221 回 おすすめの1枚
(2024/11/28)

  Babx une maison avec un piano dedans  発売年:2023

フランスの鬼才Babx(バビックス)の2023年初ピアノ・ソロ作。クラシックやタンゴ、ジャズ、シャンソンなど1曲ずつ風景が変わる。どうやって録音したのだろう。
広い部屋の隅にマイクを立てて録音したような音像。とても特徴ある音でタイムスリップしたような気分になる。ノスタルジックで聞きやすい。
YouTube見ると色んなジャンルの音楽をやっているみたい、すごく多才なのだと思う。CDのブックレットには各曲ごとの自身が書いたアートワークがあり。

220 回 おすすめの1枚
(2024/9/24)

  Gabi Hartmann Gabi Hartmann  発売年:2023

フランス出身のシンガー・ソングライター、ギャビ・アルトマン。ノラ・ジョーンズ「Don’t Know Why」の作者、ジェシー・ハリスをプロデューサーに迎えたデビュー作。
雰囲気はフレンチジャズだが、ポルトガルのファドやブラジルのボサノヴァの影も見える。甘くノスタルジックな歌声が何とも言えない。
収録曲の多くは彼女のオリジナル、あるいはジェシー・ハリスとの共作で、英語/フランス語/ポルトガル語の歌声と絶妙なアレンジがたまらない〜
南仏を旅しているような雰囲気。

219 回 おすすめの1枚
(2024/7/22)

  Rachael & Vilray Rachael & Vilray  発売年:2019

ジャケ買いしたのだが、内容もすばらしい。
Lake Street Dive のヴォーカル、レイチェル・プライスが、ギタリストのヴィルレイと組んで録音したアルバム。
演奏の雰囲気がとても良く、ジャケットそのままの音楽が流れてくる。
ギターのリバーブ感が素晴らしい。ジャズ・ハワイアン・ラテン・ウエスタン・スウィング〜色んな音が聞こえる。
こういうのを今風のジャズというのかな。休みの日にゆっくり聞きたいアルバム。とても心地よい。



218 回 おすすめの1枚
(2024/5/29)

  The Sundays 「Reding, Writing And Arithmetic」  発売年:1990

部屋を片づけてたら、1枚CDが落ちてきた、見たらこれだった。
昔、良く聞いた気がする・・・と思いながら、CDプレーヤーに入れてみる。
いきなり、透き通るような美しいボーカルにノックダウン。久々聞いたけど、全曲 素晴らしかった。
ギタリストはスミスのジョニー・マーの影響なのか、アルペジオがきれい。ソングライティングの才能もある。
最近、こういうギターを聞かなくってしまった。スミス好きだったな。
3枚だけCD出して、90年代の終わりにはバンドは消滅したみたい。もう一回活動して欲しい。



217 回 おすすめの1枚
(2024/3/25)

  Chris Brain 「Steady Away」  発売年:2023

YouTubeでイギリス系フォークシンガーを色々見ていたら、「これ、めちゃ良くない?」と思い。CDが売ってたのでゲットしました。
小川のほとり、丘の上、花畑、夕暮れ〜などで弾き語りをしていて、とても良い。癒される。
ニック・ドレイク系のアーティスは、素晴らしくて独特の雰囲気、そして暗さがある。そこが良かったりもするのだが、この独特の暗さがちょっと苦手。
アナログテープで録音されたこのアルバムは、木漏れ日フォーク好きにはたまらない。アコギ弾き語りを中心に、生ピアノやストリングスが品良く加えられている。
それにしてもギターが上手いな、このぐらい弾けるようになりたい。



216 回 おすすめの1枚
(2024/1/30)

  Free 「Fire And Water」  発売年:1970

学生の時にレコード買って、何度聞いたことか。
メンバーが若い。平均年齢が20歳ちょいなのに、オジサンのようなクールな演奏である。

ドラムは音数の少ない寡黙なドラミング、アンディ・フレイザーのファンキーなベース、
コゾフのギター・チョーキング、ブルージーすぎるポール・ロジャーズの歌唱。

5曲目(レコードではB面)からが好きで、『Mr. Big』のベースは本当にカッコよくて、何度聞いても癖になる。すばらしい。

↓リバーブが掛かってない生々しい演奏でカッコイイ





もどる