25t級バトルメック

COM−2D コマンドゥ

武装:6連短距離ミサイルx1
   4連短距離ミサイルx1
   中口径レーザーx1
   6連短距離ミサイル弾薬x15発
   4連短距離ミサイル弾薬x25発

エンジン:GM150

移動速度:歩行 64.8km/h
     走行 97.2km/h

ジャンプ能力:なし

装甲重量:4t

放熱器数:10

通信システム:ターハス クリスタルフラワー RG−2

照準/策敵システム:ターハス スターシャーク

戦闘力評価:432

コスト:189万1250 Cビル


解説、特記事項

 2455年に地球帝国よりメック製造技術を奪った
 ライラ共和国は、研究の末4年後にマッキーの製造に成功し、
 続けてメックの独自開発へと研究の手を伸ばす。
 4年後の2463年、共和国はこれまでの研究成果を元に
 コベントリー防衛企業体へと生産を下命し、誕生した偵察機。
 後に星間連盟が自軍用にこの機体を入手しようと
 様々な行動を起こすが、共和国は徹底的な妨害工作により、
 連盟が崩壊する最後までこの機体の秘密を守りつづける。
 彼らは幾たびの継承権戦争が続いた3025年においても、
 共和国正規軍偵察部隊における主要メックとして前線を走る。

 また恒星連邦との秘密協定により
 少なからぬ量が共和国から連邦へ輸出されている。

 ずば抜けた地形踏破力を持たないまでも
 十分な速度を持つこの機体は、共和国正規軍に数多く見られ、
 領内各地の最前線で常に監視の目を光らせている。
 そんな彼らを優秀なポインターたらしめ、
 他の偵察機と一線を画す素晴らしい性能がある。

 それは停止時に敵レーダーから発見されにくい機体特性。

 彼らが物陰に潜んで様子を窺っている時、
 探知手段を持つメックや降下船ですら感知は難しいものとなる。
 兵士の目にとっては大きく、かつ容易く見つかる機体だが、
 崖や河川など人間では通過が困難な地形を踏み越え、
 再び物陰に潜まれては話にならない。
 悟られず調べ、時間を稼ぎ、仲間を呼び集めれる機体は、
 誰の目から見ても敵に回したくない存在である。
 この能力により彼らは、時に頼もしい諜報員となり、
 迷わぬ水先案内人となり、追跡者を阻む監視員となる。

 また感知されにくい事は戦闘時の伏兵として効果的であり、
 強烈な横槍をいれる奇襲要員として最適である。
 軽量の割に重武装が施されている彼らの身体は、
 名は体を表している見本と言えるであろう。

 偵察性能:並
 通信能力:並


所属頻度

 ライラ共和国:多い
   恒星連邦:普通


適性任務

 偵察・策敵、後方警戒、奇襲。


プレイ指針

・RPG時

 「見つからない事」にかけては
 他よりも高い性能を持った機体です。
 敵部隊へ忍び寄り、悟られず消えていくような
 渋い活躍が楽しめることでしょう。
 まさに偵察兵向きの機体です。

 またミサイルの弾薬を煙幕や消化弾に変更する事で、
 攪乱や駐屯地域の救助活動など幅広い運用が可能になり、
 RPG中心でプレイする場合は使い道が広がります。

・戦闘時

 単体運用

 重火力を持ち、待ち伏せての迎撃も可能ですが
 攻撃は最後の手段と見なしてください。
 偵察機は生還しなければ意味がないのです。

 小隊運用

 火力は高めですが、耐久力の低い機体です。
 まずは敵部隊の頭数を減らすため雑魚を始末し、
 強い敵は仲間と連携して挟撃しましょう。
 また欲張って先走ると非常に危険なので
 勝負時まで戦力温存に務めることも重要です。

 低発熱武装ですが常に全力射撃をすると過熱します。
 適度に排熱をしておきましょう。

・GM時

 ジャンプを持たないので移動範囲を予想しやすく
 装甲の低さから早めに撃墜されることでしょう。
 PL側が慣れてきてもう少し手強い敵を
 選びたいときに丁度いいかもしれません。

 偵察中、PL側を先に発見する可能性があります。
 シナリオ展開によってはPL側が一気に不利になるため
 さじ加減に注意してください。


主な製造工場と所在地

・ライラ共和国
 コベントリー製鉄所(コベントリー/コベントリー州)


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