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思い出の映画

(第20回)スパルタンX
久々の「思い出の映画」更新です。一ヶ月以上、更新していませんでした。ごめんなさい。なにしろ
仕事が6月頃から忙しくなり、7月に入ってからは毎週休日出勤しているような始末。おかげで映画
サイトの更新まで手が回らない状況でした。ようやく仕事も落ち着きそうなので、今後は週1回
ペースで更新をしていけそうな感じです。(あくまで感じですが...。(^^;;)
さて今回紹介する映画はスパルタンXです。劇場公開されたのは1984年の年末でした。そう、
やっと1983年の映画鑑賞ラッシュが去って、それから1年くらい映画を観なかったことになります。
これは大学の授業の影響です。理工学部に所属していた私はこの年から毎週実験レポートなるもの
を書かされ、またその締め切りの厳しいこと。おかげでレポートを毎週書くのに四苦八苦の状態で、
映画館になど行ける状態ではありませんでした。
年末になりようやく時間ができたので、この映画を観に行ったわけです。ちなみにジャッキー・チェン
主演の映画を劇場で観るのはこれが初めてでした。ジャッキーの映画はTVで「酔拳」、「蛇拳」等を
観ていてとても好きだったので、この映画も楽しみに観に行きました。

あらすじは、スペインのバルセロナでハンバーガーやドリンクを売るキッチンカーの経営者、トーマス
といとこのデビッドがひょんな事から、美人のスリ、シルビアと出会い、彼女を更正させるために
ウェイトレスとして雇うのですが、シルビアが謎の集団「X」に次々と命を狙われます。そのたびに
トーマス達は得意のクンフーで、窮地を脱するのですが、何故彼女がこうも狙われるのか?その謎を
追ってついにはアントニオ・ガウディの塔に乗り込んでいく、というお話です。

キャストは、主役のトーマスがジャッキー・チェン、トーマスのいとこデビッドがユン・ピョウ、トーマス
達の友人で私立探偵の見習いモビーがサモ・ハン・キンポー、美人女スリ師シルビアがローラ・
フェルネル、謎の組織「X]のボス、モンデールがぺぺ・サンチョ、という配役です。
ちなみに監督はサモ・ハン・キンポーが兼任でやっています。

で当時観た感想ですが、私がジャッキー映画が好きなのはそのアクションシーンももちろんなの
ですが、あくまでエンターテイメントに徹していて映画全体に漂う明るい雰囲気やコミカルな感じが
とても好きだからです。この映画も期待に違わずとても観ていて楽しい映画でした。アクションシーン
あり、コミカルな場面あり、で暗さを感じさせる部分は全くなく観ていてとにかく楽しませてくれる映画
でした。まあ、見終わったあとは何にも残らない映画(^^;;ですが、単純にスカッとしたい、楽しんで
映画を見たいという人にはジャッキー映画は最適だと思います。

ちなみに今日本では韓流ブームなどといって韓国スターが大人気ですが、この頃は今の韓流ブーム
ほどではないですが、香港の映画スターが人気でした。
ジャッキー・チェンは今も昔と変わらず人気スターですが、この映画に登場してくるユン・ピョウ、サモ・
ハン・キンポーもなかなかの人気で、主演映画もヒットしていたことを憶えています。
最近はユン・ピョウやサモ・ハン・キンポーは日本では名前を聞かなくなってしまいましたが、果たして
どうしているのでしょうか?ちょっと気になります。

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