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思い出の映画

(第15回)スーパーマン3
今回、紹介する映画は「スーパーマン3」。紹介する必要もないと思いますが、アメコミの超有名
ヒーローもの映画であります。第1作は私が高校2年くらいの時に公開されて、あの時はスーパーマン
のTシャツが大流行しました。私は買わなかったけど..。(^^;;
で、遅ればせながら流行に遅れること3年。スーパーマンの映画を見に行ったわけですが、この映画
が公開されたのはまたしても1983年。この年、俺はほんと映画ばっかり見てたんだなあと改めて
感じてしまいました。(^^;;

あらすじなんですが、巨大コンピューターを利用して世界を我がものにしようとするロス・ウェブスター
とスーパーマンの戦いを描いたものです。この巨大コンピューターというのがとんでもない代物で、
スーパーマンの苦手なクリプトナイトを作り出したり、天候を自由に操ったり挙げ句の果てには人間の
指示を無視して勝手に暴走を始める始末。クライマックスはこのコンピューターとスーパーマンとの
壮絶な戦いとなります。

キャストは、主人公のスーパーマン、クラーク・ケント役をクリストファー・リーブ、デイリー・プラネット
新聞社の編集長ベリー・ホワイトをジャッキー・クーパー、スーパーマンの敵ロス・ウェブスター役を
0011/ナポレオン・ソロのロバート・ボーン、巨大コンピューターのプログラマー、ガス・ゴーマン役
を当時のアメリカの人気コメディアン、リチャード・プライヤー、この作品では登場シーンが少ない
ですが、スーパーマンの恋人ロイス・レーン役をマーゴ・ギターが演じています。

で当時観た時の感想ですが、何というか今まで観たアクション映画やSF映画とは異質な感じが
しました。なんというかやっぱりアメコミヒーローということで、なんか子供向けに作られているというか
ストーリー全体が幼稚、という感じでしたね。クリプトナイトの影響でスーパーマンが悪者になって
しまったり、その悪のスーパーマンと善のスーパーマンが分離して善悪の戦いみたいな感じで
戦ったり、最後のコンピューターとの戦いなど、見ていて飽きない映画ではありましたが、なんか
全体に感じる幼稚っぽさが私には気に入りませんでした。
とか言いながら実はこの映画の続編「スーパーマン4」も観ているのですが(^^;;これらの映画を
観た影響なのか、この後私はアメコミものの映画は一切観なくなってしまいました。バットマンも
スパイダーマンも観たことがありません。
ちなみに幼稚っぽさの感じる映画ですが、唯一エグいと感じるシーンがあります。それは巨大
コンピュータが人間を取り込んで、あっという間に人間の体にメカを組み込み機械人間にしてしまう
シーンです。あそこはちょっとカルトムービーぽくって不気味さを感じました。なんかスタートレックに
出てくるボーグみたいで...。

さて、この映画で主演しているクリストファー・リーブですがスーパーマン役で一躍人気スターに
なりましたが、落馬事故で首から下が不随となってしまったことはあまりにも有名な話です。
そして、懸命なリハビリで車椅子ながら役者として復活しましたが、残念ながら2004年に心臓発作で
お亡くなりになりました。役者として復活した時は奇跡と言われただけに、非常に残念ですね。

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