おはなし　その４

愛・・・それはお水と同じかも・・・　
人は　愛が無いと　心が乾いてしまうんです。　
いつも　誰かに愛されていないと　心が　荒れてしまうんです。
『あなたが好き・・・・』　
『あなたが　必要なんです・・・』って
そう　言ってもらえないと　カラカラに乾いちゃうんです。
乾いた心は　寂しくて　悲しくって　叫んでいるのに・・・・
誰も気付いてくれないの・・・・

「愛されている」と感じた時　人は優しくなれるんです。
愛という　お水をたくさん持っていたら　誰かにあげることができるのに・・・。
乾いた心に　飲ませてあげることができるのに・・・。
でもネ　今の私には　あげるお水が無いんです。
私の心もカラカラだから・・・・

あなたは　あなたが好きですか？
あなた自身を愛していますか？
あのね・・・
愛は湧き水のように　フツフツと　自分自身に湧いているの・・・・
でもネ　だれも　気付いてないんです。
こんなにきれいな水源が　こんなすぐそばにあることにネ・・・・
自分自身の心の中・・・　こんなきれいな　水源があることにネ・・・・

ほら　あなたのそばで　泣いている子がいますよ・・・
愛を求めて　泣いている子が・・・・
少し飲ませてあげましょうよ。
そう　たくさん飲ませてあげたって　少しも減らないわ・・・
だって　　どんどん湧き出して　来るのだもの・・・・
ほら見てよ・・・泣いていた子が　笑ってる・・・
それも　　とびっきりの　とっても素敵な笑顔でね・・・
そして　その笑顔は　あなたに　愛をいっぱいくれたでしょ・・・