70t級バトルメック ARC−2R アーチャー 武装:20連長距離ミサイルx2 中口径レーザーx4(内背面x2) 20連長距離ミサイル弾薬x24発 エンジン:VOX280 移動速度:歩行 43.2km/h 走行 64.8km/h ジャンプ能力:なし 装甲重量:13t 放熱器数:10 通信システム:ネイル 9000 照準/策敵システム:RCA インスタトラック マークXII 戦闘力評価:1117 製造コスト:638万4974 Cビル 解説、特記事項 2474年からアースワークス合資会社によって 生産が開始された本機は、権力闘争や領土問題、 貧困、差別などで起きる様々な紛争から地球帝国を守り、 戦略的、戦力的優位性を維持し続けるために開発された。 2571年に星間連盟が成立してからも高い評価は衰えず、 各地の主力攻撃部隊から防衛部隊まで幅広く用いられ、 最も有名な支援機として様々な支援任務をこなし続ける。 その後、星間連盟が崩壊し継承権戦争が勃発する寸前には、 約10万機が生産されていた程の大ベストセラーとなる。 第三次継承権戦争終了後の3025年も評価は変わらず 強烈な弾幕で支援する優秀な機体として名を馳せている。 バトルテック黎明期に誕生し、以後500年以上に渡って 高い評価を受け続けている機種は、極僅かである。 彼らは元々諸兵科連合部隊における先制打撃と支援砲撃、 この2つを主目的として誕生した。 決して速いわけではない。 むしろ既存の支援車輌の方が速いだろう。 しかし地形を選び、迂回路を必死に探す車輌に比べ、 山岳や河川を物ともしない素晴らしい踏破力は、 あらゆる方向から敵を攻め立てる戦略・戦術を生み出す。 頑強な装甲は、時に敵の一斉射撃から友軍の弱者を守り、 殿に立てば追撃を阻む難攻不落の城塞となりえる。 この柔軟性はメックならではのものだ。 両肩に備えられた大量のミサイルは、 天目掛けて撃てば航空機への障壁となり、 地を向けば防御施設を短時間で粉砕する。 従来は野砲や高射砲がなければ難しかった任務を、 彼らは単体で自在にこなしてしまう。 様々な兵器が生まれ、次々と消えていった中で、 常に一線級と評価されつづけた理由の片鱗がここにある。 偵察性能:並 通信能力:並 所属頻度 全所属:普通 適性任務 支援砲撃、対空砲撃。 プレイ指針 ・RPG時 優秀かつ有名な機体のため、多くの部隊で見かけます。 機体維持には少々手間がかかりますが、 純正品の確保も比較的楽なため早々困らないでしょう。 長距離ミサイルは観測員がいると間接砲撃も可能です。 展開によってはプレイヤー側の偵察兵を先行させ、 進軍中の敵部隊に損害を与えてから戦闘に臨むといった 渋いプレイも楽しめます。 また一部の弾薬を煙幕にすれば奇襲や攪乱も可能です。 ・戦闘時 単体運用 対空防衛や砲台潰しに駆りだされ、 単独行動を迫られる場合もあります。 また襲撃を受けて囲まれそうになったら 後退せず踏み込んで格闘で黙らせるのも手です。 小隊運用 仲間後方の視界の広い平地などに陣取り、 徹底的にミサイルを撃ち込む事になります。 戦闘終盤になると前衛の耐久力も低くなるので 頑丈な壁役として格闘をしつつ仲間を守りましょう。 主武器が高発熱武装です。 放熱力も低く、無闇に連射するとどんどん過熱します。 撃ち時と排熱時をしっかり分けましょう。 ・GM時 そのまま登場させると戦闘時間が長引くので、 キャンペーン序盤から出す場合は装甲を削りましょう。 また若干熱管理が難しく、支援初挑戦の人には 先により放熱力の高い支援機を渡すといいでしょう。 主な製造工場と所在地 ・自由世界同盟 アースワークス合資会社(キャロウェイIV/オリエント公国) ・ドラコ連合 ゴートン・キングスレイ&ソープ事業所(サタライス) ・ライラ共和国 ディファイアンス重工(ヘスペラスII/ラーンサー州) ボーヴェ重工(アラリオン/アラリオン州) 同上 (カーリスル/アラリオン州) ・タウラス連合国 バンデンバーグ機械工業(ニューバンデンバーグ) 戻る