第6章  チヌ釣りポイントで、その年最後のアジ釣りを


アジ釣りを見てました・・・・いや・・アジが釣れるのを見てました。

ボウズ覚悟で渡った、チヌ釣りポイント。 そこでアジが釣れるのを見ていました。

もう10月になっています、アジの季節はもう終わったと思っていました。

それがサビキでどんどん、ガンガン、バンバン釣れてます。

それも”時合い”なんて気にせずに釣れてます。

これは良い!と思ったのが、一週間前。

「まだ釣れるはず」と思っての、この度の釣行でした。(^_^;)

 いつもは”落とし込み”の道具を持って行くのですが、その日は・・・

サビキとアミエビ・・・そうです、アジ釣り道具一式持参です。

もしもの事(アジがいなくなって釣れない事)を考えて、ウキ釣り仕掛けと

万能餌 青虫”も持って行きます。

 一週間前にアジを釣っていたのと同じ(ほぼ同じ)場所に陣取り、

早速にサビキでアジ釣りの用意です。サビキの上にウキをつけて投入。

次にウキ釣りの用意をしている時でした、サビキのウキが・・・・・

「アジが釣れてるよ」って合図しています。

ウキ釣りの用意など放っておいて、本日の狙い目であるアジとのご対面にかかります。

良い型のアジが、2匹・・・・(*^_^*)

 このあとは、何にも考えずにアジ釣りに集中してました。

以前にも書きましたが、アジ釣りの、竿から手にビンビンと伝わってくる

ヒキ味!は、癖になります。

「もうアジはどっかへ行ってしまって釣れないかもしれない」

なんて不安は吹っ飛び、次々にアジとのご対面を果たします。

作者宅近場での1時間の時合い、なんて事は無く午前中ずっと釣れ続けていました。

 サビキの間に”青虫”が寂しそうだったので使ってあげる事にしました。

胴突き仕掛けを用意し、5m程のちょい投げからたぐり寄せ

”駆け上がり”付近で待機です。

 底物のガシラか、アブラメを狙っての事、餌の青虫もケチケチせずに1匹がけの

大サ−ビスです!(^^)!

胴突き仕掛けは、針が3本になっていますので、”青虫”3兄弟で底物を

誘いにかかっています。

 その間にもアジをコツコツと増やしている時、サビキが暴れて走り回りました。

「なんや!大物か、それとも鯖か?」・・・何事かとたぐり寄せると

鯖と、セイゴの子供(いや赤ちゃんか?)が原因でした。

これは、骨が多すぎて食えませんのでお帰り頂く事に!

(鯖もサビキにかかるような小物はお帰り頂いています)

と、今度は・・・ガガガ−ッ・・と変な音。

さっきの胴突き仕掛けの”青虫”3兄弟が底物の誘いに成功したらしく

竿が引きづられていくのをリ−ルが踏ん張って、波止を擦っていく音でした。

慌てて援助の手をさしのべ”むんず”と竿を鷲づかみにして

すかさずリ−ルを巻きにかかりますが・・・・なにやら根掛かりしたような。

「おもた〜い!」でも少しづつ上がってきます。

「根に入られたなぁ。でも出てきよる。海藻も一緒やなぁ・・」

切れては大変と、そ−ッと・そぅ−っと巻きあげてます。

途中でビクビク引かれました。

「魚ついてるで〜」のサインを確かめながら、釣り上げたのは

20cmオ−バ−の大ガシラ様でした。

「これはでっかい。いや旨そうやなぁ」

大切にク−ラ−にお入り頂き、柳の下の2匹目を狙いに

同じポイントとおぼしき辺りに、再度投入です(^O^)。

(でも結局1匹で終わりでしたが・・・・) 


アジの方は、アミエビ2ケの餌が無くなるまで釣れ続けていました。

あとでどんな事になるのかを、気にせずに釣れ続けたおかげで

ク−ラ−がほぼ一杯になっていました・・・

 餌が無くなって納竿する時になって、これは大変な事になったと

気が付いてもあとのまつり。

何がって?・・・・捌くのは作者です。_(._.)_

300匹になんなんとするアジを捌くのは・・・(どうしよう?)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

帰宅後は親にたっぷりとプレゼントしてから、

残りは、アジの刺身に挑戦/アジの唐揚げ用に3枚に降ろして/南蛮漬け用に・・

と、各種の調理方法に合わせて頑張って捌きましたが、

捌くのに3時間以上かかってしまい、

「夕食の準備するから早くどいて!!」って苦情が・・・

でも釣ったばかりの天然物のアジの刺身は好評で、幾分か救われた気分になりましたが。


 皆様へ、アジ釣りはほどほどにしておきましょう。

唐揚げって言っても一度にそんなに食べられません。南蛮漬けは保存がききますが・・・

せいぜい我が家では、一度に100匹程度がベストかなって・・・(^_^;)・・


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