11.最後に
左の写真は管内に詰まっていた消臭剤のかけらです。
便器だけでなく、集合住宅の設備は何かと傷みやすいもの。長持ちさせるには定期的なメンテナンスが重要です。
物件オーナーの方は、こちらもぜひご覧ください→『不動産オーナーの皆さまへ』
10.掃除後の状態
内部に詰まっていた異物が取れたので、スムーズに水が流れるようになりました。
9.配管復帰
床が乾いたら配管を復帰し、床との継ぎ目をコーキングで塞ぎます。
8.漏水の手直し
配管清掃後、継ぎ目をシール材でふさぎ、栓を交換しました。
これで水漏れも起きません。
6.床下配管の掃除
今度は便器を外し、床下の配管にブラシを突っ込んで念入りに掃除します。
2.薬品注入
まずは固まった尿の成分を溶かすため、ポンプで薬品を注入してしばらく待ちます。
4.ポンプで洗浄
水を出しながら、手押しポンプで配管内部の薬品を完全に流します。
7.配管継ぎ目の漏水
別の便器では便器と配管の継ぎ手、掃除穴の栓から水漏れがありました(赤の矢印)。
5.内部清掃
今度はワイヤーブラシを突っ込み、しつこくこびりついた汚れを掃除します。
1.作業前の状態
便器の配管が詰まり、水が流れない状態です。
内部に異物があったり、尿の成分が管の中で固まっているのが原因です。
3.薬品注入から数分後……
管内の異物が溶けだした状態です。
泡の色で内部がどれだけ汚れていたかがわかります。
施工時期:平成20年3月
施工場所:大阪市西成区
老朽化したアパートの共同トイレが頻繁につまり漏水するので、薬剤を使用して通管清掃を行いました。
掃除すればどれだけ流れが良くなるかご覧ください。