入院記録


平成15年4月29日大腿骨頚部骨折で入院!
関節リウマチになって初めての入院です。


4月29日(火)ー実家の父が急性肝炎で入院。家族でお見舞いに!
          そのお見舞いの帰りに家の前の玄関で転倒!足がすきまにはさまり勢いもついていた為、
          そのまま顔からコンクリートに打ち付けられる。顔のあまりの痛さでこれは割れたのでは・・・?
          やっとの思いで夫を呼んで家へ!立つことが出来ない・・・。車で救急指定の日赤へ!
          そのまま検査、頭も切れていてなんとホッチキスでいきなりバチッ!!(エッーこんなんでいいのぉ?)
          次にレントゲンを!足に全然力が入らなくて立てない・・・
          顔も割れるように痛い!(なのに先生は触ってみて、だぶん割れてないから大丈夫・・・って!)
          結局顔のレントゲンは撮らずに、足のレントゲンを撮りました。

          結果「右大腿骨頚部骨折」でそのまま入院。この日は部屋もなく、とりあえず何でも部屋のような
          所へ。家族はビックリです。夫は着替えを取りに帰ったり・・・大忙し!
          これがゴールデンウイークの悪夢の始まりでした。

4月30日(水)−翌日訳のわからないまま整形外科に入院!6人部屋です。
          この時点では正式な診察も検診もなくて先が見えません・・・。

5月01日(木)−CTと再度レントゲンを撮る。やはり骨折をしている。
          「このままずーと寝ていて(身体を動かさないで・・)自然に骨がつくのをまつ。
          と言う方法もあるけれど、時間がとてもかかり筋肉も弱ります。やはり手術の方がいいでしょう!

          ・・・と先生の診断。棒状のチタン2本で骨をつなぐ・・・という手術のようです。
          この場所の骨折は(大腿部頚部)お年寄りが多いのだけどなぁーといわれた。

5月02日(金)−足も痛いけれど、打ち付けた顔が痛い・・・右目と頬を中心に腫れていて、絶えず痛い!
          でも一番苦痛なのがトイレタイム・・・。
          骨折している箇所がずれるので、絶対に身体を動かさないように・・と!
          トイレはベットの上で(なのに入院を堺に、精神的な下痢状態。絶えず行きたいー!
          そのたびに一気に血圧が上がってしまう。(100〜180位)に!
          なので眼が飛び出るくらい頭が痛くなる。自分でリラックスしないと、と思っても何をしてもだめ。
          そのまま頭痛が治まるのにとても時間がかかる。(看護士さんは家でもそうなの?)って
          聞くけど、そんなわけ無いじゃない!!(結局慣れることは無かった)

          間が悪い事に、病院は4月29日〜5月5日までなんと7日間もまるまる休み!
          祭日じゃない日は創立記念日だそうだ(嘘でしょ!)
          私は骨折したまま、治療も出来ず(医者も休み)ベットから動けない。
          家の事、仕事の事、身体の事!不安な事だらけで、毎日泣いていた気がする。
          (とっても情緒不安定でした)とても不安な一週間だった。

5月05日(月)−いよいよ明日は手術日です。
          この一週間結局ベットに寝たまま・・・
          今までも入ってないけど、またしばらくお風呂に入れないので、今日はシャンプーをしてくれる事に!
          どうするのかなーと思っていたら、なんとベットごと動かして違う部屋へ。
          そこには散髪屋さんのような洗面台があり、寝たままきれいに洗ってくれてとっても驚いた!
          
          次に麻酔科の看護士さんがきて、下半身麻酔でするという事に。
          リハビリ担当の先生も挨拶に!(ベテランの先生と若いお兄ちゃんの先生と・・・)
          とっても大事な主治医は27,8歳のY先生。
          何を聞いてもはっきりと答えてくれなくて、自信なさそうな感じ・・・(心配だなぁー)
          まだ手術の経験が少ないらしい。
          
          私の入院した部屋は6人部屋。皆手術が終わっていて私の手術に興味津々!
          いろいろな情報を教えてくれます・・・。

5月06日(火)−夫と娘が付き添ってくれていよいよ手術です。
          11時30分、手術室に!入ってすぐに着ている服を全部脱いで、手術着に着替えさせられて
          次の部屋へ。そこの硬いベットに寝かされて麻酔医が登場です。
          
          「横になって、身体を海老のように丸めて下さい」・・・て(折れている足が下なのに)
          「もっと力いっぱい丸めて!!」そして背骨?に注射を・・・
          麻酔は痛いって聞いていたので覚悟をしていたのだけれど、痛いなんてもんじゃない!!
          骨の真ん中に直接挿しているとしか思えない。(音まで聞こえそう・・・)
          我慢していたけれど、どうしても入らない様子。
          4,5回繰り返すけれど、やはり針が刺さらない!(もう死ぬほど痛い!まだ手術もしていないのに〜)
          先生たちは私の曲げ方が悪いのでは?と思っている様子(言われたとおりにしているのに)
          思わず「場所が違うのではないですか?・・・」と言ってみたけれどー!
          少し休憩を取ることに。こんなのは初めてだ・・・とか話している。(下手なんじゃないの??)

          そこにもう一人先生が登場!
          「曲げる角度が悪いんだ。もう一度してみよう!」そして横になっている私に「思いっきり
          抱きつく感じで私の腰に手を回して!
」って。もうへとへとで言われたとおりに腰に手をまわす。
          3回目くらいにようやく針が刺さった。(ものすごく痛い!皆もこんなに痛いの?)
          時間が倍以上かかってしまった。

          やっと違うベットに運ばれて手術開始です。
          いろいろと器具を付けたり、身体を固定したり・・・。
          手術する右足を台に乗せてカーテンを!見えないほうがいいでしょって!(先生の顔も見えない)
          もう感覚は全然無い。他の人は少しうつらうつらしたって言うのに意識はとっても鮮明。
          いつもより五感が研ぎ澄まされた気がする。
          TVのように「これから手術を始めます」って言うのかと思ったら、いきなり始めるし・・・
          看護士さんたちも私語をして笑っているし、こんなんなの?
          先生は2人でベテランの先生と私の主治医Y先生(執刀はY先生)
          画像を見ながら、ここらへんでいいでしょう・・・とか「Y先生、調度いい場所でした・・とか」
          外科なので、ノコギリやドリルの音がするし・・・)
          とうとう最後まで意識ははっきりしたままです。
          (麻酔のあまりの痛さに、手術の方が楽に感じられました)

          手術も無事終わり、違うベットに移されてレントゲン室へ
          ようやく家族と対面。大きい手術じゃないけれど、ホッとしました。
          あとはあの麻酔がきれいにさめるか、とても心配です。
   
5月07日(水)−麻酔も朝にはほぼ消えました。(結局興奮したせいか、一晩中眠れなかった。)
          麻酔が切れはじめたあたりから、猛烈なだるさと痛みが、熱も39度以上出るし・・・
          やはり身体にメスを入れるのは大変だ!
          午後から車椅子デビュー(右足が重くて重くて・・・イタイー)

5月08日(木)−手術から3日目!今日から一人で車椅子に乗ってもOK!とのこと♪
          これで安心してトイレも行けるわ(それから血圧も安定しています。)
          ずっと点滴をつけたままなので、点滴をしたままの車椅子は血液が逆流するし痛いですね。
          (リウマトレックスは免疫を止めるので、今週は飲んでいません)
          ようやく銀行に自分で電話をかける事が出来ました。退院するまで他の人をいれずに、
          このままでで乗り切ってくれるとの事。(入れたら私はもう戻れません)
          ホッとして、涙が出るところでした。(迷惑をかけました)

5月09日(金)−日に日に右足は楽になってきます。
          今日から初めてリハビリ室へ!デビューです。
          今日はベテランの先生がしてくれて、若いT先生は見学・・・。(まだマッサージだけです。)

5月11日(日)−子供たちが母の日のプレゼントをもっていてくれました。(涙・涙・・)
          本当に今回は夫をはじめ、子供たちもとっても協力的です。
          家の事も分担して、きちんとしてくれているようだしね。

5月12日(月)−朝ガーゼ交換!(順調です)
          初めてマツバ杖デビュー☆リウマチなので先生たちは、リハビリに消極的です。
          手首や肩に負担がかかり過ぎると思っているようです。
          マツバ杖もお願いしてさせてもらいました(足も早く鍛えて、復帰したいし・・・)
          硬くなっていた肩のマッサージをしてもらう。
          
          肩の筋肉は」もうカチコチです。この時で、手は肩より上には上がらないし、真っ直ぐにも伸びない。
          私はどうやって、仕事や日常生活をしていたんだろう〜!後ろに回すだけでとても痛い。

5月13日(火)−オペ、7日目!シャンプーをして貰う。
          これから火・金と週に2回してくれるみたい。(自分で出来ない人だけ)
          脚もきれいに洗って貰う。気持ちがいいなぁー早くお風呂に入りたい!
          退院は2ヵ月後くらいと言われる。

5月14日(水)−初めての院長の回診。先生たちはとても緊張していた!なのに院長は私を忘れて飛ばしていくし・・・
          急いで主治医が呼び戻してみて貰えました。カルテをみてリウマチなの?手を見せて「ふーん、
          そんなに変形は無いね・・・」それだけなの・・・?傷はどうなの?
          重症じゃないけど、もっと診てくれてもいいんじゃないの?

ここで問題が!!入院をした時からレントゲンの度に、腸に金属のようなものが写っていてなんだろうって!
何か金属を入れたことがある?って何回も聞かれて・・・(でも取り合えず手術が先!)
手術も終わり思い出しました。
12月頃に仕事場で、食事中に歯に被せていた銀が取れて、思えわず飲み込んでしまったことがあった事!
もう5ヶ月も前の事だし・・・忘れていたわ。

普通はそのまま便に出てしまうのに、私の場合は腸に引っかかってどんどん上に行っているようです。
このままほって置いてもいいけど、もしかして先がとがっていて腸に穴が開いたら大変な事に・・・。
「どうしたらいいのでしょうか?」「取るにこした事はないけれど・・・。自然に出ないのなら、腸カメラをつかって
取る事になりますね
」・・・・エェーどうしよう??
この件はまだ歩けないし、様子を見ることになりました。(なんでこんな事になったんだろう・・・・)

5月20日(火)−オペ14日目。今日ぜんぶ抜糸しました。傷口もとてもきれいに治っているようです。
          6針しか縫っていません。傷口はとても小さい!チタンが入っている所と傷口が離れているので、
          どうやって入れたんだろう!って、リハビリの先生と話しています。
         (モニターの画面を見ながら、斜めに入れて行ったようです・・・)Y先生は上手なの??

5月21日(水)ー初シャワーです。まだ看護士さんに付き添って貰ってですけどとても嬉しい!
           脚に加重ははかけれないので、足を床につけないように気をつけました。(とても大変)

6人部屋なので、にぎやかです。感情が高ぶって泣いてしまう人もいるし、けんかする人もいるし・・・
でも明るくて楽しい部屋だって、看護士さんたちは言ってました。
長い入院生活!いろいろあったけれど、なんとか乗り切ることが出来ました。

5月24日(土)−2週間めのレントゲンも順調です。骨も少しずつ付いてきているようです。
          大腿骨頚部骨折の場合は、太ももの大きな血管が千切れてしまって繋がらない事が、
          時々あるそうです。そうなると「骨頭壊死」がおこる事があり、それはいつなるかはわからないらしく
          先生が言うには「確率は5人に1人です・・・」そのためにMRIで定期的に検査をします。
          そうなったら人工関節ですね・・・って!(確率が多すぎない・・・?)

5月26日(月)−今日から初めて、マツバ杖を使っていいという先生のOKが出ました。
          リウマチもあるし、先生たちは車椅子だけしか乗ってはいけないと・・・・
          それでは何にも出来ません!手術をした足はまだ下につけてはいけないけれど、
          左足は弱ってしまいます。リハビリの若いT先生にお願いして、内緒で練習をさせて貰っていました。

          (この頃は早く家に帰りたいし、仕事にも復帰したいで、とてもあせっていました。
           情緒不安定ですね!)

5月27日(火)−今日でオペから3週間です。あと一週間で右足をつけることが出来ます。
          始めは1/3加重からです。

マツバ杖も使っているので、リハビリは肩や手首に負担がかかると言う事で、足に加えて肩と腕等も
してもらえる事になりました。
(基準があり、普通は手術をした箇所のリハビリしか出来ません。主治医の指定した所だけです。)

担当のリハビリの若いT先生!まだ22.3歳?位かな?初めは経験もなさそうでとても不安でした・・・。
T先生もリウマチの患者は始めてだったようで、いろいろと勉強をしてくれたようです。
この頃は私は手は肩までしか上がらないし肘も曲がっていて、手首も痛いし膝も腫れている・・・・
今思うと、なんで普通に生活をしていたんだろう・・・って感じです。

T先生は「フーさんが退院までに、手が頭の上に真っ直ぐに伸びるように頑張りましょう!」「僕の目標です」
リウマチになった頃肩の痛みはとてもひどく、身体の中に無数の針があり、たえず突き刺されているようで眠れない日が
続いていました。
そのために絶えず肩を縮めるように丸めていたので、筋肉がこわばってしまっていたのでしょうか!
動かせる範囲が極端に狭くなっていて、痛みを伴っていました。

T先生はとても優しく熱心です。一日一回のリハビリも時間が取れると夕方もしてくれるし、
普段いけないところも、一緒にコースとして回ってくれたり・・・。
(他の先生の患者さんは、とてもうらやましがっていました♪)

主治医のY先生は相変わらず何を相談しても無反応状態・・・看護士さんも忙しくて聞く暇も無い。
私はいろいろと聞きたい事や、相談したい事がいっぱいあるのに・・・!!

リハビリのT先生は、体調の変化にも気をつけてくれるし、患者を心配しているのが伝わってきます・・・
何よりも私の情緒不安定な心を落ち着かせてくれたし、T先生の存在が長い入院生活を乗り切れた一つかな!

毎日毎日のリハビリで、肩が少しずつ楽になってきました。
痛くない程度に少しずつ筋肉をほぐしていきます。
肩より上に上がらなかった手は頭まで届くようになり、何より痛みが取れてきました!
仕事や家事をしなかったのも良かったのでしょうが、なんと退院時には先生の最初の目標どおりに
手が頭の上にほぼ真っ直ぐに伸びるようになりました!感激です☆

曲がったままになっていた肘も伸びてきました。
もう二度と手は真っ直ぐに伸びないと思っていたのに!うれしいなぁー
毎日の適切なリハビリは大事なんですね。
でもこれはふだん頼んでもしてくれません!たまたま松葉杖を使うから、肩に負担がかかりリウマチだったので
してくれただけで、医師のオーダーがないと勝手にリハビリはしてもらえません。
これ以降現在も肩はとても楽になっています。

足も順調に回復しています。後少しで右足にも加重をかけることが出来ます。

6月02日(月)-以前レントゲンで見つかった歯の銀のかぶせ!
          どんどん上に上がっていって、今は小腸と十二指腸の境目に引っかかっているようです。
          もしも腸に穴が開いたりしてもいけないので、消化器内科の予約を取って、今日「腸カメラ」で
          取る事になりました。
          まだ右足は加重をかけれないので、松葉杖か車椅子なのに・・・
          でも入院中に何とかしておきたいしね!

腸カメラを飲むための準備開始です!
まず朝の6時から8時までに、2Lの下剤?が入った水を飲みます。
2時間で2Lはとても大変!おまけにまずい・・・(ポカリをまずくした感じです)
頻繁にトイレも行きたくなるし・・・!まだ車椅子なのでオマルも置いて貰って。。。
でもなんとか、マツバと車椅子で間に合いました!(ホッ)
トイレでは歯が出たかどうかの確認をします。点滴もして準備万端です!

なのに診察が遅れて呼んでくれたのは午後3時過ぎ・・・。朝も昼も食べてないし、変な下剤しか
飲んでいないのに!
ようやく消化器内科へ!手術室のようなところに入って、白い服に着替えて紙パンツ?もはいて!
先生二人と機械を操作している人が二人。麻酔はどうしても我慢ができないときに使いましょう!とのことで
使わずに・・・(痛いと聞いていたので、とても心配です)

ベットに横になって始める前に、先生が「もう一度歯を確認しましょう
機械室の先生が透視カメラで確認!「エッーーーないですよ!」先生も確認「ないですねーー♪

どうも最後の2Lの下剤で出たようです。注意をしていたけれど見落としたようで!
さんざんお騒がせをしたけれど、一件落着です。

腸カメラはとっても怖かったので、ほんとうに良かったです♪

6月3日(火)−今日から加重1/3を右足にかける事ができます。
          久しぶりに地面に足を付けました。とても変な感じですねぇー、少し足を付く事ができるだけで
          とても楽になります。

6月5日(木)−オペ30日目です。
          6時40分に同室の人と、モーニングコーヒーデビューをしました!
          1階の自販機でコーヒーを買って飲むのですが、こんな些細な事がとてもうれしい♪

6月9日(月)−主治医のY先生が来ていきなり「松葉杖に自信があるのなら、退院してもいいです」・・・と
          あれだけまだダメだって言っていたのに、どうも病室が混んできたようです。
          まだ無理そうな人にも、退院を勧め始めたし・・・(病院ってこんな事をするんだ〜!)

私はとても帰りたかったので、退院をさせてもらうことにしました。
7月半ばの仕事復帰をめどに、リハビリのT先生にリハビリを頼みました
まだ1/2加重になったところなので、T先生はとても不安そうです。「転倒には気をつけてくださいね
一緒に頑張りましょう!!」・・・と力強いお言葉です。
この日から家での動き方を中心に、リハビリをしてもらいました。
足に加重をかけないお風呂の入り方とか、トイレの使い方とか・・・!

ずっと気になっていた足に入れているチタンの棒2本!(結構長い)
これをずっと入れたままにするか、それとも取るかを主治医のY先生に聞いているのだけれど、ハッキリしない!
80歳くらいの人はもうそのままにします。僕はまだ抜く手術はした事がないし、どうしたらいいのか・・・
本当にはっきりとした答えを言ってくれません!他の先生とも相談すると言う事で次回まで持越しです。

6月14日(土)−オペ39日目です。
          いよいよ今日退院です♪
          予定より早く退院できました!まだ松葉杖だし、1/2加重で足がつけられないけれど、
          うれしいなぁー!
          主治医のY先生は、「足のチタンは相談した結果、一年後ぐらいに抜きましょう!
          「リウマチの方は引き続き医大(今までの所)でかかりますか?」・・・そうします。
          「骨折は引き続き、日赤で見させてください」・・・よろしくお願いします。
          
          ☆無事家に戻れました☆

この後足のチタンを抜く事に関して、日赤は2転3転します!

                             一年後・・・平成16年

その後順調良く足も回復してMIRで調べても、今のところ大腿骨の壊死の兆候はないとのことです!
ただ骨折をしてチタンを入れたところが、圧迫されるのか座っていて立つときとか、歩き初めとかに
急に引きつるような痛みが起こり、立ち止まる事に・・・少し気になっていました。

医大のリウマチの主治医のN先生に、足のチタンの事を相談しました。
私なら迷わず抜く手術をしますよ!いくら害が無いといっても異物を入れておくのは良くないし、
フーさんは違和感を感じて痛いといっているし、多分チタンが神経等にあたるのでは・・・」
「それに次に転倒したときに、普通の骨折なら元に戻せるけれど、チタン等が入っていて転倒されると
とても大変!骨の割れ方が違います」
「簡単な手術だし、時間もかからないよ!
」なるほど・・・納得です。

平成16年
4月17日(土)ー日赤へ!先週レントゲンを撮り、今日は結果とチタンを抜く日にちを決める予定です。
          レントゲンは異常なし。
          何と先生は「他の先生と相談した結果、手術のリスク等を考えるとチタンはこのまま入れた
          ままで行きましょう。」「壊死も今のところ大丈夫だし、チタンは身体にも害が無いし、転倒には
          気をつけてまた何かあったら来てください」

          えぇー先週は取ると言われたのでは・・・今も歩くと違和感があり、痛いのですが・・・このままで
          いいんですか?「いいです。何もなければもう診察もいらないです!」えぇーー・・・

          と言う事で、Y先生は一年も持越しをして、いきなり手術もしないしもう来なくていいと・・・
          痛くて椅子も浅くしか座れないのに・・・・。先週は手術の日取りを決めましょう!って言っていたのに
          180度変わるなんて〜!納得いかない話です。

5月11日(火)−医大へ!N先生に日赤の話をしました。
          日赤の先生は医大でN先生の研修を受けて行っているようです。
          「どの先生がそんなことを言ったの?!患者が痛いと言っているし、手術のリスクより転倒の方が
          怖い!」
・・・とえらくご立腹です。
          日赤に手紙を書いてくれるって言ってくれたのですが、途中で気が変わって「そんなにぐちゃぐちゃ
          言うのなら、こっちでオペをしよう!もう日赤に行かないでいい!
」・・・と。実はN先生はとっても
          短気!先生がしてくれるんですか?「もちろん!
          (N先生は手術の経験が豊富で、人気があります)
          次回レントゲンを撮って手術の日取りを決めましょう!と言う事になりました。

調度8月の初めに予約が取れて、手術をしてもらえることになりました。

7月20日(火)−医大で手術前の検査です。
          リウマチは勢いがあるので、リウマトレックス2cpを手術が終わったら3cpにしましょう!との事。

8月03日(火)−入院です。

8月04日(水)−午前8時から手術です。
          N先生には前回の手術で、下半身麻酔がとてもうまく行かなくて痛かったと話していました。
          (本当にまた味わうのかと思うと、怖くて怖くて・・・)
          手術室に入り 麻酔直前!麻酔医がN先生に、「短い手術なら下半身麻酔より、全身麻酔の方が
          いいのでは?」
30分ぐらい・・・「頚椎が大丈夫だし、横になって気道確保も出来るし」・・・とかなんとか・・  
          N先生は「フーさんは前回下半身麻酔が合わなかったようだし、切り替えましょう!いいね。」
          いきなり全身麻酔に(短時間の分のようです)・・・えぇーーー!
          「じゃー行きますよー!息を吸い込んで〜〜・・・」
          
覚えているのはここまでで、今から息を吸い込もうと思ったら、なんと手術は終わっていました♪
N先生は「手術は成功ですよ!すぐ終わったでしょう〜!」・・・と。

本当に一切の記憶がありません。とても楽でした!

8月05日(木)−やはり術後は痛いし、熱も出ていますが順調との事。
         今日からリハビリ開始!前回しているので、車椅子も松葉杖もOKです!

8月06日(金)ー退院でーす♪
          朝リハビリを済ませて、松葉杖で退院です。

3泊4日の入院はとても楽でした。手術の記憶も無いしね!
日赤さんはなんでいやがったんでしょう?!

8月18日(水)−仕事復帰です。

チタンを抜いてから、足のイヤな痛みは無くなりました。
その後はでな転倒も2回しており、本当にチタンを抜いていてよかったと思います。

これで転倒による手術もその後のチタンを抜く手術も無事終了しました♪


         

        


















          
       





          
         

























        

       

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