45t級バトルメック

WVE−6N ワイバーン

武装:10連長距離ミサイルx1
   大口径レーザーx1
   6連短距離ミサイルx1
   小口径レーザーx2
   10連長距離ミサイル弾薬x12発
   6連短距離ミサイル弾薬x15発

エンジン:GM180

移動速度:歩行 43.2km/h
     走行 64.8km/h

ジャンプ能力:120m

装甲重量:8.5t

放熱器数:12

通信システム:オストマン AMB

照準/策敵システム:スクランブラ 7シリーズ

戦闘力評価:797

製造コスト:323万7415 Cビル


解説、特記事項

 世界が安定し平和へ突き進めば、
 当然の結果として軍縮の気運は高まってゆく。
 一度時勢が傾けば、平和へ最大の貢献を果たしている
 星間連盟軍でさえも逃れる事はできない。
 とは言え、部隊の質が落ちる事は許されないのも事実。
 このような情勢の中、マルテックス株式会社は
 2660年末に星間連盟から発注を受け、
 低コストで生産性の高い市街戦専用機の開発に着手する。

 信頼性の高い安価な武装ができる限り選ばれたが、
 短い開発期間では十分な設計もままならず、
 開発スタッフは苦肉の策として
 試作機の中から一番マシな機体を選び量産を開始、
 納期に間に合わせる。
 機体が普及し各地で使用される最中、
 戦闘中に長距離ミサイルが何度も自動停止を繰り返し、
 強引に再稼動した場合は誘爆する事故が幾たびも起きる。
 その後の調査の結果、エンジンと弾薬庫を仕切る熱遮蔽に
 欠陥が発見されたものの、修正した場合は製造コストも増え、
 軍縮ムードの中では追加予算の獲得も難しく、
 防衛や駐屯が主目的である以上戦闘頻度も低いとの観点から
 改修案は保留され、そのまま量産は続けられる。

 星間連盟が崩壊し、継承権戦争によって数々の文化や知識、
 技術や設備が失われてゆく中、
 装甲材など一部での性能低下はあったものの
 流通品主体の設計は補修・整備がしやすく、
 他の最新鋭機よりも性能を維持したまま生き残る。
 3025年現在、本機は他よりも使いやすい機体として、
 火力を重視するメック戦士から
 「45t級で最高の機体の1つ」と評価されている。

 偵察性能:並
 通信性能:並


所属頻度

 コムスター:普通
  恒星連邦:少ない


適性任務

 市街戦、山岳戦、森林戦、対人戦闘、対空砲撃。


プレイ指針

・RPG時

 やや軽めの機体ながら多彩な性能を持っており、
 奇襲部隊に組み込むと柔軟な作戦を練れるでしょう。

・戦闘時

 単体運用

 より軽量の相手には積極的攻勢もかけれますが、
 速度で負けているので深追いは禁物です。
 襲撃を受けた場合、入り組んだ地形を利用して
 遅延作戦を展開できます。

 小隊運用

 遠近問わず攻撃できる武装を備え、
 敵の主力機を削る補助火力に最適です。
 また時には囮として立ち回れる耐久力もあり、
 展開次第で厄介な存在になれるでしょう。

 高発熱武装と低発熱武装が混載されており、
 距離によって使い分けるとあまり過熱しません。

・GM時

 同重量にはより強力なヴィンディケイターがあり、
 こちらをプレイヤーに渡す必要性は薄そうです。

 キャンペーン序盤のボス役から終盤の随伴機まで、
 敵編成を一段階手強くさせたい時に丁度いいでしょう。


主な製造工場と所在地

・恒星連邦
 マルテックス株式会社(イラーイ)


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