェクトX挑戦者たち』を紹介。 コシヒカリの誕生、日本発のコンビニエンスストア、ロータリーエンジンの誕生、伏見工業ラクビー部など6つの事例を紹介している。 ![]() 相手は植物、機械部品、人間、環境などさまざまな事例が紹介されているが、あきらめずに努力し続けることの重要性を強く認識させられた。 ロータリーエンジンの話や伏見工業ラクビー部の話などはこれまでも何度か耳にしていたが、改めて読んで感動させられた。 |
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(書評作成:2008年8月23日) | ||
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プロジェクトX挑戦者たち(6) ジャパンパワー、飛翔おススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本体価格:1,700円+税 発行所 :日本放送出版協会 発行日 :2001年5月30日 形態 :単行本・309ページ ジャンル:ビジネス 目次 伝説の深き森を守れ―世界遺産・屋久杉の島 町工場世界へ翔ぶ―トランジスタラジオ・営業マンの闘い 女たちの10年戦争―「男女雇用機会均等法」誕生 エベレストへ熱き1400日―日本女子登山隊の闘い 奇跡の心臓手術に挑む―天才外科医の秘めた決意 ゴジラ誕生―特撮に賭けた80人の若者たち |
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![]() SONYのトランジスタラジオ、世界初の女性だけでのエベレスト登頂、日本発のバチスタ手術、など日本のさまざまなエポックメイキングな出来事の裏で活躍人たちを紹介している。 ![]() いずれの話もほぼ絶望的なところまで追い詰められながらも見事に復活していく話を描いており非常に勇気付けられる。 また今回の話はサブタイトルにあるように、世界に対して羽ばたいていくジャパンパワーを描いている。 最近は不況や中国をはじめとする新興国のパワーに対してジャパンパワーが多少なりとも元気がないように見える中、いっちょがんばってみようかという気にさせられる内容であった。 トランジスタラジオの話、バチスタ手術の話などが特に興味深かった。 |
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(書評作成:2008年9月29日) | ||
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プロジェクトX挑戦者たち(7) 未来への総力戦おススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本体価格:1,700円+税 発行所 :日本放送出版協会 発行日 :2001年7月30日 形態 :単行本・321ページ ジャンル:ビジネス 目次 女子ソフト銀 知られざる日々―不屈の闘い・リストラからの再起 男たち不屈のドラマ 瀬戸大橋―世紀の難工事に挑む 『宗谷』発進・第一次南極観測隊―日本人が一つになった八八〇日 倒産からの大逆転劇 電気釜―町工場一家の総力戦 えりも岬に春を呼べ―砂漠を森に・北の家族の半世紀 |
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![]() 瀬戸大橋、南極観測隊など、不可能に思える大仕事に立ち向かった無名の日本人たちの「群像と集団」の力を紹介している。 ![]() 戦後日本の復興という大きな目標に向かった無名の日本人たち。 ノーベル賞級の偉人はいないが、集団の力により難仕事を次々とこなしていった日本人。 ビジネスにおいても今や個人の力に加えて、チームプレーが非常に重要となってきている。 その意味で本書の内容は大変参考になるし、また同じ日本人として勇気つけられた。 |
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(書評作成:2008年10月19日) | ||
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プロジェクトX挑戦者たち(8) 思いは国境を越えたおススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本体価格:1,700円+税 発行所 :日本放送出版協会 発行日 :2001年9月20日 形態 :単行本・312ページ ジャンル:ビジネス 目次 戦場にかけろ日本橋―カンボジア・技術者と兵士の闘い 大地の子日本へ―中国残留孤児・35年目の再会劇 液晶執念の対決―瀬戸際のリーダー・大勝負 耳を澄ませ赤ちゃんの声―伝説のパルモア病院誕生 |
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![]() 内戦続くカンボジアへのODA、中国残留孤児問題への対応、今をときめくシャープの液晶の誕生、周産期医療の黎明期について紹介している。 ![]() ページ数は少なかったが一番印象に残っているのはシャープの液晶の誕生秘話である。 液晶の誕生にかける技術者の執念、開発チームを引っ張るリーダーの信念、決断力など非常に参考にすべき点が多い。 ビジネスにおいてチャレンジは重要とよく言われるが、本当に自分の進退をかけたようなチャレンジってできているであろうか? ここでのリーダーはまさに自分の進退をかけて液晶の開発に注力していた。 いまや当たり前のように身の回りに存在する液晶ディスプレーであるが、その誕生に裏に壮絶な秘話があったことを知りとても感動した。 そのほかの話でも日ごろ非難を浴びることが多いODAを見直すことができたし、これまた批判を浴びることが多い厚生省が中国残留孤児問題の解決に向けて奔走する様子を知ることができ、厚生省をちょっぴりだが見直すことができた。 |
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(書評作成:2008年11月22日) | ||
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プロジェクトX挑戦者たち(9) 熱き心、炎のごとくおススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本体価格:1,700円+税 発行所 :日本放送出版協会 発行日 :2001年11月25日 形態 :単行本・323ページ ジャンル:ビジネス 目次 史上最大の集金作戦広島カープ―市民とナインの熱い日々 日本初のマイカーてんとう虫町をゆく―家族たちの自動車革命 霞が関ビル超高層への果てなき闘い―地震列島日本の革命技術 炎上男たちは飛び込んだ―ホテルニュージャパン・伝説の消防士たち 腕と度胸のトラック便―翌日宅配・物流革命が始まった 男たちのH‐2ロケット天空へ |
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![]() 市民球団、広島カープの誕生、スバル360の開発、日本発の超高層ビルの誕生、宅急便の誕生などについて紹介している。 ![]() 今はちょっと低迷しているが一時代を築いた市民球団・広島カープの誕生秘話、日本発のマイカー・スバル360の誕生の話が特に興味深かった。 両者とも経済的なハンディキャップに苦しみながらも見事プロジェクトが成し遂げられた点には、今の不況にあえぐ経済のヒントになるものが隠されているかもしれない。 スバル360という稀代の名車を生み出した富士重工が軽自動車の生産から撤退してしまったのは重ね重ね残念である。 |
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(書評作成:2008年12月23日) | ||
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プロジェクトX挑戦者たち(10) 夢遥か、決戦への秘策おススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() ![]() 本体価格:1,700円+税 発行所 :日本放送出版協会 発行日 :2002年2月20日 形態 :単行本・309ページ ジャンル:ビジネス 目次 父と息子執念燃ゆ大辞典〜30年・空前の言葉探し 通勤ラッシュを退治せよ〜世界初・自動改礼機誕生 兄弟10人海の革命劇〜魚群探知機・ドンビリ船の奇跡 炎のアラビア〜巨大油田に挑んだ技術者たち 鉄の男たち逆境からの日本一〜伝説の釜石ラグビー部 |
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![]() いまや日常生活で当たり前のようの存在する「広辞苑」、自動改札、石油。 これらが今の生活で不自由なく当たり前のように使えるようになった裏にある先人の苦労を紹介している。 その他、魚群探知機や一斉風靡した新日鉄釜石ラクビーについて紹介。 ![]() 今回の話の中で特に印象に残っているのはアラビアでの石油油田開発の話。 技術的の困難に加え、一癖も二癖もある中東との交渉、さらには少しでも開発が遅れれば日本経済に深刻な悪影響を及ぼしてしまうというプレッシャー。 このような絶望的な状況から考えると石油や電気を無駄に使ってはならないという気持ちを強く抱いた。 |
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(書評作成:2008年11月3日) | ||
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