ハンググライダーで飛んでます。(山飛段階)
グライダーを自分で組み立てて、飛行前のチェックを行なえば後は風を待って飛ぶだけです。まだ、講習生ですからインストラクターやパイロット証を持っている先輩がサポートや無線誘導をしてくれます。
私はそこそこ体重があるので、初級機の中でも翼面積が195平方フィートある一番大きな機体です。
ハーネス(身体を包み込む安全ベルトみたいな物)は、スカイフローティングシステムと言われるパラグライダーで使っているものです。座った姿勢で飛べますので安全性も高く講習生にはもってこいのハーネスです。
しばらくすると寝ハーネスと言われる寝袋のようなハーネスに乗り換えます。
巡行中はまさに「鳥」です。自転車と同じで加速、ブレーキ、右回転、左回転が自由にできます。
視界がわーっと広がってまさに鳥瞰の世界です。空中散歩はぶっ飛び(上昇無し)で約5分間です。上昇気流を捕まえて高度を上げて行くと1000m、2000mまで行けますし、飛行時間も4時間なんて言う事もあります。また、クロスカントリーといって離陸から着陸地点まで200Km以上も飛ぶこともあります。
いよいよ、山飛び(高高度フライト)です。写真は鳥取の霊石山エリアです。テイクオフ(山の中腹に作られた離陸場所)からランディング(着陸場)を見ています。ここでの高度差は280mです。エリアとしては中程度の高さです。
もう、ここまできたら十分砂丘で練習していますから不安はありません。
どうですか、あなたも仲間に入りませんか?