30t級バトルメック

SDR−5V スパイダー

武装:中口径レーザーx2

エンジン:ピットバン240

移動速度:歩行  86.4km/h
     走行 129.6km/h

ジャンプ能力:240m

装甲重量:3.5t

放熱器数:10

通信システム:O/P 500A

照準/策敵システム:O/P TA1240

戦闘力評価:514

製造コスト:298万4540 Cビル


解説、特記事項

 2650年、エリート・コマンド部隊用特殊メックを
 欲した星間連盟に対し、ニューハート星間重工が素早く
 回答して製造されることになった高機動偵察機。
 諜報活動のような特殊任務へ主に使われたため
 表立った活躍は少なく、一般的なメック戦士からの
 評価は「足が速いだけの弱メック」とあまり高くない。
 しかし3025年現在でも優秀な上級偵察機として
 偵察兵達からは高い評価と称賛を浴びている。

 自由世界同盟はカプテイン協定と呼ばれる三国同盟により
 カペラ大連邦国やドラコ連合にも輸出している。

 20t級偵察機の上位機として設計され
 優秀な運動性能と高い地形踏破性を持つため
 苦手な地形は事実上皆無である。
 装甲は薄いが奇襲を受けない限り帰還率はかなり高い。

 定期メンテナンスが最小限で済む
 非常に信頼性の高い部品が使用されており
 運用性の高さと相まって長期任務にも適している。

 特殊な装甲構成を施した事と
 操縦席の頭上にセンサーを設置した事により
 緊急脱出装置の搭載スペースを失ってしまい
 非常時は手動で下部ハッチを開き脱出する。
 このような主力機にとっては致命的な欠点も
 情報収集のために交戦を避ける傾向にあった本機では
 許容範囲の問題と見なされ、それは事実である。

 偵察性能:高
 通信能力:並


所属頻度

 カペラ大連邦国:普通
  自由世界同盟:普通
   ドラコ連合:普通
     その他:少ない


適性任務

 偵察・策敵、遊撃、後方攪乱。


プレイ指針

・RPG時

 偵察機に求められる任務の大半をこなす事が可能です。
 敵陣深く潜り込み情報を奪いたいと望むなら
 隠密性にも優れるこの機体を選ぶといいでしょう。

 補修・整備、維持運用がしやすいため
 傭兵部隊にとってもいい買い物になります。
 資金に余裕があれば求めて損はありません。

・戦闘時

 単体運用

 素早い情報収集能力を持ち
 あらゆる危険を高い確立で回避できるため
 より重要な情報を目指して闇に潜みましょう。

 「戦わずに勝つ」これが偵察機の真骨頂です。

 小隊運用

 機動力を活かした戦いを心掛けましょう。
 特に敵支援機後方への移動は効果的で
 敵陣をただ走り抜けるだけで連携を潰す事も可能です。

 さらに仲間の窮地を救う最終手段として
 突撃を考慮しておくのもいいでしょう。

 低発熱武装ですがジャンプと併用すると過熱します。
 適度に使い分けましょう。

・GM側

 様々な意味で「強い」偵察機です。
 こんな機体はプレイヤーに渡してしまい
 敵側にはより劣る性能の機体で十分です。


主な製造工場と所在地

・自由世界同盟
 ニカマチ核融合炉製作所(テマタギ/外縁共同体)


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