５．洋室
３ＬＤＫのうち２室は洋室に改装しています。
床はリビングと同じく断熱してフローリングに。
コンクリートの壁には直接壁紙を貼ってあったのですが、写真のようにボロボロだったので剥がし、冷えないように断熱材を入れて新造しています。
両室とも押入れをクローゼットにし、たくさんの荷物を収納できるようにしました。
４．トイレ
トイレも内装はタイル仕上げでした。
既設のタイルを落とした後、躯体に直接同縁を打って新たに壁を起こし、狭かった室内を幅８ｃｍほど広げています。
床も排水管を交換するとき撤去し、トイレ前の廊下と同じ高さに合わせています。
ガタのきたドアも交換。
便器はウォシュレットにしました。
３．お風呂
以前の浴室は脱衣所から床が１５ｃｍほど上がっており、出入りがしにくい形でした。タイル仕上げの床や壁は冷たく、小さな湯船は手足が満足に伸ばせません。
そこで湯船や壁、床を全て撤去し、広々としたユニットバスにしました。床は洗面所とフラットなので、出入りもスムーズ。中は以前の倍ぐらいの広さになっています。
故障していたガス湯沸かし器も撤去して、キッチンと同じ器具に統一。給排水管も新たにやり替えています
２．キッチンとリビング
床鳴りがひどく室内もボロボロだったので、内装を全て撤去し、玄関との間に仕切り壁を新設。床は吸音断熱材を入れてフローリングに。天井高も上げ、梁も一回り小さくして圧迫感をなくしました。
キッチンにはセパレートタイプのコンロ台とシンクを据えました。給排水管も老朽化していたため、下の階から新しい設備に更新しています。
二台あった給湯器も一台にしたので、キッチンまでの給湯管とガス管、メーターの配置も変更してあります。
１．玄関先
玄関から見た室内です。
割れた床タイルを貼り替え、かまちも作り直しました。
奥のリビングが玄関から丸見えなので壁で仕切り、ドアを取付。
照明を増設し、色褪せた鉄扉も塗り替えたので明るい玄関になりました。
老朽化した配線も交換して、新たな分電盤をドアの上に設置しています。
入って右側に見えるのは、集成材で作った埋め込み式の靴箱です。
施工時期：平成20年9月
施工場所：大阪府大阪市
分譲マンション一室の内装を完全に撤去し、リフォームしました。老朽化した設備もすべて更新しています。
改装後すぐに売れた物件です。着工前（写真左）と改装後（写真右）の差を見比べてください。
