60t級バトルメック

LNC25−02 ランスロット

武装:粒子ビーム砲x1
   大口径レーザーx2
   中口径レーザーx1

エンジン:ピットバン240

移動速度:歩行 43.2km/h
     走行 64.8km/h

ジャンプ能力:なし

装甲重量:9.5t

放熱器数:19

通信システム:サイファー KIT−4

照準/策敵システム:ホークアイ B3

戦闘力評価:968

製造コスト:476万9600 Cビル


解説、特記事項

 2578年より星間連盟は‘再統合’戦争の最中にあったが
 企業側ではより高度な技術を用いてメックを設計する
 新型機開発競争の様相を呈していた。
 この時期、兵器や戦闘用コンピュータの製造で有名な
 クルップ技研合資会社も星間連盟と契約を交わし
 新型メックの設計に初挑戦する。

 「弾薬や支援が限定された状況下においても砲撃力
 継戦力のある高速機」という星間連盟軍の要求に対して
 同社は最新技術の1つである軽量核融合炉を採用する事で
 重量の節減を図ると共に、より強力なエンジンを積み込んで
 高速性能を実現させ、武装面では大型光学兵器を複数
 詰め込む事で弾薬に依存しない打撃力の確保に成功する。
 これらの適切な選択の結果、最終的な性能は連盟軍の
 ほぼ希望通りに仕上がり、2581年から生産が開始される。

 継承権戦争時代の間にクルップ社は襲撃を受け
 製造施設は破壊されるが、第三次継承権戦争の最中にある
 2900年代にルシエン兵器工廠が青写真のコピーを入手
 低下した技術で機体の製造を試み、砲撃力は維持したが
 高速性能を生む軽量核融合炉は失われたため速度は遅く
 高速襲撃機としての再現には至らなかった。
 しかし多くのメック戦士は原型機と同じ戦い方を続け
 回避能力が落ち、絶えず被弾するこの機体は
 非常に毛嫌いされて「棺桶」とまで揶揄されるようになる。
 3025年現在、この機体は弾薬補給が不要な
 重火力支援機として一部で運用されている。

 左右手駆動装置、左右前腕駆動装置がない。

 偵察性能:並
 通信能力:並


所属頻度

 ドラコ連合:少ない
 コムスター:普通


適性任務

 支援砲撃、奇襲・強襲、後方攪乱。


プレイ指針

・RPG時

 弾薬に頼らない武装のため長期任務に適しています。
 辺境駐屯や進攻作戦で高い援護能力を持っています。

・戦闘時

 単体運用

 優秀な長距離砲撃力に加え広い射界を持つため
 防衛任務中に襲撃を受けた場合の足止めが可能です。
 複数に囲まれても背面が頑強なので
 真正面の敵機を優先して叩く余裕を持ちます。

 小隊運用

 ライフルマンにも引けを取らない砲撃力があり
 弾薬に依存しない武装のため遠慮なく撃ち続けれます。
 敵主力へ集中砲火を浴びせ、どんどん装甲を剥ぎましょう。

 高発熱武装を複数搭載していますが
 排熱能力も非常に高く、少々の過熱も素早く排熱できます。

・GM時

 弾薬無用の重火力機です。
 装甲配分が偏っているとは言え、その正面装甲は
 ライフルマンより耐えてくれるので使いやすい機体です。
 敵として登場させるとかなり手強くなります。

 弾薬管理が不要なため支援機初挑戦に向いています。
 また過熱をしても誘爆の心配がないので
 機体過熱時の運用練習も可能です。
 ライフルマンやアーチャーに挑戦する人には
 先にこの機体で慣れてもらうといいでしょう。


主な製造工場と所在地

・ドラコ連合
 ルシエン兵器工廠(ルシエン)


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