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えのもとの外観。いたって普通の民宿です。 民宿って、こういう宿を いうんだなぁ
えの本は、海の真ん前に建っている。
海から吹きつける冬の強風は、本当にすごいらしい。

ここは気比の浜海水浴場の対岸にある、田結(たい)という地区。
のんびりとした漁村で、舌の肥えた漁師さんたちも多い。
もともと地元の人や工事の人夫さんたちを、おばあさんが
細々ともてなしてきたのが民宿「えの本」の始まり。

山育ちで魚が苦手だった女将さんが手伝うようになり、
ご主人も船を降りた。東京の日本料理店で修業した息子さんが加わって、
家族で客人をもてなす。そして、たまに嫁いだ娘さんが助っ人に現れる。

いなかの親戚の家に来たような、そんなほんわかとした宿だ。

玄関と応接ルーム
玄関を入ってすぐ右手、
大きなソファがどっしりと据えられたスペースがある。
その奥の水槽からは、水揚げされたばかりの津居山カニが
じっとこちらを見ている。さて、次に客人を喜ばせるのは
どのカニか。。このカニ、ここで直売もしている。
主人が競り落とした津居山カニ、うまくないはずがない!

廊下の突き当たりにあるのは調理場。
客人は足を踏み入れてはいけない、ご主人と息子さんの砦。
今宵はここでどんな男たちの料理ができあがるか。楽しみだ。
何度も言うが、目の前には、すぐ海が広がっている。
ならば当然、風呂からも部屋からも海を見たい!と思うもの。

温泉でないのは残念だが、窓から海が見える風呂がある。
湯舟につかりながら、寄せては返す波を眺め、潮騒に耳を傾けのんびりとできる。夏の夜には、水平線に漁り火が輝く。
海を望めるお風呂
客室
全7室。各部屋にバス・トイレは付いていない。

部屋割りは人数に合わせて宿側で決める。
そのため、海に面した部屋にはならない場合もある。
その時は運が悪かったと、潔く諦めよう。
海のすぐそばであることには違いないのだから。
海の見える2階の部屋の窓から。
夏は真正面の砂浜が海水浴場として賑わう。

冬は鉛色の空と、灰色の海、白い波しぶきの
日本海を間近に望める。そして、20メートル超の
強風も吹き荒れる。厳しい自然の中で育まれた山海の幸が
なぜ、こんなにも美味しいか、きっと感じてもらえるだろう。

予約は電話でのみ受け付けている→ TEL.0796-28-2856
竜宮城とマリンワールド
ご主人 女将さん
こわおもてだけれど、気が優しくて、
魚のことにかけては頑固な男気のご主人。
山奥で育ったから、お魚は触れないし
食べるのも嫌いだったの…と話す女将さん。
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〒669-6125 兵庫県豊岡市田結(たい) TEL.0796-28-2856 / FAX.0796-28-2998 民宿・渡船「えの本」
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