菜園日記2024年6月
2024/06/02 6月に入りました。 朝から降ったり止んだりの天気となりましたが、合間を縫って畑へ。 ニンニクを全て収穫いたします。大小合わせて32個。いい形に大きくなったものは多くありませんでしたが、まずまずという感じです。 ニンニクの跡地に腐葉土と牛糞を入れて、スコップで荒起こししておきます。 トウモロコシを間引きします。 他の夏野菜も概ね順調な様子です。 帰路、前が見えないぐらいの大雨となりました。 ・・・・・・ 2024/06/09 朝から雨模様でしたが、合間を縫って出発。 初めに量販店で、キャベツ2つ、シソ1つの苗と畑作業用の椅子を購入して畑へ。 エンドウの跡地に、北からシソ、キャベツ、キャベツと植えます。 キュウリ数本、小さなズッキーニ1つを収穫。 他の野菜も、脇芽を取ったり、支柱に留めたりいたします。 雨がそこそこ強くなってきましたので、退散いたしました。 ・・・・・・ 2024/06/14 6月も中旬となりましたが、梅雨にも入らず、本日は猛暑日ということで、夕方から畑に行き、水やりをしてきました。 ・・・・・・ 2024/06/16 昼過ぎから雨という予報でしたので、午前中から畑へ。 ニンニクの跡地に化成肥料と石灰などを入れて耕し、畝を作ります。 トウモロコシが伸びてきましたので、少し間引きをして、防鳥ネットを張ります。 残ったタマネギを全て収穫いたします。今年の玉ねぎは、なかなか球が太らず、大きくなったものから1、2個ずつ採っていましたが、終わりにします。全てを抜いてみると、それなりに大きくなったものも10数個ありました。 キュウリを10本ほど、ナス、ズッキーニを数個ずつ収穫。 大量の草抜き。 かなり暑くなってきたため、水やりをして退散いたします。 ・・・・・・ 2024/06/22 京都もやっと梅雨に入り、本日も夕方から、そして明日は一日中雨予報のため、昼一番に畑へ。 トウモロコシとトマトのところに防鳥ネットを張ります。防鳥ネットはやたら長かったり、短かかったりで、なかなかピッタリしたものがありません。 全体的に剪定、支柱への誘因などをします。 キュウリ、ナス、ズッキーニなど収穫。 後は伸び放題の雑草の始末。 雨が本降りになってきましたので、退散いたします。 ・・・・・・ 2024/06/29 梅雨の合間のよく晴れた土曜日となりました。 昼から先ず量販店でツルムラサキの苗と時なしニンジンの種を購入して畑へ。 またまた雑草が伸び伸び状態でした。 ニンニクの跡地の北側にツルムラサキ、南側にニンジンの種を蒔きます。 この時期にニンジンを蒔くのは初めてのことです。 玉ねぎの跡地に、腐葉土と牛糞を入れて荒起こししておきます。 キュウリ、シシトウ、ズッキーニ、ナスなどを収穫。 後は大量の雑草を抜きます。 各野菜の剪定、支柱・ネットへの誘引など。 明日もかなりの雨予報ですので、水やりは少々。 |
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もう3~4年前のことになりますが、自宅の家電が次々とダメになる時期があり、少額年金生活者には辛い辛い出費となりました。 その後なんとか山を越えたようで、ここしばらくは平穏な家電生活?を過ごしておりました。 しかし、少し前に台所の蛇口が水漏れするようになり、交換。 この時は業者に依頼しましたが、けっこうな料金でした。 水回り関係の修理は何故高いのでしょう? そして、今度は風呂の蛇口からポタポタと水がもれるようになりました。 私は、蛇口の種類、構造などに詳しくはありません。 しかしながら、台所の蛇口は混合栓というのでしょうか、レバーの角度によって水温が変わるものでしたが、風呂の蛇口は単に温水だけのものです。 それほど複雑な構造とは思えませんでしたので、今度は自分で直してみようと思い立ち、悪戦苦闘の末、なんとか1000円ほどの部品代で修理完了。 (量販店で部品の現物を見せたのにも関わらず、メーカー違いというかわずかなサイズ違いで結局使えないパーツも買ってしまいましたが・・・) 蛇口を修理していて、ついつい昔の職場を思い出しました。 私は、京都市役所で35年間勤めました。 長いようでアッと言う間の35年間であり、しかし、短いようでそれなりに思い出のたくさん重なる35年間でもありました。 その35年間の所属を順番に書きますと、以下の通りとなります。( )内は在籍年数です。 北福祉事務所(1)、民生局保険課(5)、総務局総務課(4)、 東京事務所(3)、国際交流協会(4)、総務局総務課(1)、 右京まち美化事務所(1)、東山まち美化事務所(2)、埋蔵文化財研究所(3)、伏見区役所保険年金課(3)、 醍醐支所福祉部(3)、上京区役所福祉部(5)、 1段目が係員時代、2段目が係長・課長補佐時代、3段目が課長時代、4段目が部長時代です。 合計(35)年間となります。 いろいろな部署を廻ってきましたが、同じ所属に戻ったのが1回だけあります。 それは、総務局総務課でした。 蛇口を修理していて思い出した職場は、この総務局総務課のことです。 所属していた係は管理係というところでした。(課長補佐として戻った時には庁舎管理係という名に変わっていました。) 何をする係かと言いますと、一言でいえば、京都市役所本庁舎の保守管理その他です。 建物の修繕、警備、冷暖房、電話交換等々・・・と言えば具体的なイメージにつながるかもしれません。 しかし、私は単なる事務職であり、技術的な能力はありません。 当時この係には、作業員が2名、警備員が26名、ボイラー室に5名、電話交換手が7名おりました。 それに私のような事務職が4名、係長が1名というなかなかの大所帯です。 私はここに係員として4年間在籍しましたが、長く庁舎の改修工事や小修繕などを担当していました。 工事的なものは業者を入れて実施するのですが、例えば、蛇口が壊れた、電灯が1つ点かなくなった、流し台が詰まったなどの依頼がありますと、作業員さん(あるいは常駐の設備管理業者)と一緒に対応いたします。 蛇口の修理も私がするわけではなく、作業員さんに依頼してお願いするのですが、必要に応じてその現場に立ち会ったりすることがあります。 もちろん、何ができるというわけでもなく、来庁者への注意喚起やアナウンスを行なったり、時間があれば修理作業を見ていたりするだけなのですが、とても勉強になり、私生活にもたいへん役立ちました。 この総務課係員時代は30代前半という年代であり、良く遊びました。 警備員の若手数人と一緒に飲みに行った時のことも記憶に残るできごとです。 かなりハシゴをして、かなりのアルコール量でしたが、私は若い警備員に向かって、 「酒を飲んだ次の日は、何があっても休んだり遅刻したりしてはいけない!」 とえらそーに話したことを覚えています。 警備のメンバーは全員、翌日朝からの勤務シフトでしたが、アルコールの息を隠せず、寝不足で真っ青な顔をして勤務につきました。 しかし、警備員はいろいろな人と接する立場、業務ですから、このような状態は決して許される状態ではなく、警備部門のトップである警備長は私に 「お前はいったい何をしてくれたんだ」 と怒りにきました。 しかし、警備長が朝一番に総務課の部屋に怒りに来た時には私はおりませんでした。 私は、酒と寝不足で遅刻していたのてす。 困ったものです。 まぁしかし、私に特別なことではなく、お酒好きな若者には誰にでもあるエピソードの1つではあります。 この時代はとにかく飲み歩いていましたので、そんな想い出をもう一つ。 それは「秘儀連続お富さん」と呼ばれる伝説の技です。(ナンノコッチャ) これは実際、実に下らない思いつきの「イベント」なのですが、当時毎日一緒に飲み歩いていた友人と、 「また帰ってくるから」 とあるスナックを出て、そこで頂いたうちわを叩いて「お富さん」を歌いながら歩き、次の店へと向かいます。 粋な黒塀、見越しの松に仇な姿の洗い髪 死んだ筈だよ、お富さん 生きていたとはお釈迦様でも、知らぬ仏のお富さん エーサオー、玄冶店 (今や知らない人も多い曲となってしまいましたが、以前は盆踊りの時にもよく流された曲でもありました。) そして、次の店に入りカウンターに座りますが、酔っ払い2人はお富さんを歌い続けていますから、飲み物の注文もできません。 店の方は仕方なく、キープしてあるボトルで水割りを作り我々の目の前に置きます。 アホ2人はまだお富さんを歌い続けていますから、なかなか飲み物を頂くこともできず、歌の息継ぎの時に、何回かに分けて「秒で」飲まざるを得ません。 なんとか1杯の水割りを飲みほしましたら、その店を出てまたお富さんを歌いながら前の店へと戻っていきます。 まぁ勘定はツケですから、歌に支障は生じません。 これは、しかし、2人の息がぴったりと合って、京都の繁華街を歩く人々の視線を気にせぬ強い精神力と継続的な歌パワーを必要としますから、残念ながら再現することは非常に困難なものとなりました。 まぁしかし、当時のことを思う時、必ず頭に浮かぶシーンではあります。 これまた、私に特別なことではなく、誰にでも経験ある酒飲みの下らぬエピソードの1つではあります。 このような昔日の光景を書いている私は、もちろん私の個人的な思い出を楽しんでいるだけであって、他の人々にも1000人1000通りの酒に伴う思い出が当然あることと思います。 しかし、それぞれはそれぞれの人々にとって、かけがいのない思い出であるのでしょう。 無性に楽しくもあり、そして少し寂しくもある思い出ではあります。 * 実はこの文章を書き始めた後に、「連続お富さん」の相方であるU氏と40年近くぶりに連絡が取れ、今度ランチをしようという話になりました。恐ろしい偶然であり、驚くべき廻り合わせであります。とても楽しみなランチ会なのですが、今では「連続お富さん」を行う気力も体力もない私ではあります。 |