<2日目・前半> 

朝。
起きる。・・・体が動かぬ・・・
昨日は興奮してか、実はすぐに寝付けなかったのである。
熟睡した感じがしない。
しかし、集合時間がせまる。とにかく、朝食をとりにおりていく。
ホテルのバイキングである。
朝から小筏包子(スープ入り肉まん)など中国料理を食べてしまう。
しかし胃がもたれてるせいか、思ったほど食べられない。(それに体がまだ寝てたし)

今日は終日、上海市内の観光。
中国最大のメガロポリスとして近代化が進む上海には、街の歴史や文化を伝える名所旧跡がいくつかある。
その中でも有名なのは上海博物館。
1952年に競馬場の跡地に建設されたのだが、96年により大規模で近代的なミュージアムとしてオープン。
さすがに建物はでかくて、綺麗だった。
青銅器や陶磁器、書画などなどたくさんの中国美術品が展示されている。
おお、と思った。思ったが・・・。
睡眠不足ゆえ、眠い。眠い。
歩きながら寝そうな勢い。
国宝級の貴重品、と説明を受けても、頭にとどまらない〜。ふわふわ。
と思っているうちに、ここを去ることになる。
(驚いたのは、展示物には解説文がないのだが、詳しく知りたい人はオーディオガイドを借りることができるらしいということ。携帯電話のでかいようなものを耳に当てている人がいたが、アレだろう。ハイテク?だなー。)

それにしても、街を見ていると思うのは、ずいぶんユニークな建物が多いな〜ということ。
日本のビルなんていうものは、形が決まりきっている感じでしょ?
しかくくて、上に伸びているだけ。
ところがここで見られる建物は実に様々な形をしていて、面白い。
黄浦公園も見た。
1868年にイギリス人によって造られた公園だが、今は早朝は太極拳のメッカとして人気のスポットだそうだ。
かつて「中国人と犬入るべからず」という看板が掲げられ、外国人だけが入ることができた、なんていうことがあったとは思えない、緑豊かでのんびりした空気の流れる公園だった。

上海博物館の向かい側には人民広場がある。
ここも人がいっぱいいて、朝には太極拳をする人が多いという。
太極拳というものを一度みたいと思ったが、残念ながらしている人はいなかった。
かわりに、社交ダンス(?)をしている人を見た。

次に園へ。江南地方を代表とする庭園である。
中国っぽい山水庭園。赤い建物、柳、梅、石に池。

足元を見ると、石畳であることが多い。これは意味のあることだそう。
どういう意味があるのかと思ったら、これは足ツボ効果があるということである。
現在では底のあつい靴をはくものだから、感じることはないが、昔ははだしだったから、効果はすごいものだっただろう。
さすが中国!と思ったのだった。
また、やたら龍が多いのも、中国っぽいかんじがする。
中国人は龍が好きとのこと。

ここでガイドさんに面白い話を聞いた。
「出世」ということばがある。
これは日本では社会での地位を得ることを示す。
ところが中国では全く逆の意味になる。「出世」は「世を出る」ということで、悠々自適の生活を送ることを示すのだ。
なるほどね〜といったかんじである。

さて、今度は豫園商城へ。昔の上海の町並みを再現した商店街「上海老街」を通る。
下町の雰囲気が残っている。
とにかく、すごい人!!
はぐれないように、必死に歩く。
これだけ多いと、何がなにやらわからなくなってしまう。だけどすごく興奮した。
右に左に、店がたちならぶ。
人をかきわけて、進んでいくと「回転寿司」なんて文字を見つけることもできる。
アンティークの店や、チャイナドレスを売る店、中国茶の店。
屋台には饅頭や包子が並ぶ。
「ロレクスヨ〜」とどう見てもロレックスではない時計を売りつけようとする人。
りんごあめ状態のいちご(6つくらい串にささっている)を持つ人。
(もともとふっかけているので)値切ることもできるのも楽しみの一つ。
楽しい場所だった。(上海で一番気に入ったスポットかも)

お昼は、飲茶。
ここで出たお茶がとてもかわっている。
白い器に菊花やくこの実、氷砂糖などが入っていて、そこに注ぎ口がえらい長い、ジョウロみたいなものでお湯を注いでくれる。(写真を見てね)
味は・・・なんとも説明しがたいものだった・・・まぁおいしいかそうでないか問われると「おいしくない」というしかないかんじか。
でも我慢して飲んでいると慣れてきて、癖になるという一説もあったり。(私は・・・慣れたのは慣れたけど、癖にはならなかった)
そうそう、昨日一番多く水割りを飲んだ男の子は、朝からずっと目が死んでいた。
「先輩と添い寝してたで♪」と教えてあげると、「その話はヤメテ・・・覚えてないねんけど」と少し辛そうだった(笑)。

それから黄浦江沿岸に立つ。
夜はこの黄浦江をクルージングである。楽しみ。
ぱっと見て、ひときわ目立つのは、ピンクの球体とメタリックシルバーのボディーをもつ、テレビ塔。
遠くから見たら、「京都タワー?」なんて思うんだけど、近づくと全然違うことがわかる。
とにかく、近未来的なのだ。
近くのお茶屋さんに行き、茶器セットにうっとりするが、高い・・・高いっすよ。
で、購入を断念。

夕食前に、足マッサージに!
これはバスの中で「行く」と聞いて、皆大喜びである。
チェーン店を持つ、有名なところらしい。
女性は個室にて、足マッサージをしてもらえる。しかも若い男の子に。
ウハウハである(笑)。
ちなみに男性は、女性にしてもらえる。これまたウハウハであろう。
まず、足を漢方湯につけて、滞りがちな足の血行を促進。
滞りまくっている私にとって、かなり熱いお湯だった。(他の子はあったか〜い、と言っていた。私なんか、熱すぎて最初つけてられなかった・・・)
28種類の漢方薬を配合しているらしい。なんとなく効いているような気がする。
その後、いよいよマッサージ。
まず手、足、そして足の裏。
バリに行った時、つぼを押されるたびに「イターッ!」となったので、今回も恐れていたのだが、全然痛くない。
いや、痛いんだけど、叫ぶほど痛いというのではなくて、いたきもちいいって感じなのだ。
健康になったのか?(いやそれはなさそうだ)
途中、中国語と英語と混じった会話をなんとかなりたたせようとしたが、意思の疎通はなかなか難しかった。
半分くらいしかお互い、理解できてなかったと思う(笑)。
コトバの壁はでかい。勉強したい。かも。
で、ちょっと今までより痛いかんじかも?というツボは、まず「睡眠不足」ということでした。
確かに・・・睡眠不足だ・・・
あとは、「胃腸」と「肩」。
胃腸弱いし、肩もすぐ凝る。まぁ、それくらいでよかった。
面白かったのは、おばちゃん二人である。
私たちと男の子が話しているのを横で見ていて、(また話しているせいで終わるのが遅くて)さっさと終わってしまったおばちゃんは
「やっぱね〜。そりゃこんなおばさんより若い子のほうがいいやんなぁ〜」
と言っておられたのです。
「こっちはにこりともしないわ。やっぱね〜若い子の方がね〜」
そ、そんなことは・・・あるかも(爆)
確かに、若い(私たちのことよ)方にあてられた男の子の方が若くて、ビジュアル的にもいけてたし、愛想がよかったですな。
しかし、おばちゃん達はこの時だけでなく、夕食の場でも、他の人に何度も何度も同じ話をしていた。(次の日も言っていた・・・)
よっぽどむかついたんやろな〜(笑)。
やはりいくつになっても女は女。
などと少し失礼なことを考えた私だった。



★NEXT→

★PHOTO→

←BACK★

中国旅行記