百名山 富士山 (3776m) 2002.7.25(木)〜7.27(土) by taisuke  戻る

25日)和歌山(0km)20:30 〜 和歌山IC 〜 阪和道 〜 西名阪道 〜 東名阪道 〜 東名道 〜 23:40上郷SA23:55 〜
富士IC(446.3km/
26日)1:50 〜 コンビニ 〜 富士宮口5合目駐車場3:07(車中泊)
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(5合目)8:30 〜 14:30山頂 〜 お鉢めぐり 〜 須走口側宿泊 ・ 消燈午後7時
27日)起床午前3時   御来光 午前4時40分  頂上5:15 〜 8:10(5合目)
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駐車場8:30 〜 朝食 〜 富士IC 〜 東名 〜 東名阪 〜 昼食 〜 西名阪 〜 阪和道 〜 和歌山IC 〜 和歌山15:00

往復(約1千キロ。高速代1.88万円。ガソリン代1万円) / 高速道は100〜120キロ走行(食事以外休憩なしで走行しました)


感想・その他
・天気の悪い日には登らない方がいいと思います?(足元が悪くなりそうだし、カッパを着るとバテて頂上まで行けないかも?)
   (私達は御来光を見る為、晴天でないと行かないつもりで計画しました)
・駐車場の心配をしていましたが、金曜日の午前3時過ぎに5合目へ着いた時まだ余裕がありました。
   (土曜日の午前8時10分に下山した時、道路は駐禁にも関わらずかなり長い間で片側路肩に縦列駐車をしていました)
・夜間登山は危険?
  (晴れていても足元が滑り易く石段もあります。夜は閉めることがあるという小屋もありました。)
・足場がすべり易いので、杖やストックは必要(杖は1本1000円で販売・焼印各合目共200円/9合5勺で終わり)
  (杖を購入した場合、名札を付けておかないと他の人とわからなくなるので注意。 特に山小屋内)
・トイレにトイレットペーパーは無いので、持参か購入(ティッシュペーパー不可)
   (基本的に料金は取っていないようですが、山頂のバイオトイレは協力金という形で200円箱へ入れる(無人))
昼を過ぎたが食事をして登るのはよけい辛いと判断し、頂上までドリンクとカロリーメイトのみ(食欲もなかったので丁度良い)

・登りは8合目までは普通に登れました。
・8合目以降の登りでは休憩が長くなりました。 特に9合5勺までは歩くのが辛いです。
 頭痛が始まり、空気の薄さを体感しはじめました。 休憩直後でしたが足が動かず、一歩歩いて休み大きな呼吸をするの繰り返し
 という状態が続きました(-_-;)(寝不足?)。 へたばっている人も見かけました。
・8合目に富士衛生センター(診療所)がありました。 8/19まで無料診察してくれるとのこと。
9合5勺からは山頂がすぐそこにあるという気持ちで、苦しくても何とか歩けます(気力のみです!!)
・頭痛は、翌日下山して東名へ入ったあたりで治っていました(頭痛薬は飲みませんでした)

・携帯電話は山頂でドコモ・Jフォンは通話OKだそうです。 au・ツーカーはダメ(5合目はOKだったのですが.....)
・酸素ボンベ1本1200円〜1500円(1本当たり1回2秒の使用で、50回〜60回ぐらい)
 (基本的に非常時の使用が良いのでは? 各山小屋で販売していました。 私は使いませんでした)
・晴れていると日焼けをします。 帽子・日焼け止めクリームなどの対策必要です(後日、海へ行ったくらい真っ赤になり皮がむけます)
・ランニング+短パンで登っている人、自転車を担いでいる人、頂上を往復するアメリカ兵?など様々でした。
 (一緒に行った後輩は登るのが早く、かなり待って貰いました。 何でそんなに早く登れるの??? 個人差ありますね。)
・上記気温は高度が上がるほど低いはずですが、陽が当たっているので温度が高くなっていました。
 (上記気温は携帯温度計の実測値です)

お勧め
・梅雨明け後の天気の良い平日に、朝から登頂するのがいいと思います。
・盆前後は5合目まで通行規制もあるらしいです。 多勢の人が訪れるので避けるのが無難です(8月後半は寒いとか?)


山小屋について
・富士宮口山頂の富●館は、午後4時に一度店を締め宿泊の準備をします。
 (通路に板を渡して広間を造る為、客は店を一旦出なければいけませんでした)
・24時間営業の山小屋もあるようですが、そうでない小屋もあるようです。
・山小屋(富●館)に宿泊予約の電話を5合目から登る前にしたら、午後4時〜6時の間に来て下さいと言われました。
・平日だったせいか、私の泊まった山小屋は空いていました(平日は予約なしでも泊まれるところはありそうです)。
・食事はほとんどがインスタント食品のようです。

料金 (小屋によって多少料金は異なるようです)
・飲み物は、ポカリスエット。 水。 お茶 など
 ポカリスエット(500mlペットボトル)は、5合目で300円・7合目以上500円・9合目で300円にしてくれた小屋もありました。

料金(山頂)
・きつねうどん600円(カップ麺)
・しょうゆラーメン、みそらーめん800円(インスタント麺でしたが、ラーメン鉢に入れてくれました)
・豚汁600円
・コーヒー・ココアなど400円(インスタント/コップ付きの市販されている物)
・カレーライス1200円(これもレトルトか?肉がないです....(^_^;))


宿泊(山頂)
・吉田口側の小屋へ泊まりました(1泊夕食付き6000円食事はカレー・素泊まり5000円)
・予約しても6時までに現地へ行かないと、受け入れて貰えない場合も有るようです(消燈が早い為到着が遅くなる場合確認必要)
・山小屋チェックイン午後4時〜(素泊まりは少し遅くてもいいかも?)、消燈午後7時、起床午前3時でした。
 起床後、店は夜明け前に登って来る客の応対の為、布団は強制撤去されました。 隅でボーと時間を過ごしました(眠い〜〜(ーー;))
・上布団は重なりあって引いていきます(男女など関係なく、来た順番に寝る/3人で2枚を使用する感じだった・混み具合で変わる?)
 布団は湿っぽいです(寝袋を持って行ってたので使用しました)
・寝る時、タイツにホカロン。Tシャツの上に長袖シャツ+上下トレーニングウェア+寝袋(ちょっと暑かったです(^_^;))
・午後7時消燈後、真っ暗となる(豆球もない)為ヘッドライトなど必要です/午後7時前に布団へ入って、午前3時前まで爆睡しました。

・トイレは宿泊時間内のみ専用トイレを使用します。 その他の時間は公衆トイレを使用して下さいとの事でした。

御来光
・午前4時の小屋内気温は13℃(天気の悪い日は、更に冷える?らしい)
 この日は風もあまり無かったので、宿泊時のそのままの衣服で外に出て御来光を待ちました(手袋は必要です)

・ご来光見学は吉田口・須走口側が良い場所です。 富士宮口からでも見れるらしいですが、角度があまり良くないです。
・宿泊は富士宮側でも良いです。 須走側へ歩いてもそんなに時間はかかりませんが、頭痛があると歩くのが辛く足が重いです。
・時間が近くなると(午前4時頃)人が増えてくるので場所取りは早い目に。(防寒の準備を整えておくといいです)
・御来光が始まると小屋の人が”あれが御来光です”と教えてくれました。
君が代+唱歌”富士山”の音楽が流れました。

お鉢めぐり
・1周回っても特に何ていうことはないです。 (天気が良ければ)遠くの山は見えますが、どこがどの山か検討がつきませんでした(^_^;)
・私達は次の日早く帰りたいということで、登頂直後にお鉢を半周回って須走口側頂上の山小屋へ泊まりました。

・剣ケ峰(最高峰3776メートル・元気象庁富士山測候所跡)へは是非登りましょう。

下山
・気分的に歩いていても楽。 滑り易いので張っているロープとストックを使って降りると良いです。 それでも何度も滑りました。
 (張ってあるロープを持って降りる時、手袋をしておいた方が良いです。 素手だと滑った時、手が熱くなります)
・富士宮口は登り下りが同じルートなのですれ違い待ちがあります(この日は人が少なかった?ので特に気にならなかったです)

タイム      登り約6時間(休憩含む)                 下り約3時間(休憩含む)

午後2時35分着 頂上 御来光午前4時40分
18℃(涼しい) (3776メートル) 午前5時15分下山
頂上富士館
(45分) (20分)
午後1時25分着50分発 九合五勺 午前5時35分着40分発
24℃(涼しい) (3550メートル) 12℃
胸突山荘
(50分) (15分)
午後0時20分着35分発 九合目 午前5時55分着6時0分発
23℃(涼しい) (3400メートル) 12℃(上着を脱ぐ)
萬年雪山荘
(45分) (20分)
午前11時15分着35分発 八合目 午前6時20分着25分発
22℃(涼しい) (3200メートル) 17℃(長袖シャツを脱ぐ)
空気薄い?感じ 池田館 上はTシャツのみ
富士衛生センター(診療所) タイツも脱ぎたい
8/19まで無料診察してくれる
(40分) (20分)
午前10時30分着35分発 七合目 午前6時45分着55分発
22℃(涼しい) (3030メートル) 20℃
山口山荘
(45分) (20分)
午前9時40分着45分発 新七合目 午前7時15分着20分発
24℃(涼しい) (2800メートル) 21℃
御来光山荘
(15分)
--------------- 六合目 午前7時35分着
(場所特定出来ずデータなし) (山小屋跡(更地))
(2600メートル)
(45分) (20分)
午前8時50分着55分発 新六合目 午前7時55分着8時0分発
(2500メートル) 23℃
宝永山荘・雲海荘
(20分) (10分)
午前8時30分発 表富士宮口新五合目 午前8時10分下山
23℃(涼しい) (2380メートル)

7月26日(金)午前3時7分富士宮口5合目着。快晴。 気温13℃
到着後、車中寝袋にて3時間仮眠。午前7時30分起床。 気温23℃(Tシャツ・短パンでも涼しい程度)
Tシャツ・トレーニングウェア(下)で登山スタートしました(思ったほど寒くないので薄着の歩行で良いと思います)


02.6頃雑誌の週間ポ●トに”富士山大噴火”の記事が載っていました。 この富士山データを整理しようと思って雑誌を探したのですが、
迷子になって見つかりませんでした。 ”地震が起こる可能性”があるという内容だったと思います。 その後、新聞にも中間報告が掲載
されていました。 私達も”まさか”という気持ちと”もしも”という気持ちを持ちながら登頂しました。 頂上では全国各地から多勢登ってい
ましたが他の方はどう感じていたのかはわかりません....?


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