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レイク・ルイーズ (Lake Louise) 周辺


@ プレイン・オブ・シックス・グレーシャ ーズ (Plain of Six Glaciers Trail)
片道5.5km、標高差375mのビクトリア氷河に向う穏やかなトレイル。レイク・ルイーズから見えないレフロイ氷河 (Refroy Glacier) が、歩くに従って迫って見えてくる。カナダに着いた翌日の足慣らしで、ティーハウスの手前でひき返した。
Aレイク・アグネス と ビッグ・ビーハイブ (Lake Agnes & Big Beehive)
レイク・アグネスからビッグビーハイブに登り、ハイライン・トレイルの途中からプレイン・オブ・シックス・グレーシャー・トレイルに下りるコースを歩いた。標高差525mでビーハイブから見るレイク・ルイズの湖は信じられない水の色。

(参考)
上記地図の範囲外にあるハイウェイ横の小さな湖 ハーバート・レイク (Herbert Lake)の写真をこのページの末尾に紹介しています。湖面に映る山の姿が美しい湖です。



 @プレイン・オブ・シックス・グレーシャーズ
(Plain of Six Glaciers)

インターネット情報
  リンク
・バンフ国立公園、レイク・ルイーズ、ハイキング(英);National Parks of Canada Lake Louise
・プレイン・オブ・シックス・グレーシャーズ(英); Hiking Lake Louise,
                                      を開き 「Plain of Six Glaciers」 をクリック

 歩いた日;2004年6月15日

 コース 
Parking Lot-(40min)Lakeshore Traiend-(50min)Junction of Highline Trail -
(20min)Teahouse の登りの前で戻る-(1.5h) Parking Lot / Total 3h20min(10km) 標高差350m
(1731m-2081m)

カナダに着いた次の日で時差ぼけと睡眠不足で、体調がもう1つ。モレイン・レイクのビューポイントとモレイン・レイク湖岸を歩いてきた後なので、足慣らし程度にした。曇っているせいか、さほどレイク・ルイーズの湖の色は綺麗でないと思ったが、湖の横を歩くに従い微妙に湖の色と輝きが変って行く。湖はホテル側から見るよりも横や奥から見たほうが綺麗な色に見えた。 
平らな湖畔の道を過ぎると、やや登りになるが整備された道が続き、歩く人も多い。恐らくロッキーでここが一番人の多いトレールだと思うが、最盛期はどの程度の人になるのか、日本のように行列をつくるまでになるのだろうか。
正面のビクトリア氷河が近づいてくると同時に左手にマウント・レフロイ (Mt Lefroy) の山と氷河が姿を現し、ビクトリア氷河と一緒に眺められる。
レフロイ・グレーシャー (Lefroy Glacier)
とマウント・レフロイ (Mt Lefroy)
写真は逆光のせいでモノクロのようだが、山は茶色っぽい。谷にはガレ石がたまったように見えるがガレ石の下は氷河らしい。
岸壁に引っ掛かっていて、今にも落ちそうに見えるのも氷河で、ハンギング・グレーシャーと言うらしい。
これらを目の前にすると、もうロッキーの核心部に入った感じがして、どんどん歩きたい気持ちになるが、無理をせず、ティーハウス前の急坂の手前で、ひき返した。
 マウント・レフロイ(左)と
ビクトリア氷河(右)




 Aレイク・アグネスとビッグ・ビーハイブ
(Lake Agnes & Big Beehive)

 インターネット情報;
リンク
・バンフ国立公園、レイク・ルイーズ、ハイキング(英);National Parks of Canada Lake Louise
・レイク・アグネス(英); Hiking Lake Louise, を開き「Lake Agnes」 をクリック

 歩いた日;2004年6月26日 
 コース
Parking Lot -(1h10min) Mirror Lake -(20min) Lake Agness (40min休憩)-(1h) Big Beehive 
(15min休憩)-(40min ) Mirror Lake分岐-(35min) Plain of Six Glaciers Trail 合流 -(1h10min) 
Parking Lot /Total 5h 50min (11.3km), 標高差525m(1731m-2256m)  

アメリカのダラスに住んでいるMieの友達が昨夕合流して今日が初日。曇りながら時々太陽が顔を出すまずまずの天気。
レイク・ルイーズの駐車場から、シャトウ・レイク・ルイーズのホテル前を通り、標識に従い右手のトレイルに入る。幅の広い道で、次第に急な坂道になる。時々木の間からレイク・ルイーズの湖が見え、高度が上がるに従い湖面の色が特異な色に輝きはじめる。ガイド本にはトルコ石のような色とか、クジャクの羽の青とか書いてあるが、何とも表現しにくい嘘のような色をしている。氷河がとけてできた湖特有の色だ。
湖の対岸にはフェアビュー・マウンテン (Fairview Mountain 2744m) が聳えている。この山はカナディアンロッキーの中で、トレイルのついた一番高い山で、登りたいと思っていたが、まだ頂上付近に雪が残っているとの風邪気味で体力が持つか心配だったので、今回の旅では登るのをあきらめた。レイク・アグネス・トレイルから見ても存在感のある山で、是非登ってみたい山の1つだ。
 レイク・クルーズの湖面

やがて、ミラー・レイクの横を通り、更に登るとレイク、アグネスに着く。ティーハウス手前の湖岸のベンチで休憩し、昼食をとる。
右手のマウント・ニブロック (Mt Niblock) は雲の中だが、正面の「悪魔の親指 (Devil's Thumb)」は天空に突き立てているのが良く見える。
対岸の雪渓の上をビッグ・ビーハイブを目指すパーティーが次々と歩いて行くのが小さく見える。
レイク・アグネスとデビルス・サム
(Devil's Thumb 2458m)、

休憩で寒くなった体をこすりながら、出発。レイクアグネスを半周以上し、雪渓の上を越えると、ビーハイブへの急なジグザグの道になる。ビーハイブとは蜂の巣の意味でその山の形からきている。
登りきった所はまだ尾根で、尾根筋を左に入る。踏み後が沢山あるのと、岩があるので、トレイルがはっきりしないが、尾根の端に寄らないように歩けば全く心配はない。しばらくすると、避難小屋を兼ねた展望楼 (Gazebo Shelter) にでる。ここからは、レイク・アグネスとレイク・ルイーズの方向に展望が開け、際立った色の湖とスケールの大きな山の姿を心行くまで見ることができる。ただ、湖は覗き込まないと良く見えない。山も湖も一緒に撮りたいと思っても、とても一度にカメラに入るような視野ではない。
レイク・ルイーズ、 ビッグ・ビーハイブから  
レイク・アグネス、 ビッグビーハイブから
                 

景色を堪能し、来た尾根を戻り、レイクアグネスとは反対側に下りる。直ぐ樹林帯に入り、景色は見えなくなる。どんどん下り、ミラー・レイクの分岐を右にとり、ハイライン・トレイルを歩き、プレイン・オブ・シックス・グレーシャー・トレイルに向う。左に谷が見えるがなかな近づかず、谷と平行に歩く感じ。
次第に木が小さくなり、マウント・レフロイの山と氷河が正面に見え出す。帰る方向と逆方向に歩くので、気分はあまりよくないが、景色はすばらしい。
ようやくプレイン・オブ・シックス・グレーシャーズ・トレイルに出る。6月15日に歩いた道だ。
マウント・レフロイ (Mount Lefroy 3423m)、
ハイライン・トレイルから
トレイルには、前の15日には気がつかなかったので、咲いていなかったと思うのだが、野生のおだまきや忘れな草やクレマチスの花が氷河の山をバックに満開であった。
帰りは湖に近づくにつれ、今晩ホテル・シャトー・レイク・クルーズに泊ると思われる人に次々と会い、「ハロー」と「ハーイ」と「今日は」の連続であった。




(参考)
ハーバート・レイク (Herbert Lake)

レイク・ルイーズから北に少し行き、1号線から分かれ93号線のジャスパー方向の国道に乗って少し行くと、左手に小さな湖がある。ここがハーバート・レイク。晴れた風の無い日は湖面を見てみよう。たしか駐車場はないので路肩に停めたと思う。
午前中の早い時間の方が風がなく山の映りが綺麗だそうです。
 ↑Mt Temple ↑Fairview Mtn ↑Mt Whyte ↑Mt Niblock         Mt Basworth ↑
ハーバート・レイク (Herbert Lake)


 


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