こんぺいとう


「甘いものはお嫌いですか?」

返事も待たずに目の前に置かれた小皿には、
カラフルな星のミニチュアが盛られていた。

少し取ってかじると、きらきらと輝きながら
口の中で散っていく味がする。

甘いはずのカフェオレの中に、いつもよりかすかに強い苦味を感じた。
涙のせいにはしたくなかったので、今食べたこんぺいとうのせいにした。

ふと窓の外を見上げると、
四方に散らばっていく色とりどりの流星が夜空を染めていた。


Go Back  To Home