1.ニュージランド(NZ)とはどんな国 NZは赤道をはさんで日本とほぼ同じ緯度にあり、国の大きさは日本のそれの約3/4である。すなわち北海道を除いたぐらいの大きさの島国であり、北島と南島及び数個の小さな島で構成される。 人口は、約360万人で日本の33分の1に過ぎない。 たとえば、360万人の日本人を、東京に150万、大阪、名古屋、横浜に50万づつで計150万、仙台、横浜、京都、神戸、広島、福岡に5万づつ計30万。あとの残り30万人は、好きなところに、散らばってもらう。 となると、国道1号線を走ってもほとんど家が見当たらない状態。もちろん車もほとんど通らない。時速120でもぜんぜん大丈夫。もちろん自動車専用道路もいらない。 となるとわが町、守山なんかは、地図に載っていない番外地のひとつ。ほとんどが森に覆われており、せいぜい琵琶湖のほとりに一軒の家が立っているぐらいか。きっと漁師か世捨て人ではないだろうか。 そのほかは水も豊富、夏冬は日本と反対になるが四季はきちんとある。なんとなく日本と似通った国である。 NZには、熊、狼、狐、狸、猪など哺乳類はいない、ましてや虎やライオン等の恐ろしい動物は一切いないという不思議な国である。だから、羊は野原に放し飼いでのんびりと草を食むことが出来る。 馬、牛、犬、猫、豚、鹿、ダチョウ、ウサギなど、もちろん羊も、すべて人間が持ちこんだものである。 学者の研究によると、NZは一億年前に大陸から離れたと言われている。しかし、それが哺乳類のいない説明には無理があるように思える。 その鳥の一部の種類は飛ぶことも忘れ地を這っているキーウイ等の希少な鳥が居る。 ただし、これは私が思うのであって学者はそうは考えていないと思う。
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