5月1日(火)
電車にて。
騒音の中から、ひときわ大きな声で話す子供たちを見た。
この年になってしまうと、小さい子がどれくらいの年なのか分かりづらくなってくるものだが、おそらく小学生も中学年あたりだろうか。
男の子の集団だったのだが、その声はまだ変声を迎えていない少年期の声だった。
ああ、あんな時期もあったのだとほほえましい気持ちになっていたのであるが。
「いやぁ、女はこわいなー」
「お前、付き合ってる?」
「いや、もう別れた」
などと話しているではないか。
10年くらい生きてきた中で、もう女の恐ろしさを実感し、語れるというのか、君たちは!!
今時の小学生はませているというが本当にまったくどうなってるんだ。
少々興奮しつつ、耳をそばだてていると(いや、そんなことしなくても十分聞こえてくるのだが)、今度はアンパンマンの話をし始めた。
ほんまにどうなってるねん、最近の子供たちは・・・
何もかもがアンバランスな気がする。
5月2日(水)
人生は無駄なことだらけだ。
言い方が正しくないかもしれない。厳密に言うなら、人生の中でやることに、絶対的な必要性を持ったものはほとんどない。
今大学で学んでいることなどこれからなんの役にたつ?
源氏物語を読んだところで、「わたつみ」がどうやってかわってきたかなんて、知らなくても生きていけるじゃないか。
歴史を知ったからって実生活のなんに役立つ?
せいぜい、寺や古墳を訪ねて、「ああ、ここは古の・・・」なんて感慨にふけることができるだけで、そもそも生きていくのに必要はないはずだ。
料理だってできなくたって、生きていけるだけの食料さえあればそれを食べればよいのである。
そんなことを考えたこと、それは何度もあった。
それでもそんな「無駄なこと」、を私たちは続けている。
多分これは、私たちはどこから来て、何処へいくのだろうかという問題と深く関わっているような気がする。
あと、思考力と。
「無駄なこと」は多分「なくてもいいものだけど、やっぱり無駄じゃないもの」だ。
それにそんな斜めからものを見たところで何も生まれないのだから、自分は自分の欲求に従うまでだ。
何の役にも立たないけど、私は源氏物語は面白いと思うし、「わたつみ」もどうかわってきたのか知りたいと思ったし、歴史は嫌いだけど、知ってて得することもそんなにないけど損をすることはないし、肉をそのまま食べるよりはおいしくいただいたほうがいい。
全てのものを斜めに見る先生がいて、それは論理的で説得力があって、なるほどと思うことが多いのだけど、人間理論だけでは生きていけないし。
多分人は、たまになんで生きてるんやろとか、この存在に意味はあるのかとか、考えるものなんだと思う。
それは人間の特権かもしれない。
動物だって、私たち人間にはわからないだけで本当は色々考えているのかもしれないけどね。
動物ってくくりはおかしいか。
だって人間も動物だもんね。
ま、考えて答えがでるかどうかはわからないけど、考えて損はない。(笑)
5月3日(木)
サークルの先輩(卒業生)の結婚式であった。
式場は、なんと大学内のチャペル!!
あと数分のところで遅刻していった私・・・入れてもらえず(涙)
途中で入れてもらったんだけど、恥ずかしかったわ〜。
ああ、なんでこんな日に遅刻するの、自分!ばかばか!
それにしても最近、身の回りに結婚沙汰が多くなってきた。
もうそういう年なのだなぁ。しみじみ。
こうやって周りが結婚していって、一人、また一人と・・・
志強く生きていこうっと。
式の後はお昼ご飯を食べに行って(いやぁ、うまかった!)、そのあとカフェに行く。
まったりと過ごした後、急にサークル3部結成!その名もゲームサークル。(そのまんま)
なんで3部かというと、すでに2部が結成されてるらしいので。対抗して。(笑)
第一回の活動として、京都のジョイポリスに行く。
結婚式帰りなので、みんなけっこうおしゃれ着姿なのだが、気にせずゲームを楽しむ。
しかもアクティブなゲームばっか。
筋肉痛を心配しながらも、第一回の活動は終了。
次の集まりはいつになるかわからないが・・・
5月4日(金)
去年は確か最悪だったと思うんだけど、今年は長い休みになったな〜。
わーい。
高校時代の友人に会う。
彼女は医療系の短大にいっていたので、今年から働き始めている。
どうよ?と聞くと、なかなかに楽しいらしい。
よかったことだ。
ただ、休みが少ないため、(普通は日曜しか休みでない)祝日を指折り数えるようになったとか・・・
今まで、夏休みだったからわからなかったけど、6月7月8月には祝日がない!9月までお預けなのだ!と怒ってたなぁ。(7月20日あるけど・・・)
あー、私も来年には「楽しいで」と言ってられるだろうか・・・
疑問である。
5月5日(土)
バイトに行って、披露宴をしてきた。
なかなか疲れた〜。
で、その後バイトの友人と●ストに行って、愚痴を(笑)。
最近、こういうのが増えたなぁ。
でも、これはきっと精神衛生上、いいはずだ!
(面接でも聞かれるらしいが)自分のストレス解消法って何かな〜ということを考えてみた。
考えてみれば、「あっ、今ストレスたまってる!解消しなければ!」なんて思った記憶がほとんどない。
全くストレスのない生活をしているかといえば、そんなこともないだろう、多分。
だからどこかで解消してるはずだ。
それが私は意識的にはしてないらしい。
ほら、例えばストレス溜まってるな〜と思ったら、水泳に行くとか友達と長電話するとか、自分なりのストレス解消法ってあるでしょう。
でも私は特別なにをしようということはない。
ではどうやって解消しているのか?そんなことを考えてみた。
友人に聞いたところ、何かストレスがありそうなとき、やたらとしゃべるらしい。
確かに話すの好きだし、ぐちぐち言うだけで解消できてるのかもしれないな・・・周りはえらい迷惑ですけどね。
そして、最近してるのはお茶。お茶に限ります。
ずっとほしかった、ミルクピッチャーを購入しまして、ポットもカップも一新!
実は中学生の頃に買ったティーセットがあったのですが、当時のお小遣いで買ったものですから、少々ちゃちいのですね。
その頃の私にとっては大金ははたいて買ったものなのだろうと思いますが。
で、もうガブガブ飲む私には、この大きさでは我慢ならない、(ミニサイズだったので・・・)というわけでいっぱいはいるやつを買ったのです。
ポットとカップを温めて、今日はロイヤルミルクティー、今日はアップルティー、今日は気分を変えてジャスミンティー、といそいそ用意をして、自分の部屋へ。
自分の部屋が大好きだから。
そうそう、お菓子も忘れてはいけません。
夜遅くまで起きているので、おなかがすくのです・・・(ザ・眠らない女。 いやいや、ちゃんと寝てますよ)
こうやって飲むだけでなく、準備したりするのも楽しいのかも。
なんか、「自分の時間を守っている」という実感がわくのですな。・・・多分。
あとは何かものを書くかで、これはもうぐちゃぐちゃに。
書くこともあるし、頭の中にあふれだすことばをそのままにしておくこともある。
まぁ、こんなチープな方法で解消できるのだったら、安いものですね。
単純な性格でよかった。
5月6日(日)
ゴールデンウィークもついに今日で最後。ってことで、一日のんべんだらり。
本当は今年から就職している、幼馴染の新居(といっても結婚しているわけじゃありません、あしからず)に出向こうかということも考えたのだが、きっと忙しいだろうし・・・
と、本当は面倒になっただけだったりして。
昔は図書館に行ったりしたものだが、それまた車を出すのが面倒くさくて、家にある本を読んでいた。
宮本輝の「幻の光」を読んでいると、関西弁の温かさを感じつつも、なんだか憂鬱な気分になってしまった。
今度はもっと明るい話題の本を読もう。
5月7日(月)
ゴールデンウィーク明けの授業。
だるいこと限りなし・・・
家に帰ってからは、部屋を片付けたり。
気付いたら、アルバムにかじりついてたり。
マンガ2冊くらい、読み終わってたり。
なかなか掃除も大変です(笑)。
疲れたので(多分、原因は通学にあり)、ネットにも繋がず、早々と就寝。
5月8日(火)
夜中に大変なことがおきてしまった。
なんと、あらたなるサークルがチャットにて設立されてしまったのである。
その名も「若者に恋愛を説く会」。
なんて神々しい名前なんだろう。
「語れるほどの恋愛をしてるのか?」
何よりも、想像力が大切さ!(意味ナシ)
5月9日(水)
最近、本当にいいことがない。
昨日はバインダーと大切な書類、それとこの「びわ草子」用のネタノートも学校に忘れてきちゃうし、よゆーぶっかましてた試験に遅刻するわ、むちゃくちゃまずいこと言うわ、足は痛いわ。
そう、遅刻したんです。迷って1時間以上ぐるぐると歩きまわって途中で本当に泣きそうになった。
ギリギリに会社に電話したら、「落ち着いてください」って言われるし。
よっぽどやばい声を出していたのだろう。ああ、恥ずかしい。
こんなに自分がパニックに陥るとは。唖然。
あー、これから私の人生どうなるんや。
アワアワアワ・・・
電車では横にきっしょいおっさんが近づいてきて、こっち見て笑ってるし。
あーもう。イライラ。
これで終りじゃない。それはわかっているけど。
理屈ではわかっててもどうにもならない感情っていうものがあるんだ。
しかしこんなことで私は終わらない。
人間万事、塞翁が馬である。
ひとしきり落ち込んだらまたはいあがってやる。
私は結構しつこい性格だから、色々なことを振り返ってあそこはこうだったとかこういえばよかったなどと、後々までくよくよ考えてしまうのだ。
そしてその愚痴を人にぶつけてしまう。
だけど、わりと大丈夫なんすよ、自分。
迷惑かけてる友人の皆さんには申し訳ないけど、愚痴らないとやれない人なんです。
適当に「大丈夫だ」などと言ってやってください。
ナイーブではあるが(!?)、単純なんで。
「今、その時の苦しみだけで自分の一生すべてを決めてはいけない。
今は長い人生の一部なのですから」。
5月10日(木)
起きたら、足の水ぶくれが完全にやぶれていた。
そして、間接のあたりが筋肉痛になっていた。
・・・辛い。
友人と琵琶湖岸道路をドライブしようと思っていたのだが、友人の都合によりそれもできなくなる。
楽しみにしていたので(カメラも用意してさぁ〜。)、ちょっとショックだったのだが、午後からひどい頭痛に襲われ、しなくてよかったのかも、と思う。
あとはおとなしく寝ていた。
本当は「古事記」をアップしようと、しかも2話分くらい一気にやってやろうと思っていたが、結局何もできずに一日は終わってしまったのだった。
うーん、悔しい。
5月11日〜14日
さてはて・・・?
っていうか、これだけ時間がたつと、何がなんだか、覚えてるわけが・・・
ないでしょ。(笑)
5月15日(火) 葵祭レポート
葵祭に行く。
実は、始めての葵祭。行きたいとは思っていたのだが、授業があったりしてずっと行けなかったのだ。
今年も実は授業とかぶっていたのだが、おそらく社会人になったら行けなくなるだろうし、と思い2限の授業はサボリで。
本当は清めの前儀として、流鏑馬(やぶさめ)神事に始まり、歩射(ぶしゃ)神事、斎王代御禊(みそぎ)の儀、神霊を迎える御蔭(みかげ)祭、御阿礼(みあれ)神事などなどがあり、見たかったけどね。
調べるのが遅くて、また日程的にも無理でした。
(詳しい情報は、京都新聞の「葵祭」で!HPにあるよ。)
まず、この京都の三大祭に数えられる祭、(あとは祇園祭・時代祭)どういう所以であるのかというと、
古墳時代の後期、凶作に見舞われ、飢餓疫病が蔓延して、天皇が勅使(天皇のお使いのことね、そのまんま。)を下鴨、上賀茂両神社につかわして、豊作を祈る「鴨の祭」として行ったのが起源とされているそうな。
「葵祭」の名前の由来は、祭の当日に御簾や御所車(牛車)、勅使など全て葵の葉と桂の小枝で飾ったことからきているらしい。
お手伝いの役員さんらしきおじいさん、おばあさんも葵をつけてたけど、ミーハーにきゃあきゃあ言ってはりました。
だから、写真撮るのに邪魔だって。そこどいてくれ!
葵の葉は、保存がきかないらしく、祭に必要な約1万本のアオイを、4・5日前のうちに一気に採取しなければならないそう。
ちょっと、しおれたかんじの葵が多かったな・・・(笑)
どんなかんじの祭かと言うと、みやびやかな装束をまとった人たちが、街を練り歩くってかんじかな。
それを見て楽しむのです。
行列の構成は、先頭は乗尻(のりじり)と呼ばれる行列を先導する騎馬。
馬がめちゃくちゃかわいかった!
でも、さすがに生き物なだけあって、ご機嫌悪い馬や暴れたいらしい馬などいて、出発がかなり大変そうでした。
喜んでパシャパシャ写真とっちゃったよ。(馬が興奮するといけないので、フラッシュはいけません。
すでに興奮してる馬、結構いたけどね・・・)
そして、行列を警備する検非遣使庁(けびいしちょう)の役人、
勅使のお供をする山城使や内蔵寮史生などの行列が続く。
レポートと証拠写真が必要な友達がいたのだが、行列が進む前(準備段階?)で、写真をとってもらおうなどと話していたら、なんと!!役人姿のおじさんが柵(といっても細いロープ)の中に入れて、風流傘をバックに記念撮影させてくれたのです!!
いい人だ〜!!
両神社で神前を走らせる走馬の後、淡紫色の藤の花で飾り立てられた牛車が現れる。
両神社の社頭の儀で華麗な東遊(あずまあそび)を奉納する舞人の後ろには、行列中で最高位の人「勅使」が馬に乗って現れる。
次は造花で飾り付けられた巨大な風流傘。
しばらくすると、高級女官らに続いて、腰輿(およよ)に乗ったヒロイン・斎王代が登場する。
さすがにキレイでしたな。
最後は、最高位の女官が乗る女房車という牛車。
午前10時半、京都御所を出発、下鴨神社へ。
午後からは下鴨神社から、上賀茂神社へ。
本来、勅使が下鴨、上賀茂両神社で天皇の祝詞を読み上げ、お供えを届けるのが目的の祭。
行列が上鴨神社、下鴨神社に到着すると、勅使の御祭文の奉納、東遊舞の奉納など社頭の儀が神前で行われる。
私たちは四限にレポート提出の授業があったので、京都御所にて待機。
いやぁ、すばらしかった〜。
装束の着付け、諸調度など平安期の文物風俗を忠実に保っていて、平安時代にきたみたい♪
有料席に座ってみたかったわ・・・
「都大路に王朝絵巻」本当にそんなかんじでした。
沿道では約三万三千人(午前十一時現在、京都府警調べ)がいたそうで。
そりゃもう大変そうだった。(私たちは御所内にいたからね・・・)
両神社に仕えた皇女という、斎王は美しかったし、子供はかわいかったし。
もう、夢のような時間。
写真は、後日「好きなもの」にアップ予定。
葵祭以降のことはまた後に。
5月16日(水) 葵祭――その後
葵祭に大満足した私たち。
授業まで、もう少し時間がある。
お昼を食べるとしても・・・まだ時間がる。となれば。
ゲームサークルとしての活動をするしかないじゃないですか!!
「・・・行くか!!」と言った時の、みんなの目の輝きったら!(え?私だけ?)
京都駅のジョイまで行く。
そして、サンバ踊るやら、トロッコこぐやら、レースするやら・・・
とにかく、アクティブなゲームばっかりして・・・
1時間でみんなへとへと。
太鼓をたたくゲームがあり、それもしたいな〜と思ったのだが、体力が続かなかったので、これは次回にするということに。
いやぁね、いかにもゲーセンおたくのようなおっさん(おにいさん?)が、そりゃあもうノリノリ(死語?)で、楽しそうにしてたからさ。
歳を感じつつも、満足感にひたる私たち。
お昼ご飯にはビビンバを食べて、「これから・・・授業・・・なのか?」と信じられない気持ちながら、学校へと向かう。
さすがに疲れからか、授業は・・・睡眠学習に。
「また、(ゲームをしたい!という欲求の)限界がきたら、活動を!」
約束をして、今回の活動は幕を閉じたのである・・・
えっ、本来のテニスサークルより楽しそうってそんなことはないで。多分。
5月17日(木)
今度、6月9日だったかな。
講演会があるらしい。
テーマは、はっきりは覚えてないのだが、携帯電話についてのことだ。
私もいわゆる「今時の親指族」だから、興味が非常にある。
依存・・・まではしてないと思うのだが、それでも忘れた日には、もう気になって気になって・・・
そのわりに、どこかに放っておいて、存在を忘れたりもするのですけどね。
携帯文明が何を生み、喪失させたのか。
講演が楽しみです。
レポります。予定。
いつものネタ帳持っていっちゃったりして。うふ。
5月18日(金)
サークルのホームページに、チャットが設立されてしまった。
なぜ、「しまった」のかというと、またも私の生活を脅かす危険性が出てきたからである。
ここしばらく、もう半年くらい?1年か?とにかく長い間、チャットというものからは遠ざかっていた私であるが。
ほぼ毎日、このチャットに顔を出す私・・・
しかも、かなり最後まで残ってるし。
なんなんでしょう、入ってめちゃくちゃ話すというわけでもないのに、見ないと落ち着かないというか。
かろうじて、みなさん廃人ではないので、3時くらいには寝れてます。
みなさん、廃人になりませんように・・・私の健康にも被害が及ぶので・・・
ああ、他力本願。(使い方違う)
5月19日(土) 合宿・・・前編
さぁて、サークルのテニス合宿である。
私ははりきって6時に起床し・・・
と、6時に起床したのは本当だが、テニスのためではない。バイトである・・・
今回、どうしてもバイトを抜けられず、現地には深夜到着予定になってしまった。
しかもなんということか、7時半入り、しかもしかも、かなり前に書いたと思うのだが、私が一番苦手としているチャペルの仕事なのである!!
朝からなんと憂鬱なことか。
その「あー、チャペルだ、嫌だなぁ。朝早く起きないと」という気持ちからか、4時に一度目がさめ、5時に目がさめ・・・
ああー、全然寝てへんやん!!(涙)
なんとか用意をして、6時半に家を出る。
風が強い朝。ああ、またフラワーシャワーの花びらを掃いたら・・・
集めて、ふぅ!って思ったところに、風にぐちゃぐちゃにされてしまうのね。マンガのように。
予想通り、花びら掃きが一番辛い仕事となった。
かんかん照り。暑い暑い・・・
日焼け止め必要だったな。
つーか日射病になるわ。くそ。
なんて思ったか思わなかったかは、どうでもよい。
とにかく、チャペルの仕事が終わったのはもう4時半。
5時にはあがれるだろうか・・・と思っていたら、とんでもなくてそれからまた仕事を言い渡される私なのでした。
もう、頼りにされちゃってるからなぁ〜、私って!(むなし)
仕事が一段落したのが、6時10分。
「あと20分働いて、あがったら?」と言われるが、
「い〜え!6時アップでいいんで、上がらせてもらいますっ!」と主張。
「今日は、7時半入りだったんです!」強調。
無事、その場で上がらせてもらって、家に帰る。
帰りの車、もう危険危険。眠くて。
家に帰ったらご飯食べて、荷物詰め込んで(用意はしていた)、風呂入らなければ。
ああ、忙しい忙しい。
そう思いつつ、疲労に耐え切れずソファに倒れこむ私なのであった・・・
<後編に続く>
合宿・・・後編 〜迷走〜
さて、夕飯を食べ、風呂に入った私。
電車の時刻もあまり確認しないで、まぁ適当に〜♪と思って家を出る。
友人と一緒に行くことになっていたので、あまり深く考えてなかったのだ。
思えばこれが悲劇の始まりだった・・・
電車で友達に合流。なんだか色々と話がもりあがる。
夜の魔術かなにかよくわからないが、とにかく盛り上がるのである。
内容は、これから合宿で何が起こるかだとか、私たちが着いた時にどんな状態になっているかの予想だとか、あとは「私たちが1回生の時は・・・」などといった、回想。(最近やたら回想が多い)
春合宿では、1日目の(って言っても、1泊2日だから夜は1回きりなんだけど)夜、コンパになって、時間がたつと、会場にはそれまでいた人数の半分以上が消えていたりする。
なぜこのような現象がおきるのかというと、お目当ての子を誘って外に連れ出すバカどもがいるからである。
私はこれまでどうだったかというと・・・そんなことは言えませんな。
むなしくなるから(笑)
で、どないなことになっているのだろうという予想をたてつつ、終点に着いた。
「アレ?」
行くと思っていたところまで行かず、とまってしまった。
乗り換え・・・せねば。
同じホームの向い側に、ちょうど電車が来ている。
「急げ急げ!」
なぜかよく考えもせず、ごく自然に電車に乗り込む私たち。
電車が発車して、また話し出す。相変わらず盛り上がる。
周りに迷惑かもしれんなぁ〜というほど、私たちの中では盛り上がる。
「着いて、誰が残っているか?」「もちろん・・・!!」 ぎゃははは。
そこで私はとんでもないアナウンスを耳にするのである。
「次は〜近江長岡〜。おおみながおかぁ〜♪」
ぬ!?おおみながおか!?
嫌な予感がして、思わず立ち上がる。
友人はまだ気付いていない。しかし私はこのとき、心のどこかでわかっていたのだ。
私たちが重大なミスをおかしたことを・・・
近江長岡。聞き覚えのある駅名である。
今回、私たちが行くのは、福井県の武生というところである。
京都から滋賀県に入って、米原OR長浜で北陸線に乗り換え、敦賀を通って武生に。
そういうルートのはずだった。
しかし・・・
私は岐阜を通って、名古屋や東京に行ったことが何度かある。
特急や新幹線などを使わずに、普通、各駅電車で、である。その時通ったのが近江長岡ではなかったか?
「もしかしたら、大ピンチかもしれない」
そう言って、路線図の書いてあるところに歩いて行く。
「・・・」
それまで笑顔だった友人の顔にも、さすがに緊張が走る。私が真剣な顔をしてたから。
「・・・乗り間違えた。このまま行くと、大垣に行って、岐阜に行ってしまう・・・」
「まじで!」
どうにかできないかと、ちょうど通りかかった車掌さんに相談するが、戻るしかないという。
とりあえず、次の駅で降りることにした。
「柏原」と言う駅だ。
降りてすぐはまだことの重大さに気付いていなかった。
引き返したらなんとかなると思っていたのである。
「しなびた駅だな〜」なんてかなり失敬なことを言いつつ、逆のホームに渡って、時刻を確認する。
しまった、ちょうどいってしまったところである。次は・・・30分以上後。
まあ、時間が時間だから仕方がないのかな?と言って・・・
「どうせここまできてしまったんやから、この状況を楽しもうぜ!」
「そうだそうだ!」
「記念写真とっとこ〜っと。はいはい、ポーズとって〜」
ちょっと写真を撮って、お菓子を食べ始める私たち。
「暗いな〜、この駅。」
「うん〜・・・・」
そしてまたも、私は重要なことに気付いてしまった。(いや、気付かなかったらそれはそれで大変なことになっていたのだが・・・)
「ちょ、ちょっと待てよ!米原に戻るのはいいけど、北陸線の時刻は!?間に合うんやろうな!!」
「!!?」
嫌な予感がする。
そして、携帯で調べたところ・・・間に合わないことが判明。
これから米原には戻れても、武生まで行く電車がないのである。
絶望感ただよう私たち・・・
「次の日の明け方までないで・・・特急も・・・微妙に間に合わない・・・」
私たちはしばしぼーぜんと立ち尽くした。
父に電話して相談するが、やはり武生まではどうやってもこの時間では無理だということだった。
車で迎えにきてもらうしかない・・・こんなところまで?
とりあえず、米原に?
それにしてもこんな時間に、こんな遠くまできてもらうのは、本当に悪い。
しかしここで一夜をすごすには、まだ寒すぎる。
「どうするんだよ、私たち・・・」
そこに父から電話があり、とりあえず敦賀までは行ける、とのこと。
それならなんとかなりそうだ!
武生駅まで迎えにきてくれる予定だった先輩に電話をかけ、事情を説明する。
泣きそうな声だっただろうなぁ・・・「助けてくださぁい」って。(苦笑)
そして車で敦賀まで迎えにきてもらえることに・・・
ありがたいことである。
なんとかなることがわかって一安心、ならばこの状況を楽しもうと再び動き始める私たち。
お菓子をバリバリ食べ、人がほとんど乗っていない、貸しきり状態の電車であることをいいことに、吊り輪にぶらさがって、うれしそうに写真をとる私たち・・・
バカです。
「ま、起きてしまったことは仕方がない。これもいい思い出になるやろ、アハハ」
巻き込まれた先輩はいい迷惑である・・・ごめんなさい。
<後半・Part2に続く>
合宿・・・後編 〜夜は闇、闇は夜〜
とにもかくにも、騒ぎつつ、敦賀に到着。
先輩が迎えにきてくれていた。1時間かかったという・・・
車に乗り込み、途中で事故などあって、「危ないなぁ〜」といいながら目的地に到着。(もちろん、日付はかわっていた・・・)
と、丁度夜の散歩から帰ってきた集団や、これからドライブに行こうとしている集団にバッタリ。
「え、どこ行くのさ?海?うちらも行く行くー。」
荷物も部屋に持っていかず、海を見に行くツアー(どんな名前や)に参加。
めちゃくちゃ急なぐねぐね道を、すんばらしい運転で進んでいく。
「こんなとこで死にたくないし〜」って主張するが、車は進むのである。
海を見て、「あ〜、青春やなぁ〜・・・って、もっと若いうちにきたかったよな・・・」と思ったり思わなかったり。
しばらくしてから、また恐ろしい道を帰る。
合宿所に帰ると、まずは荷物を部屋に持っていく。
なんせ人数が多いので、どんな部屋だろうと思いきや、なんと豪華な二人部屋である!!
雑魚寝のところもあるのに・・・こんないい部屋をもらってよいのですか?
と思ったが、遠慮なく使わせてもらう(笑)。
二人で二人部屋だよ〜。おい。いいのか、いいのか?うらうらって、別に遠慮もなにもしてませんが。
もう歳の我々は、さっそく化粧を落とす。
やっぱ洗顔が大事だしね。
落として、一息いれたところで、T氏登場。名簿を持ってきてくれた。
この名簿は、自己紹介に力を入れていて、名前や住所だけでなく、ネタ話や在学中にしておきたいことなど、色々書くことがあって、人柄がうかがえるのだ。
さすがに1回生のほとんどはまじめ〜にこたえていたが、私たちはおもしろおかしく書くことに力を入れている。
なかなかに個性が表れていて面白いのだ。
部屋においてあったお茶を入れて、「飲もう〜」「あっ、二つしかないで〜。」「半分残したるって」「お菓子くらいついてたらいいのにな、ケチクサイ。」「あっ、私のお茶がない!」「えっ、残したで〜」「あ、私が飲んでもた」「ひ、ひどい!!」などと言いつつその名簿をしばし読む。
そこに、O氏も来て、気付いたらN氏もJちゃんも来て、ベッドの上にお菓子を広げて食べていた。
食べながら、みんな真剣に名簿を読む。
何してんだろうね、私たち・・・
それから写真撮影などして、そろそろ寝るか?とN氏とJちゃんが去っていった。
寝る場所がない、というのでO氏が私たちのベッドで寝ることになった。
さすがに同じベッドに寝るわけにもいかないので(当たり前だ)、友人Kと私が一つのベッドで寝ることになった。
で、T氏はどうしたのかというと、「Oと同じベッドに寝るくらいならここで寝たほうがマシ」と言って、イス(ほんとにふっつーのイスだ)を三つ並べて、その上で寝るという。
T氏はサークル内でも一番デカくて186もあるのに・・・(あれ、まだ伸びているんだったっけ?)
まぁ、面白いのでそれもありか、と思い放っておく。
そういうわけで、イスの上で寝るT氏、私とK、O氏でこの部屋に寝ることになった。
そこで盛り上がったのが、メール。
こんな近くにいながら、メールのやりとりをまず私とKが始めた。
「眠くないよ」Kが送ってきた。
実は、私たちが1回生の頃、夏合宿で隣のO氏、眠いくせに「眠くないよ」と言って、言いながら直後に寝てしまい、しかも半目(白目)という醜態をさらしてしまったという過去があった。
その顔はすさまじかったという・・・(私は不参加だったので、話を聞いた)
この顔を、友人に描いてもらった。(「GALLERY」にアップしております・・・)
O氏は、三年近くたった今でも、このことを話題にされ、嫌そうな顔をしている・・・。
「口半開き」など、嬉しがってメールのやりとりをしているところに、N氏とJちゃんが再び登場。
なんだか締め出されたとかなんとか、よくわからんがとにかくここで寝ることに。
N氏はO氏と同じベッドで、Jちゃんは床に持ってきた布団をしいて、そこで。
結局、二人部屋のはずが、6人も収容することに・・・何故。
寝たのは外がすでにしらじらとしていた、5時過ぎであった・・・
こんなんで数時間後、テニスできるのか?
5月20日(日)
目覚し時計が鳴った・・・
「あ、鳴ってる。K(友人)、はやく止めてよ・・・」
そんなことを思っていると、横に寝ていたKが止めてくれた。
(その横のベッドで寝ていたN氏が、目覚ましにてこずっていたらしく、誇らしげに消してやった、と後にKが語っていた。)
しばしの幸福感を感じつつ・・・今度はセットしていた携帯のアラームが鳴る。
今度は私がとめる。
数時間しか寝ていないが、わりと熟睡できたようだ。
状況把握はしていた。ただそれに気付かないふりをしているだけで・・・
要するに、起きなければいけないことはわかっているが、知らんふりして寝ていたかったのである。
しかし時間はたって・・・そろそろ起きなければいけない時間である。
起きたのは私とKで、しばらくして、「おらおら、みなさん朝ですよ、起きなさ〜い」と声をかける。
みんな、身体だけはおこすが、しばしぼーぜん。
と、Jちゃんがいきなり大声をあげる。
「?何が?」と聞くと、答えない。まさか・・・
寝言だった・・・ どう見ても起きてたのに、本人、記憶はないらしい。
ところで、起きて感心したのは、横の並べたいすの上で寝ているT氏の格好である。
こーんな狭いイスの上で寝ていたにもかかわらず、体勢がうつぶせ寝にかわっていたのである。
どんな技を使ったんだ・・・
ちょっとして私たちが動き始めると、みんな去って行った。
私たちは顔を洗って、化粧をする。
化粧をしている途中でT氏が戻ってきた。
彼は本来なら昨日のうちに帰っていたのであって、部屋もなければ朝ご飯もない。居場所がないのである。
顔を作ってる・・・化けてるというのに、いっこうに気にしないT氏もT氏だし、私たちも私たちである。
簡単にすませて、食堂に行くと、みんなそろってテーブルについている。
空いている席に座ったら、自然と年寄り軍団の席になっていた。。。こんなところでも歳を感じる・・・ツライ。
朝食が終わって一旦部屋に戻り、日焼け止めを塗ったり、荷物の整理をしたりする。
ものすごくいい天気で。
テニス日和といえばテニス日和なんだけどねぇ・・・
それでも久しぶりのテニスだし、とはりきる。
もー、やりすぎやりすぎってくらい、ず〜っと動き回っていた。午前中は。(←ここらへん、やっぱり年である・・・)
練習はてきとーにしきって、お昼ご飯までずっとテニス、テニス。
基礎の練習をして、午後からは試合をしましょうということに。
午前、一通りの練習が終わってしまったので、ダブルスの試合を少々して、途中でランチに行く。
午後からは午前に引き続き、試合。
その後、ミックスダブルス(男1女1のペアで対決)をしようということに、仲間内で決まる。
優勝ペアには、負けたペアにジュースをおごられる、ということでみんな真剣に。(笑)
見事優勝したのだが、その約束はなぜか流れたな・・・くそぅ(笑)
あとはずっと手が痛くなるまで、いや痛くなってからもずっとテニスしていた。
なんだか楽しかった。「あ〜、やっぱテニスっていいなぁ〜」
結構、時間ギリギリまでテニスして、終わってから風呂に行く。
さっぱりしてから、広場に集まって、お菓子を食べる。
「今日、めちゃくちゃ動いたからやせたかもな〜」と誰かが言う。
「動いても、食べてたら同じなような気がするが・・・」
と思ったが、言わないでおいた。夢とロマンを大切に!
で、集合写真など撮って、大半の人とはここでお別れ。
バス組と車組でわかれて、私は車組だったのである。
疲れからか、車中でどうしても寝てしまって、運転者の方には悪いが・・・
だって気付いたら寝てるんだもん!仕方がないでしょ!(逆切れ?)
家に帰ったらソファに倒れこみ、しばし睡眠をとる私でした。
しばしっつーか、その後結局ベッドにそのままなだれ込んだ私でした。
楽しかったけど、疲れた・・・ ガク
5月21日(月)
激しいテニスに、この老体はやはり耐え切れなかったようだ・・・
つーわけで、昨日、久々合宿で燃えた私。
なんだか青春ってかんじで、楽しかった。
だけど、普段やってないくせに、いっきなり一日中テニス、だから、
そら体もついていかへんわな。
老体だけに、ますます。
身体のそこらじゅうが悲鳴をあげる。
特に辛いのは階段。
おしりの筋肉がめちゃくち痛いので、足をあげるたびに(そしてもちろん、足も筋肉痛なのである・・・)「うが〜」と変な声をあげてしまう。
2限は恐ろしい先生の授業だったが、走れないために少々遅刻してしまい、その上、教科書まで忘れていたので、びびって教室に入れなかった・・・
教科書を持ってなかったら異常に怒る先生なので。
あーあ、こんなことならゆっくり眠ればよかった、と後悔しつつ、かなり久々にパソコン室に行ってみた。
行って驚いた。
新しいPCになってる!!
しかも、速度がはやいはやい。
うちのが遅すぎるのもあるかもしれない(っていうか間違いなくそうなんだけど)が、とにかくこの速さに驚き&感動よー。
やんややんや。
一人で興奮しつつ、メールチェックなどする。(Web上でできるやつね)
あー、しかしうちのもこの半分の速さ(いや、速さだから半分という言い方はおかしいか?)でもあったらなぁ〜と思わずにいられない私でした。
・・・そいえば、合宿にて一部で行われた、ミックスダブルスの試合。
優勝チームには、ジュースがおごられるって、
それだけのために頑張ったのに、おごってもらってへんやん!!
どうなってんの、ぶーぶー!
5月22日(火)
まだ痛かったり。
なにがって、筋肉痛ですよ。
しみじみと身体の衰えのようなものを感じる。(なんて言ったら、もっと年上の人に怒られそうだけど・・・でも20歳を過ぎたら、あの若者だった頃の肉体とはあきらかに違う自分に気付いてしまうのですよ)
ところで本日は選考試験の方を受けにいったなり。
筆記。SPIとよばれるものらしかった。(全問マークシートで、問題数が多い。それを短い時間の中でどれだけ多く正解させることができるか、というようなところが問われるようだ)
2度目である。
国語と数学のようなものだったのだが、その後に性格検査みたいなのもあって、それがやたらと量が多い。
もう最後にはウンザリするくらい。
350問くらいはあっただろうか。
例えば、「整理整頓は得意だ」とか、「精神的に強い方だ」「繊細な方だ」とか2択で、「どっちでもない・・・」という場合でもどちらかを選ばねばならない。
「こんなんで落ちたら嫌なんですけど・・・」と思いつつ、進める。
「私の気分は変わりやすい」うん、そりゃあね。女心と秋の空っていうくらいだから。
「諦めが肝心だ」「諦めたらおしまいだ」
・・・うーん。むしろ「みきわめが肝心だ」と思うんですけどねぇ・・・。
などなど、反抗しながらもだんだん適当になっていく。
最初は「こっちにしたら、不利かな・・・」などと考えつつマークしていたのであるが、この量、もう考えていられない。(それが目的でこんなに多いのか・・・?)
最後に近くなってきて(いや、もう半分過ぎた頃には考えていたか)、こんな設問があったら間違いなく「イエス」にするなぁ〜と思う。
「問題数が多くてウンザリしている」。
一週間近くして、友人が同じ会社を受け、このテストをした。
「どうだった?」と聞かれ、「問題数多くて死ぬよ」と教えておいてあげたが、彼女が試験後、こんなメールを送ってきた。
「疲れた・・・。問題なんぼほどあんの!?手だるいもん。」
そう、終わったあとは落ちたか、受かったかなどと考える余裕もなく、ただただ疲れたのだった・・・。
これで落ちてたらますますむかつくのだが。(って落ちてたら数学が問題だったな。解けたのの正解率はいいと思うけど、とにかく解いた数が少なかったから・・・。国語の後やったし、頭のきりかえがね・・・などと言い訳してみたり。)
そういうわけで、やたら疲れた一日だった。
ていうか試験、5時半からだったし。終わったの8時過ぎてたし。
5月23日(水)
今回はドラマのお話。毒強し。
前クールまでほとんどのドラマを見ていた私。
今回はほっとんど見てない。
忙しさ・・・というのもあるし、一番の理由に、妹が家を出て行ったことにあると思う(出て行ったといっても、家出ではありません。彼女の強情な・・・おっと、強い希望で今年から下宿しているのです)。
ドラマをリアルタイムで見ることは実は少なく、彼女は全てといっていいほどほとんどのドラマをビデオに撮るので、それを暇な時間に一気に見ていた私。
それがビデオを撮る人がいなくなったので、見れなくなってしまったのである。
今見てるのは「Pure Soul」くらいかな。
これは1回だけ逃してしまったのだが(悔しい!)、毎回ビデオに撮って、見ている。
PureSoulについては、のちにゆっくり語りたいが・・・
とにかく、今一番にハマってるドラマかな。
すごく重いテーマで、悲しくて辛くたってしまうんだけど・・・
それでも。(ま、今度ゆっくり。)
「陰陽師」は是非に見たかったのだが、時間的にあわなかったのと、初回を見逃してしまったことから、結局1回も見ないで終わってしまった。
(夜の11時から、しかも他のドラマに比べて、早く始まり早く終わってしまった。)
「ラブ・レボリューション」は初回、2話くらいまでは見たのだが、しょーもなさに挫折。
だいたいなんでエスミがフジキのことを好きになったのかわからん。
それはドラマだからか?(イライラ)
続けて見ている友人の話だが、最近になって少し面白くなってきたらしい。でも私はもういいの。
「新・お水の花道」。
実は「お水の花道」を見ていた私。毎回とはいかなかったけど、かなりの高い確率で見てたと思う。
別段面白くて見ていたわけでもなく、ただ時間があっていたのか、見ていた。
見てもいいけど、見なきゃ!ってわけではないドラマだった。
「新」でどうなったかというと、どうもなってなく、前回に続き同じような内容。
で今回は2,3回見ました。偶然テレビがついてて。
「ルーキー!」。
キンキキッズの光一君が出てるドラマ。
もしかしたら、Pure Soulの次によく見てるドラマかもしれないわ・・・って、心して見てるわけじゃないけど、これも時間があうのか、見てしまう。半分くらいは見てるかな。
事件とか解決とか、「んなアホな!」ってくらいめちゃくちゃなんだけど、そのむちゃくちゃぶりが、逆に許せる。
バラエティー感覚だしね。
HEROの時にはあまりにひどくて、許せんかったが。
「私を旅館に連れてって」。
これは一度も見てないね。見る気もなかったし。
第一にキャストが魅力的じゃないもの(って私の個人的趣味だが)。
同じ理由で「嫁はミツボシ。」これも1度も見ていない。
だいたい、タイトルに「。」をつけるところからむかつくのよ。(イライラ)
「新・星の金貨」。
これって星の金貨の頃はよく見たものだが。
今回は初回を逃してしまって、それで見る気がなくなってしまった。
ところが1回見たんだよね。
父が、「今日は新星の金貨だ!見なきゃ!」ってテレビをつけたから。
「好きなん?」
と聞くと、「うん。カワイイから。」
「カワイイって・・・主人公?まひるって子?なんかぱっとせんかんじだが・・・」
すると父、「違う違う。藤原君」
え〜?父、大丈夫か?って思ったけど、ほっといた。
吉沢悠とV6の岡田准一の区別がつかない父。確かにどっちもかわいいけどね。
で、一回見た感想だが。
・・・つまらん。みんな若すぎる。心が。
大体、「私を連れ去って」(だったっけ?イマイチ記憶薄し)っていきなり言うまひるもまひるだし、それを連れ帰って家に置く一樹も一樹だよな〜。って。
年頃の男女がこんな、ねぇ。
男女7歳にして席を同じゅうせずですよ。(古)
で、なんだかごちゃごちゃしてるようですが。
どうしても「星の金貨」に比べてしまうと、「ガキが何やってんの?恋愛?」って感じでつまんなく感じてしまうんですね〜。
一回見ただけでこんな言い方ごめんなさい。
でも私はそう感じてしまったの。どう感じるかはその人の勝手でしょって開き直り。
「R−17」。
これねぇ〜、始まる前は結構期待してたのだが。期待はずれ。
2・3回目で挫折。
微妙な年頃の子とどう向き合っていくか、とかスクールカウンセラーってどんなかんじなんだろう?っていう興味があったんだけど、主人公のスクールカウンセラーとしての働きが意味不明。
っていうか意味ナシのような気がするんだけど。
ドラマとして何が言いたいのか(訴えたいのか)わからないし。
原案に、ももち麗子さんの「ひみつ」とか「うわさ」っていう問題提起作品があるんだけど(KCデザート、漫画です)、そっちのほうがよっぽど身につまされるよ。
ていうかこれは問題「提起」であって、あとは自分で考えなくちゃいけないんだけど。
こちらの漫画の方をおすすめします。
「ムコ殿!」。
3,4回見たかな?時間がある時見てます。
マンガちっくで、ふざけてるんだけど、面白い
。ただ、お涙シーンだけは、どうも・・・
くさすぎて「今泣いて」って思惑が見え見えなんですもん^^;
あと、最後のつんくのシーンはうっとい。ので消します。
「天国に一番近い男」。
これね〜、キャストがだいぶかわって、なんと窪塚くん&池内くんが出てなーい!!ってわけで見ないもん。(おい)
「昔の男」。
これも初回くらいは見るか〜と思ってたのですけど、気付いたら終わってました。てへ。
以来、一度も見てないです。
過去に生きてる人間なんで(おい)、「昔の男」には興味あったんだけどね〜。
大人の恋なのかな?と思ってたけど、どうなんでしょう?
噂では冨田靖子さんがすごいらしいですな。
彼女の演技は、周りをくっちゃうよね・・・。
「明日があるさ」初回、半分眠りかけながら見る。見ながら思う。
「なんてつまらん・・・これなら、CMで終わってた方がよかったんじゃ・・・」
というわけで、以降1度も見ず。
「ラブ・ストーリー」。
テーマに興味が持てず。
興味あるといえばキャスト(中山美穂以外)、スピッツの主題歌だろうか?
でも、もうベタベタの恋愛ドラマも飽きたし、おなかいっぱいってかんじかな。
つーわけで1度も見てないです。
初回くらいは見てみようかな、と思ってたんだけど、妹が・・・以下略。
っていうか、今回ドラマについて書いたのは、新聞で「アルツハイマーに特効薬?」という記事があったから。
だったのだが、話が長くなってしまったので、次回6月分のびわ草子にでも書きます。
5月24日(木)
ガソリンを入れに行った。
ちょっとだけ足をのばさなければならないが、私が知っている限りでは一番安いところだ。
ガソリンスタンドに着き、「レギュラー満タン、お願いします」と言う。
タンクを開けると若いお兄さんがガソリンを入れ始める。
少々年配の人がガラスを拭き始めた。
と、合宿での帰りの一件を思い出す。
帰り道、車を運転してくれていた先輩(院生)が、もうガソリンがないから、とスタンドに寄り、「ハイオクで」と入れてもらっていたときのこと。
「あ」と先輩が一言、嬉しそうに声を出した。
「どうしたんですか?」「いや、これ、初めてでさ・・・」
スタンドの人がフロントガラスを拭いてくれていたのだが、専用のガラス用洗剤をシュッシュッとふきかけて、その上で拭いていてくれていたのである。
普通は雑巾でそのまま拭いて終りなのに。
その、「シュッシュッ」が嬉しかったらしい。
「これやってもらうのが一種、夢だったんだよなぁ〜。なんか、一人前って認められたようなかんじやん」と先輩はニコニコして言った。
「そういうもんですか・・・」
運転して何年かは知らないが、私よりは長く運転しているだろう、そしてずっといい車に乗っている、先輩。
レギュラーより、リッター10円は高いハイオクを入れた先輩。
ごめんなさい、あなたの「初めて」の数日後には、この私も「シュッシュッ」してもらっちゃいました。
・・・多分、一人前として認める、認めない関係ないと思うのよ。少なくとも、私のときの場合は。
客が少なくて、暇そうだったからね・・・。
5月25日(金)
この日(25日)読んだ記事で、「おおっ!?」っと思った内容があったので、そのことを書こうと思っていたのであるが。
詳細確認をしようと思ったら、資料がないではないか・・・
ガーン。これでは書けん。
確か琵琶湖の話題で、ヘドロ除去を行う、というものだった。(ちなみに、ヘドロというのは海・川・沼・湖の底に溜まっている泥のこと。ここ数年ので琵琶湖のヘドロは急激に増えてしまった。)
ヘドロの除去作業は5カ年計画で、5億円くらいかけるらしい。
(多分。あやふやな記憶。ああ〜・・・あんまり信用できないかも。)
琵琶湖もかなりヤバイ状況になってきたな〜って他人事みたいに言っている場合ではないのですが。
湖岸道路など通った時、琵琶湖を見て、「滋賀に住んでてよかったな〜」なんて唯一(!?)思う瞬間があるので、琵琶湖を守らなくてはなりませんな。
ふむ〜
問題には家庭排水などもあるのだから、個人もできるところで考えて行動しなければならないと思うが、琵琶湖はとにかくデカイ。
個人だけですむような問題ではなくなってしまったのは残念だけど、大きくこうやって県が(市が?主催者はわかりません。資料なくしたから・・・涙)計画して、実行にうつすことは大切だと思うな。
※メモった紙を発見。「ヘドロによるアオコの発生を防ぐため、長浜港のヘドロ除去に着手。今年から三年計画。
総事業費5億5千万」らしい・・・。訂正させていただきます。
5月26日(土)
新聞の出版物の広告で見たのだが、「ヤマト言葉語源辞典」がソウル書林というところから出たらしい。
これを見て私などは俄然興味を持ってしまったのだが。
文系の学生でなければ、ことばの意味がよくわからないかもしれない。
簡単に説明すると、まず「語源」。これは字の如く、「語」の「源−みなもと」である。
どうしてその言葉がそういう意味に用いられるようになったかの説明など。
「やまとことば」これは日本固有の言葉で、和語とも言う。漢語や外来語はこれにはあてはまらない。
例えば体内の臓器の名前で言えば、「心臓」「肝臓」「内蔵」どれも漢語である。
「はらわた」と「きも」これはやまと言葉になる。
今では雅語といった捉え方をすることもあるようだ。
やまと言葉は美しいものが多い。
しかも、日本独特のことばであるから、かなり古くからあることば、しかもその古い時代に、その当時の人々がどういうものに興味があったかということがわかる。
言葉というのは需要があって生まれるわけだから。(何かを表現する必要があって、それを表現する言葉が生まれる。必要がなければ、言葉も生まれなくてよいわけだ)
例えば牛という言葉は、日本では牛はぜんぶ「牛」ということばですまされる。
ところが英語では「cow」(一般的牛)「cattle」(家畜用牛)「bull」(オス牛)「ox」(荷馬車用牛)「calf」(子牛)と様々に使い分ける。
日本ではあまり牛は食べなかったから(昔の話だから)、「牛」だけでことたりてただのだろう、ということだ。
逆に、魚に関してはやまと言葉には「あら」だとか「とろ」だとか、英訳不可能なことばがある。
これは日本人が魚を食べなれていたということを顕著にあらわすものだろう、と考えてみると面白いものである。
その語原を知る、この「ヤマト言葉語原辞典」。興味がわかずにはいられないって。
ところで、以前「明日」や「小豆」という字の読み方を「今日の一字」で紹介したと思うが、この二つはもともとは「あす」「あずき」という和語で、その後に漢語をあてたものである。
逆に、「とけい」という言葉。これはもともと中国から入ってきたときは「土圭」だった。(日本に時計が入ってきたのは飛鳥時代だと言われている。水時計だ)
今の「時計」という字になったのは明治時代くらいからで、「時−とき」を「計る−はかる・ケイ」で時計になったらしい。
と、今日はことばについての話題でした。
5月28日(月)
会社説明会に行った。今回は珍しく、新大阪で。
新大阪は一度来たことがあるけれど、梅田なんかよりはずっとわかりやすい。
迷うことなく、スムーズにことが進んで、大満足の私。
帰りに駅の地下(?もしかしたら1階だろうか?)で好きな店を見つけてしまう。
「MAMAIKUKO」というお店で、関東の方にもあると思うのだが、お茶関係のポットとかカップとか、あとはガラス製品だったり、服やアクセサリーやアロマセットだったり、とにかく私好みのものがいっぱいおいてある店なのである。
しかも地元のお店より品揃えがいい!!
さすが大阪じゃ〜と少し感心しながら(少し、であることを強調しておこう。大阪のヤツが威張るからね・笑)、スーツ姿でウロウロ歩き回る。んで、気付けば色々と買ってたり。あら?(笑)
友人の誕生日プレゼントを購入し、そのついでに(いや、もしかしたらプレゼントがついで?)、おいしそうなお茶を2種類、買ってしまう。
そしてかわいい砂時計(3分)を発見。
かわいい砂時計はないかとずっと探していたので、「これだ!」と衝動買い。
そして天使の羽のついた、薄くてもろくてこわれやすそうな透明のガラスの小さな一輪挿しも買っていたり。
結構散財だ・・・
で、本屋で少し時間をつぶす。
気付けば、時間が中途半端だったため、お昼ご飯を食べていない。飢餓状態なり〜・・・
おなかすいた。
梅田にいる友人と一緒に食べようと(勝手に)決めて、電車で一駅。
(彼の用事が終わる)予定の時間までブラブラしようと、駅の構内にある店に入ってみるが・・・迷う。(おい)
帰れへんかったらどうしよう・・・と少し不安になるが、あまり奥まで進んでいなかったため、無事生還。
無事、会えてさっそく昼食に。(ってもう5時過ぎだったりする)
私は梅田は全くわからないので、全て人任せだ。
「何食べたい?」「なんでもいいからとにかく腹に入れたい」「・・・。」「敢えて言うなら、肉」
つーわけで、しばらく歩きまわったあと、とんかつを食べることに・・・。
で、ストレスがたまっているのでとにかくしゃべりまくる。食べながら、喋る喋る。
しばらく話して、あとはまったりと。(まったり好きな私)
で、その後どうしたかと言うと、その後が最も楽しかったんですね〜。ゲームサークルの活動ですよ。ってサークル員じゃないけどね、彼は。
私の最も好むアクティブなゲームは残念ながらなかったのだが(あっても彼は嫌がるだろうが・・・)、以前一緒にやろう!と言っていた「The
Typing of the Dead」をする。
毎回のことだが、指が震えてうまく打てない。
自称・ゲームマニアなヤツには勝てなかった・・・くそぅ、悔しい。
でもって何百円か使ったが、最後までやってしまう。
お互いに、最後までいったのは初めてだったので、心地よい疲労感とともに満足感、達成感を感じつつ、その場を去る。
ゲームをあと少しして、気付いたら外は真っ暗。
電車がうまいことあればいいが〜と思いつつ、帰る事にする。
「改札まで連れていってや」と人にものを頼む態度ではない私である・・・。
それにしてもこの界隈はごちゃごちゃしててよくわからない。ここを把握してる人はすごいな〜。と思っていたら、「一人では絶対に帰れへんやろ〜」と言われる。
「一人やったらこんなとここーへんわ!」となぜか逆切れの私である。
ちゃんと改札に、いやホームまでついてきてくれて、無事家まで帰り着きました。
今日は梅田にゲームしに・・・おっと、説明会に行ったんやった。忘れてた、アハハ。
5月30日(水)
初めて、面接で交通費がもらえた〜♪
ってそんなことに喜んでる場合じゃないのですが。
しっかし、採用側も大変だね。かなりの出費じゃないのかなぁ〜。
そしてそこまでする価値があるかどうかはわからないしね。
って、あると思ってしてるんでしょうが。
可もなく、不可もなく面接は終了。
あまりいいことも言えなかった気がするのだが、なぜか面接官の方は好意的だった。
・・・なんでだろ?
5月31日(木)
やっと髪切りに行けるぜ〜って、やっと美容院に。
ずっと行きたかったのであるが、学校とか面接とか、なかなか行く時間がなかったのだ。
担当になったのは、若いおにーちゃん。
いやぁ、どうしましょ。(「い」にアクセント)などと思ったところでどうしようもないんやけど。
いつものおにーちゃんはかっこよくないので(おい)どってことなかったが、今回はかっこよかったのでちょっと喜ぶ。
これでも乙女ですから(笑)。
しかし、話は乙女の会話ではない。
まず年齢についてのはなしになり、私より数歳上だったお兄さんは、「そうかー・・・その頃が一番いい時期や」と。
「えー?そうですかね?もうすでに衰えてるんですけど・・・」
「もうあとは落ちる一方やな・・・」
「ですね・・・ふっ・・・」
何故かこんな話ばかりする私たち・・・。
仕事の話も、「そら、たまには変な客いますよ。もう、コブシ作って、殴ったろかいっていう。」
と、愚痴。
「腰痛なるしな〜」
「立ち仕事ですもんねぇ」
「オレらもなぁ、そら自分(関西弁であなた、という意味)みたいに若い子やったらいいけど、そんなんたまにのことで、ほとんどはおばさん相手やしな〜」
「そっかー。でも宴会だって、新郎さんの友人が若いといったら若いですけど、やっぱ年上ですしね〜。間違いの一つも起きませんよ。ははっ。」
「期待とかしてんねや?」
「いや〜、別に客ですし。でも、おっさんよりはかっこいいお兄さんのほうがいいでしょ」
「そらそうや」
なんか、面白いお兄さんだったなぁ〜。
かわいく切ってくれて(いや、髪形が、です。もちろん)、満足して帰宅。
折角あてたパーマも、3,4日しかもたないだろうという話だった。
髪の毛が細いから、らしい。がっかり・・・。
道理でいつもすぐ落ちてたわけだ・・・
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