20t級バトルメック WSP−1A ワスプ 武装:中口径レーザーx1 2連短距離ミサイルx1 2連短距離ミサイル弾薬x50発 エンジン:GM120 移動速度:歩行 64.8km/h 走行 97.2km/h ジャンプ能力:180m 装甲重量:3t 放熱器数:10 通信システム:デュオテック 65 照準/策敵システム:ラドコム TXX 戦闘力評価:336 コスト:164万6640 Cビル 解説、特記事項 2439年に初めて量産型バトルメックを完成させた 地球帝国は、以後も基礎研究を続ける傍ら、 偵察任務に就ける軽量・高機動バトルメックの開発に勤しむ。 30年あまりに渡る試行錯誤の末、研究チームはついに 安定したメック用ジャンプジェットの開発に成功、 報告を受けた地球帝国はゼネラル機械工業へと依頼を出し、 2471年に初のジャンプジェット装備偵察機が誕生する。 この機体の登場によって地球帝国は、 あらゆる地形における偵察で他国より常に優位に立ち続け、 支配力と影響力の拡大への足がかりを得る。 後に誕生する星間連盟とその崩壊後に巻き起こる継承権戦争、 様々な技術が失われて久しい3025年現在も この機体は各地で量産が続いており、 全ての国と地域、正規軍や傭兵を問わず 主要な偵察用メックとして数多く使用されつづけている。 ジャンプ能力を付与されたことで険しい山岳から広大な森林、 果ては巨大建築物が林立する市街地と、 あらゆる障害物を飛び越えて潜入・偵察ができるため、 何時、何所から見張られているか判らない存在である。 また偵察に十分な速度を持ち、危険があれば距離をとり、 些細な困難は踏み抜いて突破するだけの性能を秘める。 さらにバトルメックとしては安上がりのため、 比較的数多く配備できるのは大きな強みと言えよう。 従来は熟練の偵察兵が潜伏しなければ出来なかった行為を この機体は遠方から察知し、確認する。 つまりより素早く、より効率よく、より安全に敵軍を把握し、 生きて自軍の元へと帰還することで 部隊は常に先手を撃ち続け、勝利の呼び込みに貢献する。 操縦者がより熟練した物であれば、 より詳細な情報を携えて戻ってくる事は明らかだ。 最大の問題は偵察と機動性能を重視した設計により、 必要最小限の火器と装甲しか持っていないことであろう。 散発的な歩兵の攻撃にはほぼ無敵の性能を持つものの、 同じバトルメックや拠点砲台から攻撃を受けると 容易く傷つき、任務遂行が困難となる。 そのまま拿捕されてしまえば存在意義は無きに等しい。 仲間を思い、情報の価値を重んずるならば、 生還こそが偵察兵の至上命題。 この機体の価値とはそういうことだ。 偵察性能:並 通信能力:並 所属頻度 全所属:多い 適性任務 偵察・策敵、対車輌戦闘。 プレイ指針 ・RPG時 偵察用メックとして最もポピュラーな機体の1つです。 スティンガーと同等の性能を持ち、運用方法も似ています。 違う点は短距離ミサイルを搭載し、 対人性能に劣る反面、対車輌性能が高いことです。 またミサイルの弾薬を煙幕や消化弾に変更する事で 攪乱や駐屯地域の救助活動など幅広い運用が可能になり RPG中心でプレイする場合は使い道が広がります。 量産数も多いため純正部品どころか 本体もかなり容易に入手できます。 予備戦力の確保がしやすくなるでしょう。 ・戦闘時 単体運用 敵の偵察部隊を見つけた場合は 追跡することでさらに重要な情報を得る事ができますが、 襲撃を受けると辛いため、見つからずに動くことが重要です。 また深追いをすれば逆に罠にかかります。 退がり時を見極めましょう。 小隊運用 戦場で結果を残すのはかなり難しいでしょう。 しかし敵車輌の始末や勝負時には地形から押し出すなど、 地味でも効果的な支援は可能です。 敵の嫌がる行動を探していきましょう。 低発熱武装のため過熱しません。 ・GM時 「弱い」メックの代表的存在であり 敵の頭数をそろえる時や練習相手に便利です。 「悪あがきをするザコ」や「守備隊の老兵」などを 演出すると盛り上がるかもしれません。 プレイ時間が長引くため 戦闘中はジャンプの使いすぎに注意して下さい。 主な製造工場と所在地 ・カペラ大連合国 ヘレスポント重工(シーアン) ・自由世界同盟 イリアン・バトルメックス・アンリミテッド (シローIII/アンドゥリエン公国) カリヤマ兵器工廠(カリダーサ/シルヴァーホーク連合王国) ・ライラ共和国 ディファイアンス重工(フリーロ/ボラン州) ・恒星連邦 アーチャナー・バトルメックス(ニューアヴァロン) ・タウラス連合国 タウラス防衛工業(タウラス) ピナード保護領有限会社(パーディション) ・カノーパス統一政体 マジェスティ製鉄所(カノーパスIV) ・外世界同盟 同盟防衛有限会社(アルファレツ) 戻る