蜻蛉の滝から聖天の窟
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山歩日時 2005/11/13(日) 天候 晴れ
交通アクセス 車:(R24)→五条→(R370)→下市→(R169)→大台ドライブウェイ→駐車場

山域 台高 登山口 奈良県上北山村
ルート 駐車場(5:55)→(6:20)日出ヶ岳(6:50)→尾鷲辻→(8:00)駐車場
総所要時間 2時間5分 歩行時間 1時間35分 休憩時間 30分
ルート概要



(1)夜中の1時ごろに駐車場に到着。車がたくさん止まっている。


(2)日出ヶ岳へ向かう。だんだん明るくなってきた。


(3)日出ヶ岳の展望台から熊野灘を望む。


(4)日出ヶ岳展望台から。


(5)帰路、ドライブウェイの途中で撮影した雲海。
家族で大台ケ原へ日の出を見に出かけました。

前夜10時ごろに車で家を出て、深夜も営業している100円ショップに寄ってヘッドランプの電池を調達する。深夜のR168 をノンストップで快走して、新伯母峰トンネルの手前で大台ケ原ドライブウェイに入る。

ドライブウェイは心配した霧もなく動物にも出会わず順調に上っていく。深夜というのに対向車が結構下りてくるので注意しながら走行した(特に、ドライブウェイ途中の防災工事のため信号のついた交互通行箇所などは深夜でも信号守ったほうがよい)。

深夜1時ごろに山上の駐車場に到着。予想以上に止まっている車が多く広い駐車場の半分くらいは埋まっている(道中で、家内や子供たちが「駐車場に自分たちの車が一台だけだったらさびしいよね」なんて言ってたけどなんのなんの)。

駐車場の標高は1500mくらいあるので車から降りるとほんとに寒い。家を出る前は駐車場に着いたら外で星でも眺めていようと思っていたけど、風が強く寒いのでトイレを済ませ(公衆トイレが一ヶ所開いていた)早々に車に戻って仮眠する。

山に上がると急にエコ人間になりエンジンを切って寝たので、1時間ほどで寒くて眼が覚める。外は車が揺れるくらい風が吹いている。やっぱり夜中の冷え込みはきつい、寝袋に入らず上からかけただけで寝たのがまずかったようだ。体の心まで冷え切ってどうにも寒くて、環境には悪いが30分くらいアイドリングして車内を暖めて再びエンジンを切る。

その後はもう眠れず車内から星空を見ていた。月が明るすぎるが雲ひとつなくほんとに綺麗な満天の星空だ。深夜にもかかわらずマイカーや観光バスがどんどん上がってくる。

朝4時ごろには、もうヘッドランプをつけて登山口へ入っていく人がいる。多分、星空を見に行くのかな???。5時を過ぎると歩き出す人が多くなってくる。私も出発したかったが、子供たちがなかなか起きず結局6時前ごろに日出ヶ岳に向けヘッドランプをつけて歩き出した。

風は止んでいる。大勢歩いているので真っ暗でも不安はない。また、日出ヶ岳まで2km弱はよく整備された遊歩道になっているので夜間でも歩きやすい。歩き出してすぐに空が明るくなってくる。途中で車の中にカメラを忘れてきたことに気付いたが、取りに戻るのはあきらめて先を急ぐ。

正木辻の展望台のところまで来てまだ太陽は上がってない。家内と下の子供はこの展望台で見るというので残して、上の子供と2人で日出ヶ岳頂上まで少し凍結した木の階段を駆け上がる。間に合った、頂上の展望台へ上がるとちょうど熊野灘のむこうから朝日が上がってくるところをバッチリ眺めることができた。

カメラがないので携帯で撮影したがあまり綺麗に撮れなかったが、明るくなってくると熊野灘の小さな島まではっきり見え、雲海もあいまって、なんとも綺麗な景色をしばらく堪能して引き返す。

正木辻で家内と合流し立派な木道がつけられた正木が原を抜け尾鷲辻へ向かう。シオカラ谷のほうへは行かず尾鷲辻からバイパスして駐車場へ8時ごろに戻った。駐車場はほぼ満車状態になっている。

全行程5.5kmくらいの散歩でした。まだまだ歩きたかったが、午後から用事もあるので、今日はこれで帰ることにする。

山上の紅葉は完全に終わっており、途中の紅葉もそれほどではないが、雄大な景色を楽しみながらドライブウェイを下る。今日は、満天の星空、雲海、朝日、熊野灘が全部きれいに見えてほんとにラッキーな日でした。ただ、あとで聞いたんですが5時半頃に富士山が見えたそうで、もう少し早く行っていたらと少し残念です。