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思い出の映画

(第5回)スターウォーズ 帝国の逆襲
今回紹介するのは、ついに出ました「スターウォーズ」シリーズの公開第2作目「帝国の逆襲」です。
この映画が初めて劇場公開されたのは1980年の初夏の頃だったと記憶しています。

この映画に関しては、このシリーズの専門サイトも数多くあるくらいですから、特別何もいうことはない
のですが、実は私はこの映画の劇場公開第1作目「スターウォーズ」(エピソードでいうと「エピソード4
新たなる希望」)は劇場で見ていません。第1作目が公開されたのは1977年で当時私はまだ中学生。
映画を劇場で観たことがまだなかった私は、映画館に足を向ける気にもなれず、この映画が世間で
すごい話題になっている事だけは知っているという感じでした。
第2作目が公開になり、その頃には既に劇場で映画を観ることにも慣れていた私は、話題の映画
見たさに公開直後すぐに見に行きました。さすがにすごい人気で座ってみることができず、立ち見で
観たことを憶えています。

あらすじに関してはこの映画については紹介する必要もないと思いますので、省略します。

キャストも改めて紹介する必要もないのですが、あえていっておくと主役のルーク・スカイウォーカーを
マーク・ハミルが、レイア姫をキャリー・フィッシャーが、ハン・ソロをハリソン・フォードが演じています。
またオビ・ワン・ケノービ役をサー・アレック・ギネスが演じているのですが、私はこの役者さんに
ついては別の映画(具体的にいうと「アラビアのロレンス」)で非常に印象に残っています。
「アラビアのロレンス」についてはまた別の機会にお話ししたいと思います。

で当時の感想なんですが、やはり期待通りのおもしろい映画でした。当時としては最高の特撮技術、
スターウォーズの独特の世界観、そしてよく考えられたストーリー展開、ということなかったですね。
そして思ったのが「早く次回作が観たい!!」ということでした。第1作目はデススターが破壊され、
めでたしめでたしという終わり方でしたが、なにしろこの第2作目はハン・ソロが冷凍器にかけられ
銅像みたいな状態で捕らわれてしまったり、ダースベイダーはルークの父親だってわかってしまったり
と次回作まで持ち越しみたいな内容だったので、とにかく早く次回作が観たいなあという気持ちが
強かったです。う〜ん、ジョージ・ルーカスはこのあたりうまいですねえ。

でも、最初の方でも書きましたがこの映画の第1作が公開されたのが1977年。あれからもう28年も
経っているのにこの映画の人気は衰えることがなく、今年公開予定の「エピソード3シスの復讐」も
今からすごい話題になっています。改めてこの映画のパワーというかすごさには感服させられますね。

最後に蛇足ですが、スターウォーズのエピソード4から6のメインキャストだった役者さんで、その後
メジャーになったのは残念ながらハン・ソロを演じたハリソン・フォードだけです。主役のマーク・ハミル
はルーク・スカイウォーカーのイメージから脱却できず、その後役者としては大成していません。やは
りこれだけの大作の主役を演じてしまうと、その役のイメージを払拭するのは大変なんでしょうね。
キャリー・フィッシャーは役者としてはそこそこ作品にも恵まれたようですが、私生活では歌手の
ポール・サイモン(サイモン&ガーファンクルの片割れ)と結婚しましたが、すぐに離婚しています。

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