テキスト ボックス: FAQ-よくある質問-
テキスト ボックス: Q:身近な人が鬱かなと思ったらどうすればいいですか?

A:とにかく早めに精神科などの病院に、受診することをお勧めします。鬱はお薬が効く病気ですので受診することで、随分楽になります。
 あとは本人の休養と睡眠を十分にとってゆっくりすることが肝心です。
 周囲の人たちはとにかく温かく見守りましょう。励ましは厳禁です。病気を受け入れ、気長に待つことが肝心です。周囲の人が疲れてきた場合は、私どものようなカウンセリングや、気軽に相談できる人に悩みを聞いてもらうのもいいと思います。周囲の人が元気でいることが鬱も人も支えになります。
テキスト ボックス: Q:子供が引きこもり、学校に行こうとしません。どうすればいいですか?

A:何が原因で不登校になったのか、知る必要があります。学校に問題があるのか、友人関係に問題があるのか、勉強についていけなくて学校に行く気になれないのか、ただ単に無気力になっているのか、そこに病気が隠れているのか、いろいろな場合がありますので、一概に学校に行くことで解決できるというわけではありません。 
 例えばフリースクールのような別な場所で勉強をするという方法もあります。
 一番肝心なのはその本人の、自尊心を傷つけないように叱るのではなく、原因が何なのかを知ることです。そのためにカウンセリングや心療内科などにかかるのも、ひとつの方法です。
テキスト ボックス: Q:子供がLD(学習障害)やADHD(注意欠陥/多動性障害)の可能性があると思ったら、どうすればいいですか?

A:子供の様子をよく見て、どういう点がその疑いがあるかを書き留めておきましょう。学校の先生とも相談しながら専門機関でちゃんと検査を受けることが望ましいです。
 その上で、LDやADHDと診断されたら、その子供の得意な分野と出来ないことを明確に理解し、責めることなくわかりやすく説明することが肝心です。絵に描いて説明する、具体的な例を挙げながらゆっくり説明するなどその子供にあった指導の仕方が望ましいです。周囲の理解が何よりも大切です。
テキスト ボックス: Q:何かわかりませんが不安でいてもたってもいられません。どうすればいいですか?

A:不安障害の可能性があります。これは脳内神経伝達物質のセロトニンや、ノルアドレナリンなどの分泌異常との関連性が示唆されます。薬を服用することで大分楽になることがありますので、精神科や心療内科に受診することをお勧めします。
 ただ、身近に気持ちの不安を和らげる人がいてくれて、気持ちを聞いてもらうだけで症状が軽くなることもあります。そのときはそういう人に聞いてもらうか、カウンセリングもお勧めできると思います。
テキスト ボックス: Q:過去のことでPTSD(心的外傷後ストレス障害)になっています。どうすれば楽になりますか。

A:これはまず、カウンセリングを受けながら、何が辛い現象であったかを乗り越える訓練を必要とします。その中で辛い体験を呼び起こしさらに辛くなることもありますが、その上で乗り越えるための気持ちの持っていき方を模索していく必要があります。
 乗り越えるために、何が必要なのかをカウンセラーなどと共に考えていく必要があります。