バリ島旅行記
7月27日(木)
ホテルのモーニングコールで目覚める。
寝ぼけていたため、電話がどこにあるか分からん・・・
「眠い・・・」「うん、眠い・・・」
と、またいつかと同じような会話を繰り返す私たちだった。
朝食はホテルのバイキングだ。
なかなかにおいしかった。明日も楽しみだな♪
それからまだ両替していなかったので、フロントでかえてもらう。
一万円が80万Rp.(ルピア)。
今はどんどん円高がすすんでいるらしい。
一番小さな札で、500ルピア。
100ルピアが1.25円といったところだから、6.25円札があるようなものだ。
もらった一番大きな額の札は、50000ルピアだったから、625円札になるのかな?
急にえらい多くの札束をもって、金持ちになった気分である。やっほぅ♪
部屋に一旦戻り、金を置いてから(大金持ち歩くの怖いし)、ロビーに行く。
今日の予定はエステなのだ!
そこから車で30分ほど行ったところに、店があった。
まず、冷たいドリンクが出される。トロピカルな味のジュース。
で、それを飲んでいると、アロマオイルの入った瓶を持った女の人が来て、4種類の中から好きなにおいのものを選ぶ。
私と友達は違うものにした。
彼女は甘い香りのする「ロマンス」で、私のは名前は忘れたけど柑橘系のさわやかな匂いのするものを選んだ。
次に、ロッカーのある場所に連れて行かれて、荷物を置き、服を脱がされる。
専用(?)の服に着替えて(すぐに脱ぐことになるのだが)、マッサージの部屋(個別)に向かう。
そこはかなりかんじのいい部屋で、そこここに花が置かれている。
そこでマッサージが始まった。
「あー、きもちいい。でももう少し力を入れてくれると・・・」なんて思っているうちにうつらうつらと・・・
マッサージが終わると、パウダーを溶いたクリームでスクラブ。
なんかきれいになりそう♪
で、次にヨーグルト?
やってくれている人が「サムイ、サムイ」と言うので「?」と思ってたらそれがめちゃくちゃに冷たいのですよ。
部屋は冷房が効いていたから、もう震えるほど寒い。
全身に塗り終わったら、タオル(?)で包んでくれて、少しマシに。
それでもずっと寒かったけど・・・
しばらくすると、それをシャワーで洗い流し、最後にフラワー・バス。
フラワーバスというのはその名のとおり、お風呂に花がいっぱい浮かべているもの。
これに一度は入らねばなるまいと思っていたものだから、もう満足♪
おじょーさまになった気分でひたるわ、ひたるわ。
温かいお茶(生姜湯のような味のお茶だった・・・)が出て、お風呂の中で飲む。
ルルルー。
すっかり満足!の私でした。
ああ、入っているところを写真で撮りたかったなぁ〜と思っていたら、友人も同じ事を言っていた。
つくづく同じ事考える人たちだね、私たちは。
昼食は中華。
なんだかいっぱい食べてしまう。
いやぁ、うまい。
何がうまいってスープと魚がうまぁったぁ〜。
いろんな国の食べ物があるけどね、中華ほど日本人の口にあうものはありませんな。
辛いもの以外。
昼食が終了すると、下の免税店で買い物。
と、今日は免税店に行く予定がなかったので、お金はちょっとしかもってきていない。
友達と大後悔。
かわいいワンピースを見つけたのだが、買えず・・・
絶対またこの店に来よう!!
ところでバリに来て、感心したことは、観光人に非常に優しいということ。
優しいというのはその言葉の通りなのではなくて、非常に便利だという意味で優しい。
日本人観光客はかなり多いので、こういった店・ホテルに行くとたいがい日本語を話すことのできるスタッフが何人もいる。
だから、言葉で困ることはまずない。
第二に、交通機関が主に車で移動ということになるが、この免税店にしても、もう一つプラザバリという大きな免税店があるのだが、なんと一流ホテルからその店までの送迎バスが1時間おきに出ているのだから驚きである。
ただですよ!
タクシーもあるのだが、ホテルからその店に行くには、あるしるしがあれば(パスポートナンバーや帰国日などが記されているお買い物券みたいなもの?)それもただなのである。
ただというか、その代金は店側が負担しますよ、ということらしい。
だから、移動に困ることはほとんどなかった。
タクシーも大体一万ルピア、つまり日本円で125円。
二人で割り勘だから、たった60円ちょっとで行きたいところに行けてしまう。
バリ島は日本と同じで、車は左側通行だ。
みんな、運転が荒っぽい。
しかも、舗装された道でもだいぶでこぼこしているから、乗っている人間も時々上下に動く。
普通の顔をしてスピードをあげ、前の車にプップカプップカクラクションを鳴らし、あおる。
みんな短気だなぁ・・・長生きせんよ。と思うが、信号もほとんどないこの国、ちっとくらい度胸がなければ生きていけないだろう。
ちなみにバイクもものすごく多くて、多くの人が二人乗りをしている。
交通事情むちゃくちゃやな・・・というのが私の感想。
そして絶対この社会では生きていけないな、と。
いやぁほんとにすごかった。
ついでに車は日本でよく見る普通乗用車のかたちのはタクシーくらいで、あとは箱型のワゴンとか、そういうかたちのものばっかりだった。
だから何というわけでもないが、少し気になった。
やはりこっちのほうが強いから・・・?(本当はどうか知らないけど、そっちの方が頑丈そうに見える)
道端を歩く女の人を見た。
いつかテレビで見たような風景に出会う。
女の人は、頭に大きな籠をのせて、ものを運んでいる。
手も使っていない。
あーんな大きな荷物をのせて、平気でスタスタと歩いている。
妙に感動してしまった。
ホテルに戻って2時間ほど寝、(ここらへんがみょーに私たちらしい)夕食は車で30分ほど行った、ヌサ・ドゥア地区のヘルシーイタリアンを。
ちと食べ過ぎたか・・・(またかい)
帰って、明後日のことを話し合い、シャワーをして今日はおわる。
写真→