・クローン病とは・・・
クローン病は、主に10〜20歳代の若年で発症し、消化管に縦走潰瘍(腸管の縦軸方向に長く深い潰瘍 )あるいは敷石を敷いたような潰瘍、粘膜が腫れたり、狭窄(炎症を繰り返すことによって内腔面が狭くなる)になったりする原因不明の病気です。この病変は口腔から肛門までの消化管のあらゆる部位に見られますが、小腸や大腸が好発部位です。主な症状として腹痛、下痢、発熱、肛門病変(肛門周囲膿瘍や痔瘻)などがありますが、消化管以外の合併症を伴うこともあります。
・神戸CD萌木の会について
神戸CD萌木の会は、クローン病の患者およびその家族が親睦を深め、お互いの悩みや不安などを分かち合い、励まし合い、また、病気治療や社会福祉制度などの情報を交換、学習、共有し、時には行政にも働きかけ、患者一人一人が少しでも希望をもってより良い日常生活、よりよい人生をおくっていくことができるよう、1993年に設立されました。
・会合日程など
現在、神戸市立医療センター中央市民病院と兵庫医科大学病院の患者を中心とした患者会員が、3ヶ月に一度、3月・6月・9月・12月の第一日曜日の午後1時から3時まで、神戸ポートアイランドで定期的に情報交換・交流会を行っています。全国患者会組織IBDネットワークにも加盟しており、全国のIBD(炎症性腸疾患)患者会と交流、連携をとりあっています。(活動の主軸は 現在 神戸市立医療センター中央市民病院の患者となっていますが、特に病院や地域は限定しておりません。ご興味のある方はどなたでもぜひどうぞ。)
・年会費
2,000円(4月1日から翌年3月31日まで)
(※但し、8月から11月のご入会は1,500円、12月から翌年3月は、その年度に限り1,000円です)