50t級バトルメック

ENF−4R エンフォーサー

武装:オートキャノン10x1
   大口径レーザーx1
   小口径レーザーx1
   オートキャノン10弾薬x10発

エンジン:ニッサン200

移動速度:歩行 43.2km/h
     走行 64.8km/h

ジャンプ能力:120m

装甲重量:9t

放熱器数:12

通信システム:アーチャナー電子技術 HICS−11

照準/策敵システム:連邦式ハンター

戦闘力評価:895

製造コスト:353万6876 Cビル


解説、特記事項

 ケレンスキー将軍が簒奪者アマリスを打倒するため
 激しく争った2770年代‘覇権’戦争の最中
 恒星連邦所属の技術者達は軍がどさくさに紛れて確保した
 アルケナルの工学図書館へ調査に訪れ
 メック設計の詳細な図面を発見する。
 彼らは無数にある図面から少しずつアイデアを集め
 大口径のオートキャノンとレーザーを搭載した
 中量級バトルメックの設計図を完成させる。
 報告を受けたダヴィオン公は内容に強く興味を惹かれ
 アーチャナー・バトルメックスへ製造依頼を飛ばす。
 そして2777年、この機体はついに姿を現し
 後に三度起きた継承権戦争の間も実力を発揮し続け
 3025年現在も連邦軍の主力機として活躍している。

 ライラ共和国との秘密協定により
 ある程度は連邦から共和国へ輸出されている。
 また長年仕えた傭兵部隊へ下賜されることもある。

 中〜近距離打撃機として設計された本機は
 戦闘用として十分な速度を持つと同時に
 ジャンプジェットを搭載しており戦場を選ばない。
 また正面装甲を頑強にして砲戦中の生存性を高めたが
 逆に背面は薄く、些細な一撃でも被害が大きくなりやすい。

 頭部そのものが緊急脱出装置として機能し
 機体データの損失が少しは低減されている。

 左右手駆動装置がない。

 偵察能力:並
 通信能力:並


所属頻度

 ライラ共和国:少ない
   恒星連邦:普通
     傭兵:少ない


適性任務

 中〜近距離戦、山岳戦、遊撃。


プレイ指針

・RPG時

 戦闘用のため他の任務には少々不向きですが
 移動指令所のような使い方は可能です。

 恒星連邦領内では部品調達がしやすい機体です。

・戦闘時

 単体運用

 単独行動の場合、背後を取られると非常に危険です。
 防衛任務や撤退支援の殿を受け持ち徹底抗戦する場合
 仁王立ちの覚悟も時には必要となります。
 そうでなければ降伏して次の機会を窺うのも手です。

 小隊運用

 砲戦力の高さを活かすため仲間と連携して
 集中攻撃で敵主力を潰しましょう。
 また背後の心配がなければ格闘戦も可能です。

 オートキャノンの弾薬が少ないため
 無闇に撃ちまくると後々きつくなります。
 狙い時を見据えて我慢をすることも大事です。

 射撃とジャンプを併用しない限り過熱しません。

・GM時

 恒星連邦を敵側に設定した場合
 火力部隊から当然のように見かける機体です。
 序盤から登場させる場合は操縦者を新兵にして
 無駄弾を撃たせたり背後を襲いやすくするなど
 倒しやすくしておきましょう。


主な製造工場と所在地

・恒星連邦
 アーチャナー・バトルメックス(ニューアヴァロン)
 カロン兵器工廠(タロン/ウェルンケシステム)


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