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   七九九
        帰ってきたドラゴンボート!
   
     ~ASHIYA CUPドラゴンボートレース~

2023年8月6日
AAC会員
久野 淳子氏

     夏と言えばドラゴンボート。肩を痛めてドラゴンボートからランニングへ転向した私
     としては、この日は童心に戻る日。2017年には、参加希望者が多く集まり、混合の
     部とオープンの部にそれぞれ2艇ずつで参加し、混合の部では2艇が準優勝と3位とい
     う快挙を成し遂げました。そして、2019年を最後に、コロナ禍による大会中止で実
     に4年ぶりの開催となった今回は、人数ギリギリでやっとこさ1艇での混合の部での参
     加でした。

     大会前日には各チーム30分の乗艇練習時間が与えられます。しかし、体力の回復
     に時間がかかるお年頃なメンバー。疲労が残らないようリズム合わせやスタートの
     確認を中心とした効率の良い練習を心掛けました。

     さて、当日は絶好の真夏の晴天。第一レースに組み込まれたAACは舟上で開会式
     に立ち会うことに。炎天下のこれはかなり堪えました。

     予 選:1位/3チーム中
     
3チーム中2位以内が準決勝へ。抽選により第1レーンに就く。コースブイが若干流
     されていた影響で隣のレーンに入ってしまったが、他舟の進路妨害とはみなされず
     お咎めは無し(公式戦なら他のレーンに入った時点で失格)。前日の練習のイメージ
     通り、落ち着いた舟運びで確実に1位通過。

     準決勝:1位/3チーム中
     
こちらも3チーム中2位以内が決勝へ。メンバーの乗艇位置を改善。第2レーン。
     ここは決勝に進むことが第一目的なので、とにかく焦らず確実に。レートを上げ切る
     ことなく、こちらも余裕を持っての1位通過。

     決 勝:準優勝/4チーム中
     
ここで、関西龍舟と初めて当たる。関西龍舟は私が以前所属していた強豪チーム
     だが、今回はレギュラーメンバー総出というわけではなくメンバーの子ども達繫がり
     のパパママチーム、初心者もいる模様。とはいえ、前日30分練習のみの我々とは比
     べ物にならない練習をしてきているはず。

     スタート直後、良い状態でスタート位置に就けていたこともあり、一瞬先行する。
     しかし、あわよくば!と思ったのも束の間、じりじりと離されていきます。太鼓の私
     は周りを注視しますが、漕ぎ手は周りを気にせずひたすら漕ぐことに集中しなくては
     なりません。抽選でAACは第1レーン、関西龍舟が第4レーンと離れて相手の姿が漕
     ぎ手の目に入らないのは良かったです。

     先行はされていても最後まで何が起きるか分からないのがレース。この時ばかりは
     余裕などかなぐり捨ててレートもギリギリまで上げて、とにかく喰らいつきます。
     結果は2位でゴール。漕ぎ手メンバー、全員最後まで漕ぎ切りました。

     毎年、この大会が終わると「夏が終わった~」という気分になりますが、今年もや
     はりそう感じました。来年はせめて2艇で参加したいですね。近年の入会でまだド
     ラゴンボートを漕いだことの無い方、来年は是非いかがでしょうか?
     <7月30日(日) 南芦屋浜キャナルパークにて>
      


   
   七九八
         遂にその時が来た!(2)

2023年8月2日
AAC会員
宗政 義仁氏


     【第1部】
     7月16日開催の皆生トライアスロン大会に参加、何時かは訪れるだろうと思って
     いたリタイアだったが、今回33年目にして初めてバイクでリタイアしてしまい、
     遂にその時が来てしまいました!

      5月末からの “不整脈” の影響で全く力が入らずスイムもバイクも絶不調、しかも
     当日の最高気温は37℃路面からの輻射熱を考えると38~39℃あっただろうか。
     大会完走率は過去最悪の68.2%でした。ちなみに70歳以上の参加者は合計
     24人、完走者は70歳~73歳で合計4人だけでした。

     今、冷静になって考えてみると、止めておいて良かったな~と思っている次第です。
     今まで病気・入院もせず他人事のように思っていたが、80歳の大きな関門を間近
     にして無事に越えるのは大変な事なのだと、つくづく思っている次第です。
     今後は不整脈を完全に治癒して、また来年イチから再挑戦したいと思います。
     <<まだヤルの?・・・との声あり>> (笑)
      

     【第2部】
     米子に居残って親戚との親睦をはかった後、7月18日は地元S田さんに島根半島の
     右端先端にある灯台、「美保関灯台コース」を案内してもらいました。皆生トライ
     アスロン大会時にはいつも眺めている近くにあっても遠い灯台、でもなかなか行く
     機会がありませんでした。

     でもこの度、やっと思いが叶いました。皆生トライアスロンでバイク走行距離不足の
     私にとっては、これで140km+αとなったので超嬉しいです。ランは来年完走を
     果たすための課題にしておきます。(大笑)
      


   
   第七九七号

      グランドスラムへの挑戦 〜富士登山競走山頂〜

2023年8月1日
AAC会員
高原 徹氏

     2023/7/28 富士登山競走  山頂コースに参加しました。制限時間内完走ならず、
     3分半オーバーの完走。市民ランナーグランドスラム目指すも不完全達成。
     なんちゃってグランドスラムですが、再挑戦しようという気持ちはゴール後起こ
     りませんでした。

     5合目関門、8合目関門ともカウントダウンされるなかでのクリアでしたが、呼吸
     も脚も気持ちも余裕のある状態で前の人を少しずつ抜いていって9合目であと10
     分.山頂ゴールまでの選手の列が連なる。残り5分、3分、1分との声が聞こえるが
     まだ鳥居まで遠い。ようやく間に合わないなと自覚。力抜かずにそのままゴール
     のマットを踏んだ、時計は4:33:30 。

     悔しいか?そうでもない。
     力尽きたか?そうでもない。
     もう少し頑張れたのか?そうでもない。
     再挑戦したいか??もう無理でしょ。
     ぐだぐだ考えながら、足取り重く下山。

     富士吉田市役所前をスタートして富士山頂を目指す、距離21㎞、標高差3000m
     の山岳レース。五合目関門2時間15分、八合目関門4時間、山頂制限4時間30分
     の時間制限あり。

     2018年 5合目コース完走 山頂コースへの権利獲得
     2019年 山頂コース 当日朝、天候不良により5合目で打切り
     2020・2021年 コロナ対策により中止
     2022年   5合目関門アウト
     *2019年にならあと5分早く5合目を通過してましたので、
      完走の確率はもう少し高かった気がする。

    【今回】 快晴 スタート時 30度.山頂11度
     エントリー男女合計 1775名 60歳代124名
     参加基準タイム順のナンバーは744
     平均完走率 45%前後とか
     ナンバー的にもボーダーラインです。

     今回は、還暦仲間のtai phoneさんとの楽しいチャレンジでした。
     お互いの健闘を讃えながら、翌日は、富士山に次ぐ2番目の標高を誇る北岳に
     挑戦しました。富士登山競走にこれから挑戦する方は、ご相談くださいませ。
    


   
   第七九六号

  第2回AACマラニック“キリンビール神戸工場マラニック”
        ~激坂攻略、行くよ一緒に!!


2023年7月21日
AAC会員
久永 知秀氏

     天気予報は「大雨に注意!」でしたが、回復を念じて決行、17名で行ってきました。
     当日朝の集合時は曇り、激坂の船坂峠越えの時に少しだけシャワーを気持ちよく浴
     びましたが、船坂のコンビニに着く頃には雨も上がりました。

     その後も曇り続きで、お天道様に悩まされることはなく、結果的に熱中症でフラフラ・
     ダウンということは心配せずに済みました。

     途中、おいしいと評判の山のパン屋さんにも立ち寄り腹ごしらえ。元気いっぱいで再
     スタート、若干のハプニングも楽しみながら、全員無事にキリンビール神戸工場に時
     間内に到着できました。

     そして一番搾りの製造工程を興味深く聞いた後はお待ちかねの試飲タイム! 
     先着組は空きっ腹にのど越しも軽やかにグイグイ飲み干しテンションMAX。後着組
     は工場内の食べ放題レストランで一足先にランチ、おなかパンパンでの試飲となり
     飲み残す人も・・・モッタイナイ。

     みなさんそれぞれ美味しくできたてビールを堪能しました。来年の実行に向けて、いろ
     いろ課題も見えてきました。よりよいマラニックになるよう、練り上げていきます。
      


   
   第七九五号

      五島長崎国際トライアスロンでエージ優勝!

2023年7月1日
AAC会員
石飛 肇氏

     2023年6月18日㈰ 2023年五島長崎国際トライアスロン [バラモンキング]が4年ぶりに
     開催され、国内外から700人以上の選手が出場しレースに挑みました。 Aタイプは午
     前7時、Bタイプは午前8時スタート。 沿道からは大きな声援が寄せられ、地元からは
     およそ3000人のボランティアが大会を支えてくれました。

     私はBタイプ (2012年はS2Km・B124Km・R30Kmでした) 今回はスイム1500m・
     バイク101km・ラン21km、 雨を心配してましたがスタート時は小雨程度でほぼ曇り
     空の暑くも寒くもない良いレース日和でした。

     スイムスタート、スピードがない私なので、アウトコースから泳げばバトルも気にな
     らず、湾内ということで波も流れもない泳ぎやすいコース。

     バイクは路面が夜中の雨の為ウエットなので下りは安全走行、アップダウンを楽しみな
     がらバイクゴールを目指し、バイクゴールではバイクをスタッフが受取ってくれ、その上
     ランバッグまで手渡ししてくれ、優雅な気分でランに入り沿道の応援に元気をもらう。
     イーブンペースを維持の為、自分で考案した初老の身体の動かし方を実践した。

     普段のラントレは月に走行距離は30キロ位、走る速度はキロ8分位なんですが、レース
     ではキロ6分で走りきることができ今回も楽しく完走できました。

     スイム28分31秒(31位)・バイク3時間38分51秒(51位)・ラン2時間11分51秒
     (84位)、総合時間:6時間19分18秒(59位)・エイジ64-69歳(1位)

     これまでBタイプは延べ出場8回・完走8回
     *2012年(58歳)エイジ1位
     *2013年はロングトライアスロン世界選手権出場の為不参加
     *2014年(60歳)・2015年(61歳)・2016年(62歳)・2017年(63歳)・2018年(64歳)・
       2019年(65歳)エイジ1位
     *2020年・2021年・2022年は開催されず
     *2023年(69歳)もエイジ1位と言うラッキーで相性の良いバラモン大会です。

     60歳代での10年間で7回参加し7回エイジ1位で延7連覇、私のトライアスロン人生の
     小さな自慢になりました。そして60歳代最後の歳で良い想い出ができました。
     何歳まで参加出来るかわかりませんが、新たな楽しみ方で一日でも長く続けられたら
     嬉しいです。

     「追伸」 私のミドルディスタンストライアスロンの始まりは、バラモン大会に2012年
     からBタイプができて世界選手権選考レースになり、世界選手権出場権利を由樹恵さん
     (妻)と共に得て翌年ベルフォール大会(ロングディスタンストライアスロン世界選手権)
     に行きました。
     


   
   第七九四号

     やっと、夢に近づけたかな?

2023年6月29日
AAC会員
小阪 はるな氏

     アイアンマンケアンズに参加してきました。大きな夢の一つにコナに出場することがあり
     ます。今回、ケアンズでは女子のスロットが75となっており、最大のチャンスかもと思い
     エントリーしました。エントリーするまでもたくさんの方々に助言やアドバイスをいただ
     き考えた結果、この大会を選びました。

     レース当日、シャトルバスに乗って会場に向かう頃よりだんだんと緊張が高まる。
     みんな一緒、ここで落ち着けたら、自分の勝ちと思い込む。スタートまでの時間は、最終
     のバイクチェックに軽量化とあっという間に時間が過ぎていきました。

     スイム:マレーシアでのタイムが1時間26分だったので、波があり、海が荒れると聞いて
     いたケアンズでは1時間30分で泳ぐことを目標にしました。申告タイム毎にゾーン分けさ
     れてたローリングスタートで、バトルもなく波はありましたが、海で泳いだ練習の成果あ
     り、あまり波を気にすることもなく泳げました。途中に陸にあがる周回のコースでしか泳
     いだことがなかったので、3.8km連続で泳ぐことに少し不安はありましたが、気持ちよ
     く泳げました。タイムは1:19:05で、目標タイムはクリアできました。

     バイク:テントでの更衣をすませ、バイクラックにすすむと、左右のバイクはなく、広々
     とバイクをとることができました。さあ、ここから180㎞ライドのはじまり。6時間30分
     を目標にこぎ始める。最初は調子よく漕げましたが、80㎞を超えたぐらいから、ギアの
     調子が悪く、変速ができなくなることも。あれだけ、チェックしたのにと思いながらも、
     やはり最後はメカニックという評価もまだ必要であったのかと自分のメカテクニックの
     不十分を実感。なんとかなる、大丈夫と思い込み、こぎ続ける。ほとんどフラットと思
     っていていいとのアドバイスをもらっていましたが、まあまあのアップダウンがありまし
     た。景色はきれいでしたが、見る余裕があるときもあれば、景色を見る余裕がない時も
     ありました。ラスト10㎞、ランに備えて調整しないといけないのですが、ある程度の人
     が集まっていたので、ドラフティングをとられないように前へ前へ出るように心がけた
     ら、全力で漕いでました。バイクタイム6:32:26 目標タイムは超過してしまいました。

     ラン:バイクの最後で全力を出し切ったせいか、いつもより脚が思うように進みませんで
     したが、そのおかげで呼吸が乱れることなく、最初の1週目の10㎞は淡々と走れました。
     段々と日が暮れていき、歩きたくなる衝動が。一度歩いてしまうと、次に走り出せないと
     思い、エイド以外では止まらない、歩かないと決めて走り続けました。ただ、おなかの調
     子が整わず、トイレ休憩が3回ぐらいありました。残り3㎞となったところで、同じカテ
     ゴリーの人が前を走っていました。これは、一つでも順位を上げるしかないと思い、スピ
     ードアップし、今度は抜かれないようにそのスピードを維持。そうして頑張っていると、
     また前に同じカテゴリーの人が。またまたスピードアップし、ゴールへ。そんな感じで、
     ラスト3㎞で3つの順位をあげることができました。レッドカーペットを通ると、沿道の
     声援に囲まれ、感動。あー、やっと帰ってこれた。アイアンマンのゴールゲートは本当
     に格別です。タイムは4:39:00 目標としていた4:30を超えてしまいました。
     ゴールタイムは12:49:39 ギリギリ13時間以内に帰ってくることができました。前回
     のマレーシアより約1時間短縮できましたが、順位は年代別12位でコナには到底届くよう
     な結果ではないことは十分理解できています。

     翌日のロールダウンパーティーは、何があるかわからないと参加。スロット対象者の名
     前が呼ばれた後、「コナに行きたい人」というアナウンスがあり、手を挙げて前に出る
     ことで、コナ出場の権利がもらえました。今の私では実力で獲得できない、夢のチケッ
     トです。コナまであと、3か月。後は、最高の場所で、最高のパフォーマンスができる
     よう、コツコツと継続した努力するのみです。

     最後になりましたが、今回の旅をご一緒してくださった方々にも感謝です。英語が喋れ
     ない私への通訳、そして身の回りのお世話もしてくださり、そんな海外遠征でしたが、
     旅のストレスも軽減させてくださったことが、この結果につながったとも思っています。
     今回の旅でも、たくさんの出会いがありましたが、コナ出場に向けて、さらなる出会い
     があり、人生の経験値をあげていきたいと思っています。
     


   
   第七九三号

     芦屋浜
浜風カヌーアスロンで最高齢者賞を受賞!


2023年6月5日
AAC会員
髙椋 琢冶氏

     2023年5月14日(令和5年)は芦屋浜浜風カヌーアスロン大会の開催日.。約3年続
     いたコロナ感染症対策が緩和され、各地で色々な競技会が再開される中で開催された
     本大会に選手として参加しました。会場では選手やスタッフが集い『お元気ですか?』
     『お久しぶりですネ!』と声を掛け合いながら懐かしそうに談笑し喜びあっている人達
     がとても印象的でした。

     私はこの雰囲気が味わいたくてミドルの部の参加を決めていたのですが、その後の
     日常生活も変わることなくトレーニングせず時だけが過ぎて行きました。年が明けて
     2月になって事務局から案内が入ったので2月20日に早速申し込んだ次第です。
     その一週間後には武庫川河川敷を3km走りました。そしてその後も芦屋浜のアップ
     ダウンコースやその他のコースを約70km走りレースに備えました。そして4月16日
     には芦屋さくらファンラン後の打ち上げ会にも参加し、午後開催されたカヌー練習会
     にも参加し腕を磨きました。

     ミドルの部の制限2時間以内で余裕をもって完走するために、カヌーを30分切ること
     を目標し、レース日までに延べ10日間も通いました。海洋体育館の職員の方からは
     『高椋さんは皆勤賞ですネ!』とのお褒めのお言葉まで。何やかやと努力の結果、1
     時間半を切れそうなったと自信がつきました。

     5月14日大会当日は曇空、海からの風が涼しく感じられ、選手にとってはいいコンデ
     ィションだと思いました。受付の方からは『高椋さんは完走されたら最高齢者賞ですよ
     !』との声掛けがあり、緊張することに・・・。スタート直前にも西川会長から『今大
     会の最高齢者です!』と紹介され、スタートラインに立っている自分を誇らしく思って
     いました。

     第1ラン4kmは26分34秒はまずまずの良い走りでした。カヌー2km26分14秒
     は10日間の練習成果の結果で無難に漕ぐことが出来たのですが、陸に上がってからの
     給水ボトルの準備を忘れていたため大変なことに・・・ 右往左往している私を見て、
     応援に来てくれていた孫が『おじいちゃん、こんなところで何してるの?』と。説明する
     もてんやわんやのドタバタ劇、大きなロスタイムになってしまいました。

     家族と別れてやっと走り出したものの、なかなか思うように走られません。ラスト500
     m位で家族が応援してくれていました。『ジイジ頑張れ!』と私の後を走ってきたので、
     ゴール手前で手を繋ぎ勢いよくゴールに飛び込みました。第2ラン28分34秒、合計
     タイム1時間21分22秒、目標を8分縮めての結果に大満足しています。

     80歳と半年が過ぎた老いた体にまだこんな元気が有ったのかと、自分を褒めてやりた
     いです。そして応援に来てくれた家族にも感謝しています。40歳が過ぎたころランニ
     ングを始め、5km・10km・ハーフ・フルマラソンと距離を伸ばし、数多くの大会に
     参加しある程度の実績を残してきました。芦屋浜アスリートクラブ(AAC)の会員とし
     て創立以来、土曜日練習会や主要行事に欠かさず参加してきましたが、65歳の夏ごろ
     から膝の痛みだし変形性関節症の症状が悪化し軽快に走れなくなりました。そんな中
     で69歳最後のハーフマラソンとして挑んだ「三田国際ハーフマラソン」でラスト3km
     の関門閉鎖にあい悔しかったです。ちなみに63歳の時「篠山ABCマラソン」で4時間
     45分10秒で走ったのが最後のフルマラソンになりました。

     その後段々とAAC行事に参加する機会が少なくなりました。それでもカヌーアスロン
     大会だけは毎年選手で参加するか、ボランティア参加するかしたいと思っています。
     タイムや成績を求めて走るランニング人生は69歳で終え、70歳からは膝の変形性
     関節症とお付き合いしながら、無理せずゆっくりあわてずやって行きたいです。今回
     のカヌーアスロン大会では膝や腕を相当酷使してまいましたが、欲を言えば1年後の
     カヌーアスロン大会の日まで、健康で元気な体で過ごしたいと思っています。

     【追記】 
      1992・03・08(H04)篠山ABCマラソンにおいて49歳サブスリー(2:59:47)を達成

     


   
   第七九二号

         還暦で初トライアスロンを完走!


2023年6月4日
AAC会員
木倉 博

     定年を迎えた今年、トライアスロン歴34年目の60歳で南紀白浜トライアスロン大会に
     出場しました。過去二回の完走経験が有る大会で、ハードなバイクコースですが、泳
     ぎやすい白良浜(しららはま)を泳ぐ大会です。

     当日の朝方の天気は曇、バイクセット時は快晴でした。近畿の大会なのでスタッフも
     顔なじみが多い。スタートまでたっぷりの時間がありました。スタートは5秒間隔10
     人でのローリングスタートだったので、あっと言う間にスタート。泳ぎ出すと周りの
     人のペースが以外と遅く感じたので、少しペース上げて泳ぎました。白良浜の海はと
     ても綺麗で、若干潮の流れはあるものの気持ちよく泳げました。

     一周が終わり給水所は人だかりしていたし、ショートでもあるのでパスして行きまし
     た。二周目はさらに楽に泳げ、陸に上がってバイクラックに着くと、同じ場所付近
     にはほとんどのバイクが有りました。まずまずの状況だなと思って素早く着替えて
     バイクコースへ。

     最初の登りは少しキツイかったが前半なのでどんどん抜いて周回コースに。ここから
     はバイクが多く、思うように走れない。周回を重ねて何とか慣れてから旧白浜空港へ
     の坂道を登りました。キツイ!何人かの選手は自転車を降りて押している。耐えて登
     り切って滑走路の周回コースへ、気持ちが良い!そしてバイクが終わった。
     自分のバイクラックの周りにはバイクが無い。かなり抜いている。

     ランに入るが体は重くイメージしていた自分とは違う!? このコースは最初の2キ
     ロ過ぎまでがしばらく、キツイ登りで走りにくくしかもダートコース。何とか足を
     進めて下りに入るが、なかなか速く走れない。そんな中で4・5キロと過ぎて行くと、
     どんどん抜いて行かれる。海岸線に入り単調なコースを、とにかくゴールまで頑張
     って1時間10分もかけてゴールしました。

     還暦初のトライアスロン完走!忘れられない大会になった。やっぱりトライアスロン
     は素晴らしい。これからも命続く限り楽しく走り続けたいと思いました。
       


   
   第七九一号

      芦屋浜
浜風カヌーアスロン大会ショートの部に
            初参加として挑戦!


2023年5月27日
AAC会員
円尾 智彦氏

     トライアスロン部の円尾です。先日開催された芦屋浜浜風カヌーアスロン大会2023の
     ショートの部に初参加として挑戦させていただきました。
     ご存じと通り、私は下肢障害(左大腿義足)で、ランは土曜日の練習会に参加して遅いな
     がらも走りきる自信はありました。

     また、カヌーに関しても、乗りこなすことができるだろうと高をくくっていたことは事実
     です。その根拠は、パラアイスホッケーとうい下肢障害者が、「そり」 に乗って行うアイ
     スホッケーを行っていたからです。通常のホッケーと違い、「スレッジというソリ」 に乗
     り1m位の後方にピックのついたスティックを両手に持ち、そのピックで氷をかぎ、パッ
     クを操作しながら得点を競う競技です。

     この競技を10年弱行っていた経験によって、氷が海に変わっただけだろうと思ってい
     ました。ところが、大会前日の練習会で海に出て1分足らずでチンしてしまいました。
     こんなはずでは・・・必死で1時間練習しましたが、不安を残したまま大会当日を迎えま
     した。

     自分のペースで1周目のランを終え、義足脱着のためトランジに椅子を用意していただき
     カヌーに乗り込みました。2,300m先に前の方が見え、1人でも抜きたいと思いこぎ
     続けました。 何とかチンすることなくカヌーが終了し、気が付けば3,4人抜いていま
     した。

     義足の装着もありましたが、無事にゴールすることができました。当然ビリではありまし
     たが、この挑戦を快く受け入れていただきありがとうございました。
     また、AACのボランティアの皆様のおかげで何不自由なく競技を行えたことは感謝の
     気持ちでいっぱいです。

     これに懲りず来年も参加したいという気持ちと、私のような障害のある方にも知ってい
     ただき、多く方に参加し楽しんでいただきいと感じました。
     この度は本当にありがとうございました。
      


   
   第七九〇号

    Ultra-Trail Mt.Fuji を走ってきました!

2023年4月29日
AAC会員
久野 淳子氏

     4月21~23日に、国内最高峰のマイルトレイルの大会であるFUJI(旧UTMF)を走ってき
     ました。この大会に出場するためには国際トレイルランニング協会の認めた大会にて、
     最大3大会以内に10ポイント以上を得なければなりません。
     ここまでの道のりは長く、
        ・比叡山インターナショナルトレイル   50km  3ポイント
        ・箕面モンキートレイル      30km  2ポイント
        ・広島湾岸トレイルラン     108km  5ポイント
     の3大会で大会申込資格を得ました。
     この大会を目指したきっかけは、「完走して匠の会に入会したいから」 というのもありま
     すが、そもそも雲の上の存在の大会。最初は漠然とした憧れ以外にはありませんでした。

     そして時はコロナ禍へ突入。街なかでジョギングするのも憚られる雰囲気で大会も中止
     だらけ。そんな時にAACの門田氏の提案で、京都伏見稲荷スタートの京都一周トレイル
     から東海自然歩道、さらに中山連山から六甲山を結ぶ全長170kmのトレイルイベントの
     企画が持ち上がりました。このイベントに集まった有志達で分割試走やコースの見直し
     を重ね、私も相方の千原氏に手助けをいただきながら分割試走を重ねました。

     そして迎えた第1回Western-Escape。結論から言うと、この時は制限時間に間に合わな
     くて生瀬でDNF。第2回は私は別件ありのため不参加、千原氏は単独で完走。第3回は
     制限時間に拘らず全行程を踏破することを前提にひたすら歩き、かなり時間オーバー
     ながらも完踏。これが自信につながりました。

     でも、申込資格のポイントは2Pや3Pは何とかなっても4Pや5Pとなると制限時間に間に合
     わなくリタイヤの連続。そんな中、昨年開催された第1回広島湾岸トレイルの余裕のある
     制限時間のおかげで、ありがたいことに完走することが出来、めでたくポイント問題を
     クリア。

     ここまでくればFUJIに行かない理由はありません。本来なら申込後の抽選結果待ちとい
     うことになるのですが、コロナ禍でマラソンのエントリー代が随分浮いたので、思い切っ
     て寄付エントリー枠で出場を確実なものに。こうして元手をかけた以上、今度はリタイヤ
     が許されない状況に。結果、大会では走っている間もずっとエントリー代のモト取らなき
     ゃ!と前向きな気持ちで走り続けることができました。

     富士山の外周山脈をぐるっと回るFUJIのコースは、土質も植生も六甲山とは全く違い、
     珍らしさからずっと飽きることなく楽しめました。苦手な下りも一部滑る所もありました
     が、総じて走りやすく、杓子山への登りは岩登りのアドベンチャーコース。きゃあきゃあ
     言っているうちに登頂した感じです。
     最後の霜山からの下りは最高に楽しく、高揚した気分のままゴール!感動で涙が出る
     かと思っていましたがそんなことはなく、ただひたすらニコニコしていたように思います。

     夢のようなFUJIは終わってしまえばあっという間で、今もまだ現実感がありません。
     しかし、還暦を前に一つの目標に到達したことは私のこれからの人生にも何かの影響
     を与えてくれることでしょう。
        ・Ultra-Trail Mt.Fuji 165km(100マイル)  制限時間:44時間30分
        ・42時間42分3秒で完走。
     AACで10人目のマイラーとして、匠の会に入会しました。