バリ島旅行記


7月26日(水)

朝は9時に起きる。眠すぎ・・・
ご飯を食べながら寝る。寝ながら食べる。
あー、睡眠時間が足りん。
で、用意・・・昨日、大体の荷物を出すだけ出して、入れていなかったので入れる。あと、服と。
いつもこんな調子である。まあいいや、間に合えばそれで♪
家を出るのは昼の12時前だったので、ヨユー♪
家を出て、電車に揺られる。割と混んでいてやなかんじ。
立って寝てしまう。
眠っていたせいか、あっという間に京都についていた。
バス乗り場に向かう。

ついにバスが走り出した。(ここから旅日記を書き始める。)
平日の昼間、しかもびみょーな時間帯だからだろうか、こんなに大勢乗ることができるバスに乗ったのは、私のほかにはサラリーマン風の男性が一人、同じ年代の若いカップルが一組。それだけである。
私は一人。
友達はというと・・・
これが実は大変なことになっていた。
計算の仕方の間違いで、パスポートの残存期限が数日足りないことを、ずっと気付かず、申請していなかったのである。
旅行会社から電話がかかってきた時・・・もう申請しても間に合わない日になっていた。らしい。
(そんな大事件が起こっているとも知らず、その頃私はバイトに励んでいた・・・)
これでは、まじでバリに行けない!!
旅行会社の方のミスでもあるので、そちらの方もなんとかして緊急申請の手続きをして、出来たらしい。
本当は、「観光」という理由では許可が出ないらしいんだけどね。
で、緊急の場合は書類がごちゃごちゃといるらしく、本当に大変だった、と彼女は言っていた。
んで、今日が受領日。
朝早くに行ったはず。待ち合わせは空港にした。
まあ大丈夫だろうとは思うけど、なんとなく心配である。
早く会いたいものだ・・・

ところでおなかがすいてきた。
お昼として、家を出る前にミニうどんを食べたのだが、あれでは足りん!
で、仕方がなくバッグに入れておいたお菓子を取り出す。
このお菓子はポスペのおやつで、前にお友達が「はまっている」と言っていたもの。
どんなんかなーとは思っていたのだが、なかなか出会えないで、ついに昨日!!見つけてしまったのである。
飴やクラッカー、グミなど色んな種類のお菓子があって、しかもシールが入っててかわいーの
喜んで5個も買っちゃった♪
私もはまりそうな予感・・・いいのか?(笑)

途中、高槻でお母さんと幼い子ども二人、計三人が乗ってきた。
里帰りだろうか。
そうこう思っているうちに寝る、のだが・・・
子ども、はしゃぎすぎ。
子どもの声がうるさすぎて何度も目が覚める・・・それに車内は寒すぎだったし。

空港に着いてしばらくするとすぐ友人発見。いやぁよかった。
しかし二人とも似たもので、
「眠い・・・」「うん、眠い・・・」「バスの中で寝てた」「私も電車の中で・・・」
「おなかすいたわ。お菓子食べる?」「うん、ありがとう」「足りひんな」「うん・・・」
チケットなどを受け取り、飯を食って飛行機の搭乗である・・・

目が覚めた。
ゴーっという独特な音がする。
もう空の上だった。
どうやら寝ている間に離陸したようである。
バックするまでは起きていたんだけど・・・まあ、よかった♪酔わないですんだし。
今回はちゃーんとくすり飲んだし、心配はなかったけど。

さて、七時半に夕食が運ばれてくる。
記念写真を撮って(爆)、文句を言いつつもしっかりとたいらげる。
飲み物はカクテルのピーチフィズにしてみたのだが、食べ終わった後友人を見てみたら、真っ赤になっていた。
ちょっと笑える。
たった一杯なのに。

9時前。
外はもう闇ばかり。
それからずっと寝たり起きたりを繰り返し、空港に無事着陸したのは12時過ぎ。
こっちの時間で言うと11時過ぎである。(日本との時差はちょうど1時間なのだ)

さぁ、南の島、バリ!!
と、その空気に触れるまで、いかにも南国、を想像していたのだが、夜だったせいかあまり暑くないのだった。
というかむしろ涼しかった。
荷物を受け取り、外に出るとバグスさんが待っていてくれた。
第一印象・・・「こ、こわい。」
なんだか見かけ、「ジャイアン」のようで(これは友人も言っていた。まさにジャイアンだった)、
「ほんとにガイドさんやんなぁ?あやしい・・・へ、変なところに連れて行かれたらどうしよう・・・」
と考えた。
友人も全く同じ事を考えていたらしい。
夜中やしねー、そら怖いって。
まあ、どこかに売り飛ばされることなく、無事ホテルに着いた私たちだった。
えがった。

道はあまり舗装されておらず、でこぼこである。
車はワゴンであったが、年季が入ったもので、ちゃんと整備されてるやろな?と疑いたくなったが、それ以前にバグスさんに対する恐怖の方が強かったので、だまっていた。
車は15分ほど暗い道を走る。
二人とも、恐怖のためかほとんど話せない。
もしもの時を考えて、周りを見よう。でも私、方向音痴だしダメだろうな・・・
そんなことも考えながら、一生懸命目をこらす。
途中、犬がひょいと道に出てきて私たちを驚かせた。
(後に、何匹も出てくる。こっちでは普通のことのようだ。どうしつけしてあるんだ?というくらいおとなしくて、全然ほえない。)

ホテルに着く。ホテル・インペリアル・バリ。帝国ホテルだ。
その頃にはこっちの時間で12時を過ぎていた。
ホテルのスタッフも大変だなぁ〜と思う。
ロビーの椅子に座ると、ボーイさん(ベルマン)がウェルカムドリンクを持ってきてくれる。
グァバジュースみたい。
そのジュース、なにがいいって入れ物がいい!
しかもボーイさん、かっこいいし♪

部屋に行くと(荷物を持ってくれた人もかっこよかった・・・)、まあ!豪華。
しかもバリっぽい。
はしゃぎまくる我々であった。
ウェルカムフルーツを発見したので、食べてみる。
りんご(小さいの)、ぶどう、みかん、モンキーバナナ、(おそらく)サラック、なぞのブッタイ。
りんご・・・味薄いな・・・
ぶどう・・・種多いな・・・皮もあついし。おいしいけど実がほとんどないような・・・
みかん・・・やっぱ味薄いな・・・
サラック・・・「スネークフルーツとも呼ばれ、表面が蛇の皮のよう。表皮が薄く、中身はコリコリ。インドネシアの中で最も人気」と説明があるが、嘘やろ?
確かに中身はコリコリだった。しかし・・・これは食べるものではないでしょう!?
なんか、しぶいし・・・
何でも出されたものは食べる!というポリシーを持つ我々でも、これだけは一口しか食べられなかった・・・
こんなんが「人気」なのか?
(しかし、朝のバイキングで、フルーツコーナーにそれが大量にあった。
もちろん、私たちは近づきもしないが。)
なぞの物体は、あけびみたいなかんじでなかに大量の種と、汁がある。
実らしい実はないが、わりとおいしかった。
モンキーバナナ・・・やっと「んまい!」と思えるものが・・・お口直しに・・・
「”地上の天国”バリは果物の天国でもある」らしいが、なんか全体的に味が薄かった・・・
それに全部、皮が厚い気がした。
期待していただけにショックは大きかった・・・
でも写真はとりまくる。

それから交互にシャワーをし、寝たのは3時半(日本時間)だった。


写真