20t級バトルメック

MCY−98 マーキュリー

武装:中口径レーザーx2
   小口径レーザーx2

エンジン:LTV160

移動速度:歩行  86.4km/h
     走行 129.6km/h

ジャンプ能力:なし

装甲重量:4t

放熱器数:10

通信システム:データコム

照準/策敵システム:スカーボラフ トラック

戦闘力評価:484

製造コスト:158万0440 Cビル


解説、特記事項

 「メック設計新時代の幕開け」の告知と共に
 老朽化が進行するワスプやスティンガーの後継機として
 ミッチェル車輌によって2742年から製造され
 星間連盟防衛軍への配備が始まった機体。
 誕生した当初は高度な電子機器による偵察能力と
 優秀な武装、素晴らしい速度が人気を呼び
 連盟正規軍偵察部隊の兵士達の多くの夢に答えた。
 しかし2786年に勃発した第一次継承権戦争による
 破壊の嵐は性能を維持する製造施設を失わせ
 性能の劣化と機数の減少に拍車をかける。
 3025年現在、時折中心領域で見かけるこの機体は
 修理不可能な当時の高度装備は持っておらず
 その性能は他の偵察機と大差ないものとなっている。

 唯一異なるのはコムスターである。
 彼らは秘密の専用製造施設を保有し
 かつての性能を今もって維持しているが
 その事実は厳重に守られ一般には知られていない。

 高い移動速度により広域偵察に長けるが
 ジャンプ能力を持たず起伏に富んだ地形は苦手。
 また頑丈なため偵察任務からの帰還率も比較的高い。

 モジュラー・ウェポン・システムを初めて採用しており
 損傷した武装を個別に交換できるため
 補修・整備の手間が減少している。
 しかし3025年では失われたシステムのため
 他のメックと同程度の整備時間を必要とする。

 偵察性能:並
 通信能力:並


所属頻度

    恒星連邦:少ない
   コムスター:普通
 ウルフ竜騎兵団:少ない


適性任務

 偵察・策敵、対人・対車輌戦闘、遊撃。


プレイ指針

・RPG時

 ローカスト並の速度と両手を持っていることから
 作業面で色々と使いやすい機体です。

 製造施設を失って機体維持が難しく
 ローカスト、ワスプ、スティンガーより高価なため
 残存数はあまり多くありません。
 純正品の入手は難しいと見ていいでしょう。

・戦闘時

 単体運用

 偵察機である以上、情報収集が主任務です。
 単独行動中は極力見つからないように動き
 情報確保後は生還を最優先に行動しましょう。

 小隊運用

 両手を持つためローカストより選択肢が増えています。
 敵部隊の連携を崩すために背後から襲うなど
 相手の邪魔をし続けると効果的です。

 低発熱武器のため過熱の心配はありません。

・GM時

 ローカストと同じ危険性を秘めています。
 プレイヤー側や部隊の仲間としてまずは登場させ
 強くなったら敵役として使うといいでしょう。


主な製造工場と所在地

 詳細不明。


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