3.キッチン天井ほか
キッチンの天井もおかしな作りです。中央が垂れ下がり、流し台の上部に大きな穴が開いていて、戸棚に被さっています(左側の写真)。おかげで天井と戸棚の間に変な隙間が開いてます。
天井裏を見ると、躯体から天井を支える吊木がありません。だから天井が下がっていたのです。
そこで躯体から天井を吊りなおし、天井と戸棚の間には細い角材を入れて、隙間を隠しました。
玄関の床には焼け焦げがあったので、クッションフロアーを張り替えています。
2.キッチン床
キッチンの床板がボコボコになっていました(写真矢印付近)。
床板をはがすと、5.5mm厚の薄いベニアを2枚重ねで張っていました。これでは強度が足りないうえ、床下の根太も細く、まともに固定されていません。さらに排水溝跡から湿気が上がってきて、べニアが腐ったようです。明らかな手抜き工事です。
そこで根太を追加し、ボンドで固定。排水溝跡をふさいで、構造用合板を敷きました。
最後に同色のクッションフロアーを張って仕上げています。
1.オフィス内部
長年使われてきたので、壁や天井に煙草のヤニが染み込み、床にも汚れやシミがあります。照明器具も老朽化してずいぶんと薄暗い感じです。
そこで天井や廻り縁、床巾木を再塗装。壁紙と床のタイルカーペットは張り替え。古い照明器具を新しいインバーター式の器具と交換しました。
そのおかげで室内がずいぶんと明るくなりました。工事と改修後の写真を比べてください。
また、電話回線も一部改修しています。
施工時期:平成21年3月
施工場所:大阪府大阪市
マンションのオフィス区画を改装しました。壁紙と天井塗装、タイルカーペットを貼り替える程度の内容でしたが、キッチンの床と天井に不具合があったので、一緒に手直ししています。