40t級バトルメック

CLNT−2−3T クリント

武装:オートキャノン5x1
   中口径レーザーx2
   オートキャノン5弾薬x20発

エンジン:ピットバン240

移動速度:歩行 64.8km/h
     走行 97.2km/h

ジャンプ能力:180m

装甲重量:4.5t

放熱器数:10

通信システム:ラルドン R1

照準/策敵システム:スローン 220 ロックオーバーシステム

戦闘力評価:672

製造コスト:357万2380 Cビル


解説、特記事項

 星間連盟武装条約(戦場で得られた最新技術を
 国境地帯に提供する法律)に基づき2607年から
 アンドラン重工が生産を始めた機体。
 新機体開発計画の入札時にアンドラン重工は
 思い切ったコスト削減案を盛り込み製造権利を獲得したが
 その強引な設計は深刻な問題へと繋がる。

 最初に試作型で搭載していた大口径オートキャノンでは
 機体構造が射撃時の負荷に耐えれない事が判明し
 量産型では口径を格下げして実装される。
 次に他のメックが使用していた共通部品の大半は
 様々な調整が必要で製造の段階から余計な手間を増やす。
 また配備先でも現場の整備兵を泣かせ続ける事となる。

 しかし順調に稼動している状態での
 高い機動力と優秀な砲撃力はメック戦士から評価され
 継承権戦争で施設が破壊されるまで生産は続く。
 以後、真正面からの戦闘に向かない本機は
 偵察や奇襲任務に使われ続けている。

 その移動速度とジャンプ性能により
 高い地形踏破性を持ち合わせる。
 また装甲は薄めなものの、優秀な長距離火砲を備えており
 軽量級偵察機では難しい地域での偵察が可能となっている。

 オートキャノンにより航空機への対処力を持つ。

 照準システムは現存する中での最高品質の1つであり
 順調に稼動中の場合は狙撃もできる能力を持つ。

 コスト削減のための無理な設計による欠陥で
 整備・補修が困難な構造になってしまい
 修理や調整に多大な時間が必要。

 右手駆動装置がない。

 偵察性能:並
 通信能力:並


所属頻度

 カペラ大連合国:普通
  ライラ共和国:少ない
    恒星連邦:少ない
      傭兵:普通


適性任務

 偵察・策敵、奇襲、山岳戦、対空砲撃。


プレイ指針

・RPG時

 使い方次第でがらりと評価が変わる機体です。
 偵察兵の主力機として使い、調査や破壊工作任務などで
 活躍の場が広がるでしょう。

 しかし整備性の悪さと純正品の確保が難しく
 一度故障し始めるとかなり辛そうです。
 このためプレイヤーが使うには向かないかもしれません。

・戦闘時

 単体運用

 長射程武装を搭載しているため
 敵偵察機と遭遇しても比較的優位に戦えます。

 また奇襲時に敵施設の主要部(通信塔など)を潰したり
 駐機状態のメックを狙撃して部隊に貢献できるでしょう。

 小隊運用

 野戦では耐久力の差で押し潰されやすいですが
 機動力があるので遊撃担当になりそうです。
 また有効射程の差から軽量級の排除に秀でてます。

 低発熱武装のため過熱しません。

・GM時

 ライラ共和国や恒星連邦の軍隊では戦闘に使えない
 ひ弱な偵察機と見下されてますが
 山岳が多いカペラ大連合国では武装と機動力により
 狙撃能力を持った優秀な狩人とみなされています。

 任務地による評価の差をシナリオに組み込むと
 プレイが面白くなるかもしれません。

 また整備兵視点のシナリオを組んで
 部品調達に四苦八苦するプレイを試してみるのも
 時には面白いかもしれません。


主な製造工場と所在地

 詳細不明。


戻る