7.紫外線アタック
NZの夏は、12月から3月である。空の青さが日本と比べて本当に青い。
アメリカのグランドキャニオンの空も同じ色であったことを思い出す。これは乾燥しているからである。一例として湿度は38%(温度15.8℃)ぐらいの値が新聞に載っていた。
雨が降らず乾燥すると山火事を警戒して人間が森に入っていくことを禁止することがある。ちょうど私が旅行しているときにもほとんど雨が降らず乾燥度が高い為、付近の山に入ることは禁止されていた。
太陽に身をさらすと痛いほどの光を感じるが日陰に入るとスーと涼しい。だから、都会の一部を除いて冷房機は設置 されていない。扇風機さえも必要が無くほとんど見当たらなかった。
オーストラリヤ、ニュージランドなど南半球は、オゾン層が薄くなっており紫外線
の地球への到達量が多くなる。従って天気のよい日は、外に出るとき 日焼止めを塗り、サングラスをすることが常識になっている。
NZの新聞には、毎日、紫外線の強さを数値で記載し注意を促している。数値表示の目安として6段階の強さ表示がある。単位は知らない。
UV Index at 14:00
Minimal
極小
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Low
低い
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Moderate
ふつう
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High
高い
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VeryHigh
非常に高い
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Extreme
過激
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1〜3
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>3
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>5
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>8
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>11
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>13
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ちなみに、クライストチャーチから南に約780km南南西に位置するクイーンズタウンの2001年3月3日の午後6時における紫外線強さは8.3でありHighの位置にある。この日はからりと晴れわたり美しい日であった。
幼稚園、小学校ではある値になると外に出ることはひかえるようであるがそのレベルはどれくらいか残念ながら知らない。
 
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