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思い出の映画

(第19回)キャノンボール2
今回紹介する映画はキャノンボール2です。劇場公開されたのはまたしても1983年。(^^;;確か
正月映画として公開されたのを暇つぶしでおもしろそうかなと思って観に行った映画です。
タイトルでわかるとおり「キャノンボール」という映画の続編で、ハリウッドで良くあるオールスター
キャストのお祭り映画です。ちなみに私は1作目は観ていません。

あらすじは、前回のキャノンボールレースで息子が惨めな負け方をした事が我慢ならないアラブの
王様が再びキャノンボールレースを企画。そのレースに全米各地からレースにトチ狂った腕自慢が
集まって、ハチャメチャなレースを繰り広げるという映画です。

キャストは、主役のJ・Jがバート・レイノルズ、J・Jの相棒ビクターがドム・デルイズ、アジア人
レーサー、ジャッキーがそのまんまジャッキー・チェン、ジャッキーの相棒アーノルドが007シリーズ
のジョーズ役で一躍有名になったリチャード・キール、スピード狂の警官ブレークをディーン・マーチン
、ブレークの相棒フェンダーバウムがウィスキーのCMで当時有名だったサミー・デイビス・Jr、
ブロードウェイ女優ベロニカをシャーリー・マクレーン、美人レーサー、ジルがスーザン・アントン、
と言うようにいろいろなスターたちが出演していました。あとフランク・シナトラもゲスト出演して
いました。

で当時観た感想ですが、はっきりいってハズレ映画でした。(^^;;
最初はどんなスタントシーンが観られるんだろうと結構わくわくしながら観ていたのですが、まあ
派手なスタントはかなりあって楽しめたのですが、ラストがいただけない。
なんかシナトラファミリーのドタバタコメディーみたいなラストの展開になってしまい、なんかゲンナリ。
はっきりいっておもしろくもないドタバタシーンをいくら見せられてもアホらしいだけで観てて苦痛
でした。まあアメリカではああいうのが受けるのでしょうが、日本のしかも笑いに目の肥えた関西人
には滑りまくりの3流コメディシーンでしたね。

まあキャストを見た限りではそこそこ有名なスターたちが出ていたようですが、はっきりいってどの
役者さんもピークはとっくに過ぎていて、そういう役者さんを集めたオールスターまがいのB級映画と
いう感じでしたね。(ちょっと言い過ぎかな。(^^;;)
この映画を観て、正月に公開されるハリウッドスター総出演のオールスターお祭り映画はもう観ない
ようにしようと決めていたのですが、今年不覚にもオーシャンズ12を観てしまいました。(^^;;
結果は後悔しきりの内容でした。(^^;;
これに関してはまた後日(っていつになるかわかりませんが。)このコーナーでお話ししたいと思います。

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