174回 おすすめの1枚
(2016/11/30)
Chet Baker 「JAZZ VOCAL COLLECTION 13」 小学館 発売年:2016年
本屋さんで良く売ってるヤツ。
最近は、レコードまで本とセットになって、本屋で売ってる。
チェット・ベイカーの優しく甘く、切ない歌声とトランペット。これだけで、ゴハンが三杯食べれるぐらいの上質の物。
期待せず買ったのだが、このCDブックセット、とても良かった。コアな音源も入っていて、本当に楽しめる。
173回 おすすめの1枚
(2016/9/27)
Timmy Thomas 「Why Can't We Live Together」 発売年:1972年
ミニマム・ファンクの名盤。
南部産ニュー・ソウルの代表格、ティミー・トーマス。
リズム・ボックスと、オルガンと、歌のみ というシンプルな音作り。ひたすらクールで、うるさくない。
高速道路でも、夜ひとりでお酒を飲んでいても、いつでも、ハマる。
僕も、こういうの作りたい。
リズム・ボックスと、シンプルなギターと、ファルセットなヴォーカル。 これだけで、いい世界が作れそう。
172回 おすすめの1枚
(2016/7/28)
Jeff Buckley 「You & I」 発売年:2016年
ソニーとの契約直後にスタジオ録音された、弾き語りカバー集。未発表もので、内容も良いです。
ボブ・ディラン、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、ザ・スミス、レッド・ツェッペリンなど… ギターに寄り添う、極上の歌声が堪能できます。
ギターと歌だけで世界が確立されているのは、さすがスゴイと思います。
CDに音圧感もリバーブ感も全然なくて、不思議な音作りです。ドライで、目の前で演奏してる感じ。
171回 おすすめの1枚
(2016/6/2)
Kings Of Convenience 「Declaration Of Dependence」 発売年:2009
ジャケ買いの一枚。
ジャケいいと、中身もハズレが少ない。ノルウェー出身らしい・・・
海辺のサイモン&ガーファンクル〜のような音。ジャケットそのままだけど、きもちいいーです。
歌とアコギが中心なんだけど、車にあう。ドライブしながら聞くと、燃費よくなったような気分で、車もなんだか調子良いです。
170回 おすすめの1枚
(2016/3/26)
Keith Jarrett 「The Melody At Night, With You」 発売年:1999年
半年ぐらい前、ブログで好きって書いたけど、まだ聞いてる。恥ずかしいけど、たまにウルウル〜してしまうこともあり。
空気に混ざるというか、本当にジャマしない。
注意して聞こうとすれば、耳に入ってくる。聞かないときは、空気に漂う。Keith Jarrett 本人の闘病生活をずっと支えてくれた妻のために、クリスマス・プレゼントとして捧げれられた一枚。
自宅録音されたシンプルなピアノ・ソロだけど、まるごとラブソングな一枚。すべての音が美しい。
169回 おすすめの1枚
(2016/1/28)
The Innocence Mission 「Now The Day Is Over」 発売年:2004年
癒される って書いてあっても、ぜんぜん癒されない〜ってこと、あります。
でも、これは癒されすぎて、夜ぐっすり眠れます。いい意味で、漢方薬みたいな音楽。
スタンダード、トラッド、クラシック、と数曲のオリジナル。究極的に優しい。小さいころ母親に頭を撫でられた記憶が蘇ります。
メランコリックでノスタルジーで、ロウソクの揺れる光のような音楽。
一発録でのレコーディング。なので、アンプのノイズも入っているが、ノイズさえも優しい。