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@ウンテラー・グリンデルワルトグレッチャー
(Unterer Grindelwaldgletscher)


正午にアパートにチェックインできたので、山を歩く格好をして早速外に出る。レストランで昼食をとり、土曜日なので閉まってしまったら事なので、先ず明日の行動食と昼食のパンと水を買いにスーパーへ。アパートへ戻るのも大変なので、少し重いが買ったものをザックに詰め、短時間で歩けるウンテラー・グリンデルワルルトグレッチャー(下氷河)を歩く。日本を出てから、チューリッヒに一泊したものの、頭はボーとしてるし、山は雲で半分隠れているが、アルプスの山を前にして、じっとしているのはなおのこと辛い。

早朝、グリンデルワルトヴァルトから
ウンテラー・グレッチャーを見る、
白い山はフィッシャー・ホルン(4049m),
右はアイガーの東稜先端
関連する地図; 
2520 Jungfrau Region 1/25000
 


歩いた日;2005年7月2日
 コース;Pfingstegg−(1h40min)Berghaus Baeregg(休憩25min)ー(1h)Pfingstegg
///////////(合計2h40min標高差260m 最高点1650m)

ゴンドラに乗るとグりンデルワルルトが見え出し、さっきチェックインしたアパートはあの家だなどと言っている内にアッという間(約5分)にフィングステックに着く。ここには展望を楽しむレストランがある。
左に道をとれば、オーバラー・グレッチャー(上氷河;Oberer Gletscher)に行きますが、道を右にとり、ウンテラー・グレチャーへの道を進む。暫くアップダウンの無い道を山を巻くように歩く。グリンデルワルトの町全体がますます綺麗に見えてくる。
グリンデルワルトの町

次第に右に谷を見下ろすあたりで岩の壁からしみ出た滝の水しぶきの下を通る。気持ちが良い。

約40分ほど歩いた所に、アイガーの東岩稜を正面にしたベンチがあり小休止。雲に隠れて山の半分も見えないが、荒々しい岩肌が凄まじい。歩く先に氷河が見え出す。

次第に登りになり、後を振り向くと、昔氷河が削った渓谷がはっきり見え出す。
グレッチャーシュルフト(Gletscherschulchtと言い、そんなに遠くない昔、ここまで氷河が覆っていたらい。このあたりの傾斜地には沢山の花が咲き、綺麗。
草花越しに見るグレッチャーシュルフト(氷河渓谷

身体がだるく、長い距離でもないのに息を切らせながら登る。ようやく目指すベーレック小屋(Berghaus Baeregg)に着く。正面に氷河が大きくのしかかる様に横たわる。残念ながらその奥の山は完全に雲の中で、もう一つ迫力は感じなかったが、アルプスに来て始めて間近に見る氷河に大満足。
疲れて小屋のテーブル席に座ると直ぐ注文をとりに来た。歩いている途中でアルコールは飲まないほうが良いと思ったが、この時ばかりは身体に刺激がほしくなりビールを飲む。雨がぱらつきだしたので急いで下りる。
ベーレック小屋から見るウンテラー・グレッチャー
このコースは、途中、谷側にロープが張られたところもあるが、道も良く、安心して歩ける。天気が良ければアイガーの裏側の山と氷河を存分に楽しめるはず。




グレッチャーシュルフト(氷河渓谷;Gletscherschulcht)

ウンテラー・グレッチャーのハイキングコースから見えたグレッチャーシュルフト(氷河が削ってできた渓谷)を、実際に歩いて見るコース。
雨や悪天候の時に歩くのにもってこいの散策路。水が滴り落ちるので、雨傘かヤッケを持っていったほうが良い。滑って服を汚す恐れがあるので、注意して歩こう。 料金はホテルなどが発行してくれるゲストカードを見せてCHF6。自然の造形のすばらしさを十分楽しめると思います。
行くのにバスがあるが本数が少ない。歩くならフィングステックのゴンドラ乗り場の駅から谷川に下り、橋を渡って一本道を行くと山小屋風の建物の左手にお土産屋さんのような店がある。この店が入り口。ゴンドラ乗り場から歩いて約20分。渓谷にはこの店からしか入れないようになっている。


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