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思い出の映画

(第14回)007 オクトパシー
今回、紹介する映画は「007 オクトパシー」。007シリーズの第13作目です。劇場公開されたのは
1983年の7月頃だったと思います。
このホームページを作成するために、過去に観た映画のパンフレットを整理したのですが、この
1983年はかなりいろいろ映画を観ていたようで、パンフレットの数もかなりの量でした。今、思い
出してみると大学時代のあの頃はそれだけ時間をもてあましていたんだなあと懐かしく感じてしまい
ました。

さてあらすじを紹介しますと、同僚の諜報部員が何者かに殺され、その任務を引き継いだボンド。
最初は単なる宝石強奪計画かと思われていたのが、なんとNATO軍基地の爆破計画が企てられて
いることが判明。それを阻止するためにボンドがインド、西ドイツで大活躍する、というような話です。

キャストは、主人公のジェイムズ・ボンド役はこれが連続6作目のボンド役となるロジャー・ムーア、
女サーカスのオーナーで謎の美女オクトパシー役をモード・アダムス、今作の敵となるカマル・カーン
役をルイ・ジュールダン、カマル・カーンと共謀してNATO基地の爆破を企てるKGB将軍オーロフを
スティーブン・バーコフ、ボンドに協力するインドの現地諜報員ビジャイを元テニスプレーヤー、
ビジャイ・アムリトラジが演じています。

で当時観た時の感想ですが、申し訳ないのですがこの映画に関しては観た時の記憶があまり残って
いません。(^^;;
ただ、憶えているのはラストのサーカスでの派手なアクションシーンと、人間大砲に仕掛けられた爆弾
を解除する緊迫したシーンくらいでしょうか。
正直、この頃になると流石にロジャー・ムーアの007もマンネリ化してきていて、相手の敵役もなんか
迫力に欠ける小粒な悪役ばかりで、キャストの刷新など大幅なてこ入れをしないともう限界という感じ
だったのでしょう。記憶に残っていないというのはそれだけ平凡で印象に残らなかったということだと
思います。

ただ1点だけ、非常に印象に残っていることがあります。それはこの映画にビジャイ・アムリトラジが
出演していたこと。
1970年代や1980年代にテニスをやっていた人なら彼の名前を聞いた事があると思いますが、
インドでは有名なテニスプレイヤーで、当時日本はデビスカップでこのアムリトラジに全然歯が
立たず、いつもアジアゾーンの予選で敗退していました。私は高校時代テニス部で、このアムリトラジ
に全く歯が立たない日本選手を見て情けなく思ったものでした。
その彼がまさか007映画に出演しているなんて夢にも思わなかったので、映画館で見た時は
ちょっとびっくりした事を憶えています。
映画の中ではテニスラケットを使って敵を殴り倒すシーンなんかあって、あれを見た時はちょっと
笑えましたね。
この映画に関しては、それくらいしか印象に残ってないです。私は007シリーズは基本的に好き
なので、ちょっと残念ですね。

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