あの夏が聴こえる・後書き








 最後までおつき合い下さって、本当にありがとうございました!!

足掛け、半年以上になってしまったこの物語、あきのと智史の 馴れ初め編、とでもいいましょうか、それが無事完結という形を迎えてくれて、本当に嬉しい作者です。
途中でGSにハマったり、テニプリ 熱にうかされたりで(苦笑)なかなか進まなかった連載ですが、楽しみにして下さっている方々がいて下さったことが、何よりの励みになりました。


さて、この話の主人公のうちの1人、智史。似たような設定でGS創作にも出てくるため、そちらの家族設定を見て下さった方は判る かと思うのですが。彼の両親は大麻 安志、知香といいまして。この安志くんは、実は私の持ちキャラではないんです。元々は友人のキャラで、 彼女と合作をしよう、ということで書いた創作で知香とのことを描いているうちにすっかり私の中で定着してしまい、彼女の許可を頂いてその後 もこうして書かせてもらっていたり、するんですね。
だから、智史は私にしては珍しいタイプの男の子、でした。だいたい、私は翔みたいな タイプの男性を書くことが多かったので。(俊也みたいな感じですね)
でも、智史はお父さんの安志くんほど気を使って書く必要がなく、非常 に書きやすかったです。基本的に性格は父親似ですが、しっかり者の母親にかなり鍛えられているので、口ではぶつぶつ文句を言いながらも、妹 たちの面倒もよく見る奴です。そういうところが、あきのへの優しさに出てるかな、と思いますね。

そして、もう1人の主人公のあきの。 彼女については、まだまだ設定なんかも出てきてないのですが、銀行の頭取を父親に持つ、「お嬢様」っぽい子、だったりします(笑)ただ、実の 母親が12歳の時に病死していて、今の母親は継母です。・・・で、継母とはそれなりに上手くやっているのですが、仕事人間の父親との間にはかな り深い溝があったりします。1人っ子なので、兄弟とか、温かい家庭への憧れが強い子ですね。

今回の話はこれで終わりですが、あきの と智史の物語は、書こうと思えばいくらでも書けそうなので(笑)また、書きたいと思います。あきのの家庭のこととか、智史の家庭のこととか、 あきのの嫌悪感はどうなるのか、とか・・・。叩けばいくらでも出てきそうだし(笑)


こんな戯言にまでおつき合い下さって、本当にありがとうございました。
感想・批評などがありましたら、BBSまたはメールにて、是非教え て下さいませ。





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