20t級バトルメック

FLE−4 フレア

武装:大口径レーザーx1
   小口径レーザーx2
   火炎放射器x1(内背面x1)

エンジン:GM120

移動速度:歩行 64.8km/h
     走行 97.2km/h

ジャンプ能力:なし

装甲重量:2t

放熱器数:10

通信システム:ネイル 2000

照準/策敵システム:ダルバン ハイレッツB

戦闘力評価:360

コスト:151万9200 Cビル


解説、特記事項

 地球帝国期2502年、歩兵や車輌に対する監視塔や
 辺境警備をこなせる機体として
 アースワークス合資会社が量産を開始した哨戒機。
 初期型は武器の性能が安定しなかったり
 脚部の故障率が高いなど信頼性に欠けていたため
 改善されるまでは自由世界同盟の整備兵を悩ませ続ける。
 その影響で製造優先順位は低く扱われ、出荷量も少なかった。

 第1次継承権戦争で製造工場が破壊されてしまったが
 当時は「性能的に再建の価値なし」と捨て置かれる。
 しかし第2次継承権戦争に突入すると戦力確保の重要性から
 メックであれば「粗悪品でもないよりマシ」と言われ
 2850年に施設を修復し生産を再開する。
 それでも同社はより強力な機体の生産を常に優先しており
 3025年現在でも見かけるのは比較的珍しい。

 ウルフ竜騎兵団は独自の戦略・戦術をいかすため
 アースワークスと契約して直接供給を受けている。

 僻地駐屯や施設警備など後方任務用として設計され
 移動力と武装に重点がおかれている。
 戦闘による破壊の可能性が低い事から
 装甲は必要最小限に切り詰められ
 急がなくても間に合う後方任務では
 ジャンプジェットの必要性が薄いため
 コストダウンも兼ねて装備していない。
 このためメックによる奇襲があった場合
 短時間で大損害を受けやすくなっている。

 市街地などの複雑な地形においても
 高い識別性能を持つ策敵装置を搭載している。

 左右手駆動装置、左右前腕駆動装置がない。

 偵察性能:並
 通信能力:並


所属頻度

 ウルフ竜騎兵団:普通
  自由世界同盟:少ない


適性任務

 偵察・策敵、対人・対車輌戦闘、支援砲撃。


プレイ指針

・RPG時

 偵察能力はありますが装甲が薄いので
 調査に失敗した地形では慎重な行動が必要です。
 情報確保の後は素早く撤退しましょう。
 また伝令役としてなら十分な速度と自衛力を持ちます。

 製造コストが安く抑えられており
 比較的手軽に購入できそうです。
 後方支援部隊の補強に便利でしょう。

・戦闘時

 単体運用

 基本的に逃亡優先になりますが
 追撃部隊が軽車輌程度なら始末するのも手です。
 状況によって対処しましょう。

 また背面にある火炎放射器で火災を起こし
 追撃を強引に振り切ることも可能です。

 小隊運用

 耐久力が低いので接近は非常に危険です。
 大口径レーザーで敵を牽制し
 歩兵や車輌を潰すために走ることになるでしょう。

 小型火器を使う機会は少ないため過熱しません。

・GM時

 敵兵士の腕や戦法によっては少々危険ですが
 非常に弱装甲のため敵役として出すなら
 ローカストより適任かもしれません。

 甘い移動をして集中砲火を浴び
 一瞬で消え失せていく雑魚役にもってこいです。


主な製造工場と所在地

・自由世界同盟
 アースワークス合資会社(アンスション/シオン保護領)
      同上    (ベルナルド)


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