三原伸ギャラリー

制作するにあたって・・・



西洋の絵本が多いと思いませんか?


このタイトルの通り、日本の絵本には西洋の、もしくは西洋風の絵本が多いと思いませんか?欧米から輸入された絵本ならまだしも、日本人が制作した絵本にもかかわらず西洋風に創作された絵本が多いのです。今までアジア風の絵本が圧倒的に少なかったと思うのです。主に幼い頃に読み聞かせる絵本なら、西洋風の絵本だけではなくアジア風の絵本もあっていいと思いました。今まで偏っていたと思うのです。

また、冒険モノ、の絵本も少ないと感じています。絵本を選ぶのは、ほとんどが母親かもしれません。男の子に読んで聞かせる絵本には、冒険モノの絵本は大切だと思いますが、母親である女性にとってはこのような絵本はあまり馴染みがないかもしれません。私も一人の息子を持つ父親ですが、「やさしさ」とか「温かみ」のある絵本も必要ですが、同時に立ち向かっていく「勇気」や挑戦する「勇ましさ」などの絵本も選んであげたいと思います。しかし、少ないように感じます。

宇宙的な絵本・・・。これも少なかったように感じます。これらを盛り込んで、「テオンをさがしに」は出来ました。今までなかった絵本を制作したつもりです。主に男の子が好きそうなモノを盛り込んだとも言えると思います。ですから、ぜひ、父親が息子に読んで聞かせてあげて下さい。もちろん、娘をお持ちの方も。。。

絵画や出版物も含めて、これからも今までにはなかった作品を作り上げていきたいと思います。どうぞ、手にとってご覧下さい。