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思い出の映画

(第11回)スター・トレック2 カーンの逆襲
今回、紹介する映画は「スター・トレック2 カーンの逆襲」ということで、私にとっては待ちに待った
スタトレ映画の紹介です。えっ、待ってるのはおまえだけだって?まあそうとも言いますな。(^^;;
私がこんなにはりきっているのは実は私、スター・トレックの大ファンでしてTVシリーズは初期の
オリジナルシリーズから「ネクストジェネレーション」、「ボイジャー」、「エンタープライズ」と全て
観ています。スター・トレックの大ファンのことをアメリカでは「トレッキー」と呼ぶのですが、私も自分で
いうのもなんですが相当なトレッキーだと思います。
この「スター・トレック2 カーンの逆襲」は1983年の初め頃に日本で公開された映画で、TVの
スター・トレックオリジナルシリーズ(カーク船長、ミスタースポックが活躍するシリーズ)の映画版
第2作目にあたります。ちなみにスター・トレックオリジナルシリーズはトレッキーの間では「TOS」と
呼ばれています(Trek Original Seriesの略)。なのでここでもTOSと呼ぶことにします。
当時からスター・トレックが好きだった私はまだネクストジェネレーションが放送開始される前だった
こともあり、わくわくしながら映画館に向かったことを憶えています。

あらすじですが、この映画はTVシリーズで放送されたエピソード「宇宙の帝王」をベースにした話に
なっています。TVシリーズでは優性遺伝子を持った人類のリーダー、カーンが宇宙船エンター
プライズ号を乗っ取るのですが、最後にはカーク船長に捕らえられ未開の惑星に送られてしまい
ます。この映画ではそのカーンが再登場し、カーク船長に復讐しようとするという話です。スター・
トレックのTVシリーズを見ている人なら充分楽しめる映画と思いますが、TVシリーズを知らずに見る
人にはちょっと話の筋を理解するのが厳しいかもしれません。

キャストは、TVシリーズの出演者がそのまま出演しており、カーク船長役のウィリアム・シャトナー、
ミスタースポック役のレナード・ニモイ、ドクターマッコイ役のディフォレスト・ケリー、ミスターカトー役の
ジョージ・タケイなどがそのまま出演しています。

当時観た時の感想ですが、期待通りのおもしろさで特にクライマックスの宇宙船同士の戦闘シーンは
TVシリーズには無かった本格的な戦闘シーンで迫力満点!!とにかくおもしろかったです。
そして、TOS随一の人気キャラクター、ミスタースポックが船の危機を救うために自分の命を犠牲に
して船を救い、死んでいく姿はとても切なかったですしショックでした。(でもこの映画の次に製作
されたスター・トレック3で生き返るんですけどね。(^^;;;)

TOSは1960年代にアメリカでTV放送されたSFドラマです。最近は地上波では全然放送されず、
有料チャンネル「スーパーチャンネル」でもたまにしか放送されません。
まあ今みるとさすがに特撮等、陳腐で古くさいので仕方ないのですが、それでもスター・トレックの
世界観や設定等は当時としては画期的だったと思いますし、単なるSFドラマに終わらない乗組員
たちの人間性も描いていて、そういうところが40年経った今でも世界的な人気を誇っている要因では
ないかと思います。
ちなみに、さすがに40年という月日は大きく、ドクターマッコイ役のディフォレスト・ケリーさんは既に
お亡くなりになられています。ちょっと寂しいですね。

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